- ベストアンサー
ホールダウン金物が曲がっている?建築中の問題について
- 在来木造建築中にホールダウン金物が曲がっていることが判明しました。柱に干渉する可能性もあり、新しい金物を入れる必要があるかもしれません。
- ホールダウン金物が曲がっている状態での建築は一般的ではありませんが、メーカーさんは新しい金物を入れることで解決できると話しています。
- 設計ミスについては不明ですが、強いクレームをつけずに新しい金物を入れてもらうことで問題は解決する可能性があります。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
NO2です。再び!! 土台に穴が開くことは、気分的には納得いかないと思いますが、 構造的にはほとんど影響は有りません。隠れてしまうところなので、我慢できると思います。 柱の金物はなぜ付けるかと言うと、ずれない為だけではありません。 地震が来たときに、筋違い(すじかい)が地震力に対して抵抗してくれます。その両側の柱は揺れる向きによって引き抜かれようとしたり、おしちじめられようとしたりします。 建物が倒壊する場合に、柱が引き抜け、土台からずれて壊れるケースが多く見られるのです。 それを防いでいるのが、柱金物。筋違いの強さ場所により、力のかかる大きさが代わります。(構造計算などにより算出)それにあわせた金物をつけるのです。 HD金物は、比較的大きな力がかかる場所に配置されます。 前回答にも書きましたが、10KNから25KNまでの引き抜き力に対抗して配置するのです。 このときに、基礎と土台がしっかり固定していないと、土台から引き抜け、基礎から落ちる現象も見られます。 と言う事は、土台と基礎、柱と土台、それぞれを固定する金物が必要だと言う事が分かりますが、HD金物の一部には、土台を飛ばして基礎と柱を固定する金物もあるのです。 おわかりの通り、HD金物の引き抜き力に対抗できるだけの力で基礎に埋め込まれてなければ、置いてあるのと同じことになります。 そこで確認してほしいのは、これも前回答とダブりますが、 設計されているHD金物のタイプ。 2~5の表示であれば、5倍すると必要耐力が分かります。 それから、基礎のコンクリート強度、基礎立ち上がり幅。 その強度、立ち上がり幅のコンクリートに取り付けた、ケミカルアンカーの引き抜き強度。 これが、HD金物の強度を上回ればOKということです。 ケミカルアンカーは、職人や営業が言う場合は、打ち込み式のものを示す事があります。それは、簡易的に止めるものなので、強度はなかなかでないと思います。 接着剤式の物の中から選択する必要があるのではないかと思われます。 もちろん打ち込み式でも強度がでればOKだと思います。 建物の構造と言う視点で回答しましたが、新築ですよね。 いきなりつぎはぎのようなイメージになってしまう事は施主として納得いかないと思います。 あまり横柄な態度で接してきたら、新築を注文したので、つぎはぎでは納得できないとわがまま言ってみてはいかがでしょうか? なおせないのなら、最初からやり直してほしい! では言いすぎかな? 適度になだめてすかして、脅して、泣き落して、いろいろやってみてください。 心から怒ったら負けですよ。損する事になる場合が多いです。 怒る場合は怒った振りをすることも必要になると思います。 よけいな事まで書いてしまいましたが、内容を振り分けて、必要な部分だけ読み取ってください。
その他の回答 (4)
- yosiboh100
- ベストアンサー率41% (280/680)
NO2,3,4です再び!!!! NO3ではNOを間違えていましたね。失礼しました。 カプセルが接着剤です。 おくまで詰め込み、接着剤の入ったカプセルを鉄筋のとがった先で割るのです。 これで文章から判断するとOKということになります。 5KNの引っ張り力ですか? 普通の金物(CP-T同等品)でもよさそうですね。 確かTANAKA(金物メーカー)のホールダウンコーナー という金物が10KN用で、アンカーボルトを直結しなくても良い製品があったと思います。 基準通りアンカーを施工してあるのなら、無理に穴を開けなくてもそんなのを使えば良いと思うのですが‥ あまり家をいじめないい方法で対処できると良いですね。 本当に5KNであれば、それにあった金物をつければよいと思います。
お礼
丁寧なご回答ありがとうございます。 メーカーの監督さんが親身になってくれたのか、土台ごと新品になりました。 ただ、もちろんコンクリート基礎には穴が開くのですが・・・。 メーカーは平謝りでした。 yosiboh100さんのアドバイスがなければ、ここまで要求もできなかったと思います。 今は木工事に入っています。 「これからは危ないので現場に入らないで下さいね~。」と言われましたが、しょっぱなからのミスでなんだか心配です。 でも、とりあえずそのままにはならなかったのでよかったです。 本当にありがとうございました。
