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食塩の析出 結晶水 水和物

食塩水はフライパンで沸騰させることで食塩を析出させることができますが、これにより析出した結晶はNaClでよろしいのでしょうか? 結晶水を持つ構造の物質は同様の方法で析出させると、水和物の形で残り、結晶水を取り去るには真空引きしながら200℃、300℃と温度を上げことになるかと思うのですが・・・。 また、結晶水を持つ、持たないは何に起因するのでしょうか? 物質固有の性質を固体のまま評価したいのでなるべく結晶水を含まないようにしたいのですが、良いでしょうか?

みんなの回答

noname#160321
noname#160321
回答No.1

>物質固有の性質を固体のまま評価したいのでなるべく結晶水を含まないようにしたいのですが これは少し「狭量」な判断だと思います。 化合物によっては、例えば硫酸銅5水和物の様に、室温・常圧・環境と同じ水分含量で、最も安定な形が水和物であるばあいも多く、定容分析の「第一次基準」であるシュウ酸などは無水物は大気中で二水和物に変っていきますから、秤量は二水和物で行います。 ですので、「利用形態」により本当に無水物が適しているのかそれとも水和物が適しているのか、「現場の判断」が大きな比重を持ちます。 使用する形態は無水物であっても「精密秤量」には水和物を用い、その後に無水化することが適切な場合もあります。 また、水和物の性質を用いてそれが失われる事をセンサーの作動機構とすることもあり得ます。 いずれにしろ、頭は柔軟にしておく方が良いのが「物質」を扱うときの基本的な姿勢であるべきです

t04s838e
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 「物質固有の性質を固体のまま評価したい」というのは少し意味が伝わりにくかったかもしれません。私の場合、無水物での測定がしたかったのです。 潮解性のないNaClの結晶なども表面には、水が吸着しているのでしょうか?

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