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機器分析で使われる語句について。

機器分析で、ディコンボリュ-ション(deconvolution)という語句があるのですが、意味がわかりません。教えていただけないでしょうか?(辞典には載っていませんでした) 

みんなの回答

noname#259682
noname#259682
回答No.5

【ディコンボリュ-ション(deconvolution)】 ・日本語では、逆畳み込みとでも言うのでしょうか。畳み込み積分で得られた結果から、オリジナルの観測値を復元する事だと思います。 【機器分析】 ・分光分析の世界では、いくつかの系(スリットなど)を経て劣化してしまった観測値を元に、系の特性を推定してオリジナルのスペクトルを復元する事をさしています。 【参考書】 ・次の書物がわかりやすいと思います。  CQ出版 科学計測のための 波形データ処理  南 茂夫 編著

  • triones
  • ベストアンサー率48% (16/33)
回答No.4

小生の知っているエネルギー分散型特性X線元素分析装置では、例えば 主要構成元素がCr, Fe, Ni (原子番号順、ということは特性X線の エネルギー順)であるステンレス鋼中に含まれているMn(しばしば2% くらい含まれていて充分検出可能な濃度のハズなのですが)のピークを スペクトル上で確認することは困難です。これを演算によって分析が できるようにする操作がdeconvolutionです。 上記の例でのdecomvolutionの具体的演算内容は以下のような物です。 原子番号順に書くと Cr, Mn, Fe, (Co,) Niとなり、おのおの2本ずつ の特性X線(Kα、Kβ)が普通観察され、そのエネルギーは原子番号が 大きくなると、すこしずつ高くなります。 Cr, Mn, Feの場合は、Mnの持つ2本の特性X線ピークのうち、 低エネルギーの物はCrの高エネルギー側のピーク、、 また、Mnの高エネルギー側はFeの低エネルギー側と重なってしまうため、 スペクトル上からは、独立したMnのピークは識別できません。 このようなスペクトルを定量プログラムにかけるとCr, Feの重なって いない側のピークからMnのピークを妨害している方のピークを算定し、 実際のスペクトルからこれら引きさることによってMnの両方のピークを 「浮き彫り」にしてその濃度の定量をしてくれます。

  • Pesuko
  • ベストアンサー率30% (2017/6702)
回答No.3

素人です これですかねえ? http://www.hp1039.jishin.go.jp/danso/Yamaguchi2A/2-5-2-6.htm 音響の波形特徴を抽出する場合の方法のようですが。

  • rei00
  • ベストアンサー率50% (1133/2260)
回答No.2

> 機器分析で、  どんな機器分析でしょうか。それをお示しになった方が,具体的な回答が得られるかと思います。  補足下さい。  なお,大ざっぱに言えば,機器分析の場合も nikorin さんの回答と同じ意味です。

  • nikorin
  • ベストアンサー率24% (47/191)
回答No.1

数学だと「convolution」は畳み込みという意味なので 「deconvolution」は逆畳み込みとなるんでしょうが、 機器分析(?)ではどうなるんでしょう? 「convolution」の元の意味は渦巻きやねじれといった入り組んだものにするという 印象があるのでその逆、すなわち、分解、分析といった意味ではないでしょうか?

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