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分極性のアニオン

今、溶媒化学について勉強しているのですが、 Pearsonが溶媒をプロトン性溶媒と双極性の非プロトン性溶媒に分類したとの記述があり、その後双極性の非プロトン性溶媒が分極性のアニオンと強く溶媒和するとの記述がありました。 そこで質問なのですが、 双極性の非プロトン性溶媒とはどのような溶媒ですか? 分極性のアニオンとはどういうことですか(アニオンが分極するというのがあまりイメージできないのですが・・・) よろしければ教えてください。お願いします。

みんなの回答

noname#62864
noname#62864
回答No.2

補足します。 >つまり双極性の非プロトン性溶媒とは双極子モーメントを有しており、プロトンの授受を行わない溶媒のことでしょうか? そういうことです。ただし、プロトン性溶媒というのは、水、アルコール、カルボン酸などの-OH基を持つ溶媒に限定して使われることが多いです。必ずしも、酸性度だけで決まるわけではないようです。 分極性のアニオンというのは依然としてなぞです。ただ、双極性の非プロトン性溶媒はカチオンを強く溶媒和し、アニオンの溶媒和はあまり起こらないというのが特徴です。それに対して、プロトン性溶媒は水素結合によってアニオンを強く溶媒和します。 つまり、負電荷が狭い範囲に集中している場合には、両者の違いが顕著になるのに対して、広範囲に分散している場合にはその違いがわずかになってしまうということが起こるかもしれません。つまり、「分極性」というのは、電荷が狭い範囲に集中していることを意味するのかもしれません。これまた自信がありませんが・・・ あれれっ?「双極性の非プロトン性溶媒が分極性のアニオンと強く溶媒和する」という記述は間違っていませんか?これらの溶媒は、カチオンを溶媒和するけれども、アニオンを溶媒和しないので、アニオンが高い反応性(求核性)を示すということで説明されるはずです。 つまり、これらの溶媒の酸素原子が負電荷を帯びているため、カチオンに配位して溶媒和するのに対して、正電荷を帯びている部分は特にないので、アニオンを溶媒和しないということです。 有機化学屋と溶媒化学屋では表現方法が違うんでしょうかね?

buchu
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。 英語の文章だったのですが、よく見ると溶媒和ではなく、相互作用でした。すいませんでした。 w-palaceさん、何度もお答え頂きありがとうございました。

noname#62864
noname#62864
回答No.1

>双極性の非プロトン性溶媒とはどのような溶媒ですか? N,N-ジメチルホルムアミド(DMF)、ジメチルスルホキシド(DMSO)、リン酸ヘキサメチルトリアミド(HMPA)などがよく出てくる例でしょうか。 >分極性のアニオンとはどういうことですか 電離してフリーのアニオンになる物質と言うことでしょう。つまり、カチオンを伴ってイオン対のままで存在するのではないという意味だと思います。ただし、これに関しては自信がありません。

buchu
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 つまり双極性の非プロトン性溶媒とは双極子モーメントを有しており、プロトンの授受を行わない溶媒のことでしょうか? また分極性のアニオンですが、電離してフリーになったアニオンならば、わざわざ分極性のアニオンと記述する意味が分からないのですが・・・。

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