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アセトアニリドの再結晶について
アセトアニリドの再結晶について質問があります。 実験手順に従って書いてみますのでよろしくお願いします。 1)まず水にアセトアニリドを加え加熱すると固体が油状に変わりました。 これは何ですか?なぜ油になるのですか? 2)油状物質が全て溶けるまで水を追加し加熱していき、 全て溶けたあとにさらに水を追加し加熱しました。 全て溶けた時点で飽和状態で、そのまま温度を下げて結晶を出せば良いと思うんですが、なぜわざわざ水を加える必要があるのですか? 3)沸騰したら火を止め、沸騰がおさまってから活性炭を加えました。 活性炭はこのタイミングで入れなければならないのですか?だとしたらなぜですか? なぜ沸騰がおさまってから入れなければならないのですか? この後冷却して結晶を析出しました。 4)手順とは関係ないですが..母液とはどの液のことを指すのですか? 一応、ネットで調べてみたのですが分かりませんでした。 なぜ?と思うことだらけで質問が多いですが.. 分かるものだけでも結構ですので教えていただきたいです。 よろしくお願いします。
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1) アセトアニリド自身の融点は113-115℃とされているので、↓ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%BB%E3%83%88%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%AA%E3%83%89 「不純なので融点が低い」、「水と付加物を作って溶けた」の二つが考えられますが、はっきりしたことは分かりません。 2) >なぜわざわざ水を加える必要がある 濾過するまでに温度が下がります。その時結晶が出ては困るので水を多目にします。 3) >なぜ沸騰がおさまってから入れなければならない 活性炭には「細孔」がたくさんあり良い「沸石」なので、爆発的に沸騰するおそれがあるためです。 4) >母液とはどの液のこと この場合は多分は結晶を濾過した後の濾液のことですが、一般的には特定の物は指しません。場合によって色々考えられます。 「子」に当たる何かと分れた後の液体の方を指します。