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再結晶についての疑問:なぜPを溶かすと不純物も析出するのか?
- 再結晶についての疑問があります。固体目的物Pの純度を上げるためには再結晶が行われますが、再結晶の際にはPの融点よりも温度を低くする必要があります。なぜならPの融点より高い温度で再結晶を行うと、Pが溶けてしまい不純物も析出してしまうからです。
- 再結晶によって固体目的物Pの純度を上げるためには、温度管理が重要です。再結晶時にはPの融点よりも低い温度を設定する必要があります。もし融点を超える高温で再結晶を行ってしまうと、Pは溶けてしまい、冷やす際には不純物も一緒に析出してしまうため、純度が上がらないのです。
- 再結晶時にはPの融点よりも低い温度を設定する必要があります。なぜなら、融点以上の高温で再結晶を行うと、Pが完全に溶けてしまい、冷やすときには不純物も一緒に析出してしまいます。その結果、固体Pの純度が上がらないため、純度を上げるためには必ず融点より低い温度で再結晶を行う必要があります。
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補足です。 そういう事情でしたら、おそらく、加熱した時に液層が2層に分かれないようにしなさいという風に理解すれば良いでしょう。 つまり、液体のPとエタノールに分離しなければ良いということです。 その状態であれば、Pが溶けきっていないということになります。固体のPが溶け残るかわりに、融点を超えたために液体となったPが溶け残ったと考えれば良いでしょう。 そのようになったとすれば、エタノールが少なすぎるということですので、均一の溶液になるまでエタノールを追加すれば良いことになります。 ただし、不純物が原因で分離している場合もあり得ますので、その場合にはエタノールを加え過ぎないような注意も必要でしょう。
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- jamf0421
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No1さんのご指摘の通りです。ご質問の「」内の文章は意味不明です。溶ける(dissolve;溶解)と融ける(melt;融解)の区別がついていないのでは、と思います。 再結晶は溶媒に精製したい物質Pを溶媒にいれ、温度を上げることによって”溶かし”ます。温度を上げても溶けなかったタイプの不純物をろ過して除きます。その得られた濾液の温度を今度は下げて、Pを析出させ、Pよりも溶媒に良く溶けるものを溶解させたままろ過して析出した沈殿を取る、というやり方で物質を精製するものです。
お礼
お答えありがとうございます。 また、No.1さんのお礼と同じになってしまうことをお許しください。 実際は目的物Pというのは1,2-ジブロモ-1,2-ジフェニルエタンという化合物なのです。それで、この目的物をエタノールから再結晶しようとしていたのですが、このとき教官が再結晶の際Pの融点よりも温度を上げてしまうとPが融解してしまう。Pが融解してしまうとエタノールがPを溶かしているのと同様にPもエタノールを溶かし・・・と何か言っていたのですが、よく分からなくて質問した次第です。 説明がうまくできず申し訳ありません。
その説明は意味不明ですね。「とける」といっても、「溶媒に溶ける」と「融点よりも高温になって融ける」とでは意味が違います。 Pの融点を超えた場合で、Pの量がエタノールに対する溶解度に見合う量以下であれば「溶ける」ので、再結晶が可能だと思います。 それに対して、それ以上の量であれば、「融け」て、エタノールとPの液層に分れるはずです。そうなったら、そのPの液層に不純物が溶け込んで、純度を低下させることがあるかもしれません。 しかし、それでもある程度純度は上がるでしょうし、ご質問の文章はそういったことを想定しているようには読めません。そのために意味不明であり、個人的には無視しても良いことだと思います。
お礼
お答えありがとうございます。 実際は目的物Pというのは1,2-ジブロモ-1,2-ジフェニルエタンという化合物なのです。それで、この目的物をエタノールから再結晶しようとしていたのですが、このとき教官が再結晶の際Pの融点よりも温度を上げてしまうとPが融解してしまう。Pが融解してしまうとエタノールがPを溶かしているのと同様にPもエタノールを溶かし・・・と何か言っていたのですが、よく分からなくて質問した次第です。 説明がうまくできず申し訳ありません。
お礼
質問を締め切っていたと勘違いし、ずっとそのままになっていました。申し訳ありませんでした。また、お答えいただきありがとうございました。