- yosiboh100
- ベストアンサー率41% (280/680)
NO1,2です。再び!!! 日常茶飯事ではないところもあります。 アンカーボルトの位置は計算すれば、どの位置が適切かミリ単位で算出でき、基礎のコンクリートの型枠に固定する専用アイテムもあります。 最近では、これを使う施工者が増えています。 昔ながらのやり方だと、田植えと言って、コンクリートを流し込んだ後にアンカーボルトを差し込んでいました。 これでは、適切な位置にできなかったり、曲がったりが発生してしまいます。また、後で差し込んで入れるので、強度も弱くなるのは分かると思います。 後からのケミカルアンカーの強度ですが、数値的には強いものも出ています。 しかし、その強度が発揮されるにはいろいろな条件が絡んできます。 たとえば、基礎のコンクリート強度、厚さ、設置場所周囲の鉄筋の配筋など。 そのことも考慮に入れて考えてくれていればよいですけどね。 それから、大切なのは、ドリルでコンクリートに穴をあけたときに、中にカスがかなり入っています。それを完全に取り除かなければアンカーと、コンクリの粉に接着することになってしまいます。 *重要! 穴を開けたら、しっかり掃除をしてもらう事! これは必ず念押しして、施工してもらってください。
お礼
またも親身なご回答ありがとうございます。 本当に心強いです。 メーカーの方に「打ち込み式ではないんですよね?」と言ったところ、「違います。カプセルです。」とおっしゃっていましたが、素人的には打ち込み式のような・・・?どうなんでしょう? 旭化成のケミカルセッターという製品で、 (1)コンクリートなどの母体に穿孔。 (2)ブロアーとブラシで孔内を清掃。 (3)ARケミカルセッターというカプセルを挿入。 (4)先端45°にカットしたボルトや異形棒鋼を電動ハンマードリル等に装着し回転・打破させ、カプセルを破砕・混合しながら孔底まで埋め込む。(マーキングが施工面に達したら、ボルトの先端が孔の底に達したものとし埋め込み機械停止。) (5)硬化養生。 という工程でした。 (どこにも接着剤はでてきません。) *品番HP-12 カプセル径(mm)12 カプセル長(mm)120 容量 (cm3)9.0 使用ボルト 異形棒鋼 M12,W1/2 D13 穿孔長 (mm)100 最大引張荷重(Fc=21N/mm2) KN(kgf) 71 (7,240) 長期引張荷重 KN(kgf) 14.9(1,520) 短期引張荷重 KN(kgf) 22.4(2,280) もしくは、 *品番HP-16 カプセル径(mm)15 カプセル長(mm)150 容量 (cm3)18 使用ボルト 異形棒鋼 M16,W5/8 D16 穿孔長 (mm)130 最大引張荷重(Fc=21N/mm2) KN(kgf)122 (12,400) 長期引張荷重 KN(kgf) 25.4 (2,590) 短期引張荷重 KN(kgf) 38.1 (3,880) のどちらかになるそうです。 引張り試験はどうなるかわかりません。 メーカーの監督さんがいい方なので、あまり困らせるのも申し訳なく、「これでいいです。」と言ってしまいましたが、本当にこれでいいのか不安は残ります。 地震の心配な地域のうえ、総二階ではなく、吹き抜けなどもあるので変な形の家なので耐震性も気になります。 このホールダウン金物にかかるはずだった引張力は、5キロニュートン前後だそうです。 この方法で十分と」考えてよろしいでしょうか? それとも、もっと他によい方法をご存知でしょうか?
- yosiboh100
- ベストアンサー率41% (280/680)
>設計ミス?と思ってしまいます。 設計ミスではありません。この柱の下(柱脚)にHD金物を設置する支持を設計図書で施工者にしているはずです。 施工者は、その柱に取り付く位置に金物を配置します。 このときにずれを生じたのでしょう。 HD金物は、10KN(キロニュートン)から25KNまで4種類があります。そこに取り付くはずだった金物はどのタイプ化調べ、 穴を開けて設置したアンカーがその引き抜き力に耐えられるか確認する必要があります。 検査を受けて合格したところを、壊してやり直す行為は、どこかのホテルで話題になり記憶にあると思います。 悪質の度合いは違うにしても系統としては同じ違反行為だと思います。 変更内容を確認機関に通知し、再度審査してもらえれば安心ですが、そこまでやってくれるかな? いえることは、大切な部分なので安易に切断してよいとは思いません。 設計者・監理者とも相談しなければならないのではないでしょうか?
