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抗癌剤が段々効かなくなる理由は?
こんにちは。 癌の治療に関して教えて頂きたい事があるのですが、よろしくお願い致します。 抗癌剤を投与し続けていると最初は増殖が抑えられた癌細胞にも段々と効力が無くなって最後は効かなくなり、また別の抗癌剤を試すというような事がよく行われていますが、最初に効いていた抗癌剤が効かなくなっていくのは何故なんでしょうか? 抗癌剤に暴露されているうちに癌細胞自体が変質(遺伝子変異?)して、感受性が無くなってしまうのでしょうか?それとも癌細胞にははじめからある種の多様性があって、抗癌剤が効くタイプの癌は死滅したけれど、効かないタイプの癌細胞が残り、それが選択的に増殖してしまう。。というような事なのでしょうか? 薬剤が効かなくなってしまった癌細胞にはどのような事が起きているのか教えて頂ければ幸いです。 この手の話が素人でも分かるように書いてある本などありましたら、ご紹介頂ければ嬉しいです。 よろしくお願い致します。
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- ebikichi
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細胞膜にはMDRというタンパク質があります。細胞内に入ってきた異物?を細胞外に汲み出すポンプのような役割をもっています。 抗がん剤もこのタンパク質によって細胞外に汲み出されます。 長期に抗がん剤を使用していると、MDRが大量に発現してくるか、MDRを多く持つ細胞だけが生き残るかして、その結果抗がん剤が効かなくなるというわけです。 現在では「また別の抗癌剤を試す」よりは複数の抗がん剤を組み合わせて使用することのほうが多いようです。
- rui2007
- ベストアンサー率20% (63/302)
全然自信がありませんが、素人考えですが・・・ がん細胞でも微妙にいろいろあって 最初に抗がん剤Aを投与して 抗がん剤Aが効くがん細胞は少なくなるけど、 抗がん剤Aに対して強いがん細胞が残って 抗がん剤Aが次第に効かなくなっていき、 抗がん剤Aが効かないので抗がん剤Bを投与して 抗がん剤Bが効くがん細胞は少なくなるけど、 抗がん剤Bに対して強いがん細胞が残って 抗がん剤Bが次第に効かなくなっていき・・・ って繰り返しなんだと思います。
お礼
癌細胞にはずいぶん多様性があるという理解ですね。 癌化したら変異が加速するというイメージなんでしょうか。 まずはありがとうございました。
お礼
抗癌剤に対応して変化していくのですね。 これもまた奥深い。 ありがとうございました。