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ビートルズ
中学生レベルですいません。ビートルズの「ノルウェーの森」はどうして「Norwegian Wood」なのですか?森は「Woods」だと思うのですが。森をwoodという事もあるのですか?或いはまさかこれはないと思いますが、本当は「ノルウェーの木」というタイトルの誤訳とか。しかし、前者であれば私の「複数形」の概念が根底から覆らされてしまうのですが。わかりやすく説明して頂けないでしょうか?他にもこういう例があるとか。「carp」のように複数形がないという単語ならまたわかるんですが、「森」は「woods」ですよね?。「woods」も「wood」も両方とも森なんてどう理解したらいいのでしょうか?
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ピーター・バラカンが言ったとかで急に勢いづいたようですが、あまりにも安直ではないでしょうか?彼がどう言う根拠で言ったのかを知りたいのですが、どういうことなんでしょうね。 一体これは語学の問題と言うよりは詩のテーマの問題だと思います。文章自体はそう難しくありませんし、中学生の読解力のテストにはむしろ好適の材料かと思います。私はそう詩心がある訳ではないのですが、私としてはノルウェーの森の怪談話と思っています。ノルウェー版舌きり雀と言う訳です。 まず、お話は自分が彼女を引っ掛けたんだか、彼女が自分にちょっかいを出したんだか分からないといって始まります。 次に、彼女は自分の部屋へ彼を案内します。そこで彼は思います。「ノルウェーの森はいいところだなあ」って、あるいはそこにあった家具や調度品に感銘を受けます。「ノルウェー製の材質はいいなあ」って、でも見ただけですぐ分かるのでしょうか、ノルウェー製の木材ってそんなに有名なのでしょうか?マホガニーやチークなら別ですが、あるいは家全体がノルウェー材だったのでしょうか?ノルウェー材をそんなにふんだんに使える場所ってどこでしょうか?そんなに珍しかったのでしょうか? まあそれはそれとして次へ行きましょう。彼女は彼に泊まっていくように言い、どこでも好きなところへ座るように言います。そこで彼はあたりを見まわします。そして初めてここに椅子がないのに気づくのです。 一体なんで彼はあたりを見まわす必要があったのでしょうか。今ごろどうして椅子がないのに気づくのでしょうか?先に彼は家具や調度品を見て感動したのではなかったのでしょうか?彼は先に何を見てそれがノルウェー製の木材であることに気づき、またこれを良いものだと感じたのでしょうか? ともあれ彼は仕方がないので、敷物の上に座ります。そして楽しい一時を過ごした後、肩透かしを食わされます。どういうわけか浴室の中で眠ることになります。 目が醒めてみると、そこには誰もいませんでした。 まだ暗かったのでしょうか?寒かったのでしょうか。彼は火を点します。何を燃やしたのでしょうか。ノルウェー材で作られた家具でしょうか?それとも家全体でしょうか?頭に来て部屋の中に火をつけたのでしょうか?それともたまたま彼女の部屋にあったノルウェーの木材の木切れがあったのでそれを暖炉にくべ、良く燃える材木だと言って、これを悦んでいるのでしょうか? ここはイギリスの街中なのでしょうか?ノルウェーの街角で彼女に出会ったのでしょうか? でも、ノルウェーの森って、きっと神秘的で素敵なところなんでしょうね☆
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- saturnien
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記憶があやふやですが、村上春樹の『ノルウェーの森』が出版されたときも、一種の誤訳論争があって、村上自身は“Norwegian Wood”にかんするさまざまな解釈を承知のうえで、あえて『ノルウェーの森』という題名にしたということをどこかで読んだことがあります(この辺のいきさつについて詳しい方はおられますか?)。 「参考URL」は Google にて「Norwegian Wood 誤訳」を検索したものです。参考まで。
- 参考URL:
- http://www.google.com/search?q=norwegian+wood+%E8%AA%A4%E8%A8%B3&hl=ja&lr=&ie=UTF-8&start=10&sa=N
お礼
す、すごい!こんなにみんな言ってるとは。いまごろなにゆーとんねん状態でした。改めて「ノルウェーの森」の歌詞の芸術性を確認できました。「あいしてる」とか抽象的な表現でなく、ほとんど具象的表現でいて、これだけ解釈可能な歌詞をつくるとはすばらしいと思います。彼女をマリファナに置き換えてもokとは。意味がわからない(あるいはどうとでもとれる)って歌詞は他にもあります。「フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド」の「リラックス」とかT-REXの「ゲット・イット・オン」とか。でもみな抽象表現。具象で違う意味をにおわすとはなんともハードボイルド。なーんかこういうの宗教とかでなかったでしたっけ?あるいは赤狩り時代か、ナチ時代か、とにかく、ばれちゃいけないんだけど、後世に伝えたいという事で表面と裏の意味のある文を残そうみたいなの。ノストラダムスの予言がそうでしたっけ?