お礼
ご回答ありがとうございます。 わかりやすいご説明で素人にもよくわかりました。もともと柱を支持するための金物なので、柱に近い位置にあるんですね。 メーカーさんによる検査の時点では異常なかった、ということですし、私も何度か確認に行っていますが、今日初めて斜めになっていると気付いたくらいです。 メーカーさんは、「検査の時にはなんともなかったので、考えられるのは材料を運んでいる時に当てて曲がったのかも。」ということでした。 一度目の電話では、「切断してやり直すのは、かえって建物に良くないので、曲がったままでいきます。このままで平気です。」と言われました。 そのあと、それとは別に、位置が柱にあたる可能性も出てきたあるのでやはりどちらにしても切断する、と連絡がありました。 「これはよくあることなので、心配いりません。切断して、ケミカルアンカー(?)のような仕方で対処します。」と言われました。 これは前回の電話で「かえって建物によくない」といっていた方法ですよね。 その時の言葉のニュアンスから、柱に当たることに気付いてあえて曲げた可能性も否定できないのかな?という印象も受けました。 もう既に木工事に入っていて、アンカーボルトなどは土台の木の中に入っており、ホールダウン金物だけが出ている状態です。 こんな状態ですが、予定通りの棟上を目指して、今日も中断する事なく工事は進んでおり、不安は募ります。 一度、穴を開けた土台にもう一度新たに穴を開けてホールダウンを埋め、穴の開いた土台も交換されず、そのまま使うという事です。 家の土台となる部分ですし、ズレにしろ、材料を当てたために曲がったにしろ、施工段階でのミスには変わりありませんよね。 「よくあることなので、あんまり心配しないで下さい。」と言われても、それを全く抗議せず「わかりました。」でいいのかな、と思っていました。 長くなりましたが、これはyosiboh100さんのおっしゃる引き抜き力の再審査を強く要求していいミスですか? 私としては、余分に穴の開いてしまう土台の木も交換してほしいのですが、むりなんでしょうか・・・。 さらに質問してすみません。
ホールダウン金物が柱から離れていることにより、柱と結合するために金物を曲げたということですよね。それならば一般的に極普通にあります。珍しくも何ともありません。我が家もそうでしたし、文献でも認められていて全く問題なしです。さらにホールダウン金物をまげても柱に結合できないときなど、ホールダウン金物を連結・延長し、それを曲げて柱に結合する場合もあります。我が家がそうでした。これも問題なしです。要は柱が土台から引き抜かれなければ良いのです。
お礼
よくあることなんですか? 現場監督に連絡した時の対応から、とんでもないことなのかと思っていました・・。 そんなに心配ないんでしょうかね? 早いご回答をありがとうございました。
お礼
yosiboh100さん、早速お返事くださってありがとうございます。 メーカー側と話しているところなので、専門家のアドバイスは心強いかぎりです。 素人にも分かりやすいご説明でよく分かりました。 メーカーの現場監督さんもとてもいい方なので、あんまり困らせたくないのですが、基礎や土台に関わる部分なので妥協もできません。 やはり、ホールダウン金物の位置が柱にぶつかる為に、大工さんがあえて曲げて施工し、後ほど報告するつもりでいた(下請け業者さん談)、という事でした。(真偽の程は定かではありません。見つけなければそのままだったんでしょうか?) メーカーとしては、もう一箇所新たにホールダウン金物を設置するという事です。 打ち込み式ではないという事ですが、接着剤式かというと、旭化成のカプセルを埋め込むタイプ?という事でした。強度がどうなのは・・・? 強度等についてはまだ詳しく伺っていませんが、本来そのままのホールダウン金物の場合より、かえって強くなるようにするとおっしゃっており、引っ張り試験まではできないようですが、決して横柄な感じではなく、謝罪はしてくださいました。 まだ主人と相談していませんが、どうするべきか悩むところです。 こんなことは、現場では日常茶飯事なのかもしれませんね。 私たちがうるさい施主なのかな? 明日にでも報告があるかと思うので、もし悩んだらまたご相談させて下さい。