- ベストアンサー
四谷怪談のお岩さんについて
http://www.loc.gov/exhibits/ukiyo-e/images/8746s.jpgの中のお札に書いて在る意味とお岩さんのおでこに書い在る文字と意味 http://www.loc.gov/exhibits/ukiyo-e/images/8749s.jpgの中の提灯に書いて在る文字の読み方(ひらがなで)と その意味を教えて下さい
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
1枚目の絵(葛飾北斎画『百物語』のうち「しうねん」)にある、位牌に書かれた梵字は、阿弥陀如来を表す「キリーク」という字に似せて書いた、梵字もどきです。 次の戒名は「茂問爺院無嘘信士(ももんじいいんむきょしんじ)」ですね。もちろんこれは本当の戒名ではなく、戒名に似せて書いた北斎の冗談。院号にある「茂問爺」は「モモンジイ」の音をを漢字にこじつけたもの。 モモンジイ(ももん爺)とは、歳を経たモモンガ(ムササビ)のこと。その当時モモンガは野衾(のぶすま)とも呼ばれ、人間に飛びついて窒息させる化け物の一種とみなされました。モモンガが歳をとるとモモンジイになる・またモモンジイはイノシシの別名ともされました。江戸時代に猪料理屋は、ももんじい屋とも呼ばれ、また獣肉全般をモモンジイとも呼びます。 ともかく、当時はモモンガ・モモンジイといえば化け物を意味するほどになり、着物の袖やすそを広げて「モモンガ」といって脅したり、「モモンジジイが来るぞ」といって子どもを脅かしたりしました。またモモンジイの音から、江戸時代には「百々爺(ももんじじ)」という老人の姿をした化け物まで創作されました。 茂問爺院は、おそらく北斎が歳を取った自分の姿を、モモンジイになぞらえて作った冗談院号でしょう・もしかしたら院号(いんごう)の音が因業(いんごう)に通じるので、因業爺にも引っ掛けてあるかも知れません。描かれた「しうねん」は、死者の執念が蛇になった様子ですが、あんがい北斎自身の絵に対する執念を、自身が客観視しているのかもしれませんね。 「無嘘」はその通り「嘘は無い」でしょう。 2枚目の「お岩さん」は先の方の回答の通りです。ちょうちんの額にかかれた字は梵字もどきですね。
その他の回答 (2)
- Scull
- ベストアンサー率26% (248/951)
二枚目の画像、提灯の二行目の最後三文字は「いわ女(いわじょ)」。つまりお岩さんの名前です。 位牌に書いてある文字はほとんど意味がわかりませんね。たぶん、諡ではないかと思うのですが。 位牌の上部、額に書かれている文字は凡字(サンスクリット文字)で、意味はさっぱり(笑)。
お礼
ありがとうございました。やはり、質問が難しかったですね。
- stkin1164
- ベストアンサー率33% (6/18)
2枚目の写真の提灯に書いてある文字ですが、2行目は読めませんが、1行目は崩し字で「南無阿ミた仏(南無阿弥陀仏)」と書いてあります。
お礼
ご回答有難うございました。よろしくお願いします。
お礼
ご親切、丁寧にご回答いただき有難うございます