こんにちわ! 私もNorwegian wood はどう考えても、ノルウェー製の木材(で作った家具)のことを歌っているんだと思います。昔見たビートルズの特番でも、ピーターバラカンさんが、「どうしてあれが森なんだ!あれはノルウェーの木材のこと歌ってるんだ。」ってちょっと怒ってましたよ。このURLにもそのことが書かれていますので参考までにごらんになってください。ビートルズの歌詞訳にはちょっとおかしなところたくさんありますよね。タイトルも、A Hard Days Nightがヤァヤァヤァになったり・・・。
お礼
遅くなりまして。ピーター・バラカンさんが言ってるとは、逆らえないですね。URLは大変丁寧にかかれていますね。凄くよくわかりました。日本人だから、二つの意味に取れるのか、ネイティブが聞いても二つの意味にとれるのかが知りたいですね。タバコに火をつけるとも、暖炉に火をくべるとも、家を燃やすともとれるとしたらそれはそれで言葉遊び的知的な詩だと思います。でも、ノルウェーの森ではなさそうですね。全体的に日常の断片を描いている様子なので、そこで一般会話として「よくない?ノルウェーの森」といきなりメタファーされるとは思えない。とっぴ過ぎる。大体部屋がノルウェーの森してるとはどんな状態なのだ。やはり初めて部屋に人を招いて、気まずさなども含めて、当り障りのない話という事で、「このノルウェー材(の家具)どお?」と言ってるわけですね。「ノルウェーの森」とうタイトルは誤訳ではなくあえてそうしたと思いたい。その響きを優先させたと。さすがに天下のビートルズの訳ですから、そう簡単に誤訳はないと思います。「ヤアヤアヤア」と同じく「邦題」ですよね。ただ、それがあまりにも「誤訳っぽい」ので混乱してしまいました。あーーーしかし、タイトルが、わざとの「邦題」はいいけど、歌詞は直訳して欲しいですね。それはだましになる。ありがとうございました。
- budodon
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私も聞いたことありますよ。Norwegian Wood=ノルウェ-の材木 説。 で、そこから考えると、最初の Is'nt it good Norwegian wood は 悪くないねぇ。ノルウェー材も。 となり、さらに最後の Is'nt it good Norwegian wood は よく燃えるねぇ。ノルウェー材は。 となるのでは?と。 つまり、行った部屋はノルウェー材でできた家か、またはノルウェー材の家具がある家で、やり損ねた腹いせにそのへんの壁だか棚だかを壊して焚き木にしたと。 なんだかどろどろした歌になってきますが、ジョンならやるかもなーなんて。 No.1の回答のように、ただ単にジョンの気まぐれのような気もするのですが。意外とそんなの多いですよね、ジョンって。うー、ジョンに聞いてみたい!
お礼
どーにも。森でいいのかと思ったところ再び木材へ。その都度納得している私って。有難うございます。次の方がURL載せてくださってますね。このつづきはそちらで。
- tintagel
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辞書を引くと英語として両方、正しいと分かります。 「3(通例~Sで、しばしば単数扱い)森、林」、「8《形容詞的用法》b)(しばしば~S)森に住む,森に生える」と出ています。 (旺文社さんの旺文社英和中辞典から引用しました。) *3の用法では普通、森(または林)をwoodsで表現し、woodで表現されることもあり、8の用法では普通、woodで表現する出ています。 woodを木とすると森はwoodsですが英語では森全体をひとつと考えwood表現するということではないでしょうか?
お礼
有難うございます。 本当ですね。 wood 【名】 まき、ウッド、酒だる、森、木、木材・ ・ Some people cannot see the wood for the trees. : 《諺》木を見て森を見ず。 すいません。辞書昔調べたつもりになっていました。木を見て森を見ず、もwoodなんだー。じゃあ「ノルウェーの森」で全く問題ない事になりますね。「ジョンのきまぐれ」「材木」説はどうなるんでしょう?
- coco1
- ベストアンサー率25% (323/1260)
こんばんわ。私も昔は不思議に思ったものですが、多分、あれ(森)は誤訳だと思います。 森はwoodsですから、wood単数では決して森ではない。じゃあ何かというと、多分、昔出会った女に招かれて尋ねた部屋にあった家具調度がノルウェイ製の木材を使っていた、あるいは部屋にノルウェイ製の木版画が飾ってあった、というのではないかと思っています。 それとも、ジョンにはそれほど深い意味もなく、isn't it 「good」と韻を踏むためだけに気まぐれでwoodを使ったのかも知れませんね。
お礼
おおっ!そうですか。(永年の疑問の為、つい感動が)。英語の先生とかに聞くとけっこう煙たがれた。知らない事は聞かれたくないみたいな。かといって日本語訳の事を外人に聞いてもしょうがないし。誤訳ですか。という事はとてもあいまいなwoodなのですね。想像させるwoodというか。いずれにしても「決して森じゃない」断言して頂いてすっきりしました。ありがとうございます。しかし、ジョンの気まぐれはどういうことなのでしょう?韻を踏むためにwoodsをwoodにしたということでしょうか。そうではないですよね?森を木にしたという事ではないですよね。というか、「ノーウェッジアン・ウッドに大した意味はない。韻を踏んだだけだ」という意味ですよね?間違ってますか?
補足
みなさま宛です。 いつもなんですが、かるーい気持ちで質問した所、実はとても深いというか大きな背景があったりして、その情報の深さや大きさに敬服する反面、質問者としての弱体ぶりに申し訳なく思います。もう、簡単に質問してはいけないぞ!とも思ってしまいます。そんな逃げ腰からお返事が遅くなってしまい、本当に申し訳ありません。何より点をつける段階で逃げ腰になってしまうのです。教えていただくわけなので教えてくださる方は先生なのに、点をつけるなんて!点をつけるのは小学校以来先生がするものと決まっています。 ともかく、 有難うございました。