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霊能力者を医学的に解釈すると
学問&教育のカテゴリーに医学がなかったので、とりあえず心理学のカテゴリーで質問。 友人に霊能力のある人がいます。 私自身、少しうつ病の傾向があるかなと思うことがあって、精神医学の本をあれこれ読んでみたのですが、彼はもしかしたら統合失調症の一種なんじゃないかというような気がしてきました。 1まず、彼は複数の守護霊と日々対話してる。 2統合失調症の本に書いてあるような患者の例では「電波がどうのこうの」というような話になる。 物理的に聞こえないはずの声が聞こえるという点では、1と2は同じなのではないか、というが私の仮説。この仮説は間違っているでしょうか? テレビでみる霊能力者は、表面的には普通に社会生活をしているように見えるのですが、こういうのは「統合失調症」的な感覚をコントロールできる人ということなんでしょうか? 学術的な意見をお願いします。
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12です。 症状から病気を見極めるのは無理な話です。それでは占い師や預言者です。 医者は、知識のある病気の可能性をすべてあてはめて、可能性を消去しないと診断不可能です。 経験上の勘をたよりにするのはいいですが、いつでも、明らかなことを、明らかな手順でやるということが、一番大切なことです。 そして、東洋医学や気功整体や占いのように、違う理論で診断を下せば、当然違う治療があります。 精神医学や心理学は19世紀末にはじまった、西洋の実験医学です。 それぞれの病理学の違いというのは大きな違いなんです。 実験医学は、膵臓の機能低下や胃腸の疲れが鬱を引き起こす、とは考えませんし、 水分の流れ、気の流れ、血流がホルモンバランスを整える、とも考えませんし、 悪い方角の気の影響を受けた、とも考えませんし、 星の影響や、カルマの影響、とも考えません。 真実はわかりませんし、何が効果的な治療かはわからないです。 ただ、多勢の人が同じ薬で治る、というのが、実験医学のとりえです。それだけです。千里眼ではありません。 a,b,c,d,が疑われる、としてみましょうか。 教えてgooでは医療アドヴァイスや病名の特定は禁止なので、あくまで例と考えて参考にしてください。 a,脳腫瘍 b,風邪 c,薬物常用 d,アルコール常用 e,自律神経失調症 f,慢性的な肩こりと不定愁訴をともなうホルモンバランスの乱れ g,統合失調症(いわゆる分裂病) h,精神不安定 i,虚言 j,その他の器質的な(損傷などによる)異常 k,その他聴覚の異常 l,その他の原因不明の異常 何か意味のある推理になっていますでしょうか? そのご友人のご家族の精神科医は、a,b,c,d,j,kではないので、気にしていないのでしょう。 精神科医療は、困っていない人には、何もすることがないし、正常か異常かの線を引く仕事ではないですから、 ご本人もご家族も困っていないことは確かでしょう。 しつこいようですが、「生きづらい」人が精神科に行って、診断の結果はじめて「統合失調症にしてもらう」のであって、 統合失調症の人が最初からいるのではありません。精神科の医師は、名札をもらいに来た人にしか、名札をあげないです。 (私は医師ではありません。研究者です。念のため。。。)
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- zqpmxwon
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>1まず、彼は複数の守護霊と日々対話してる。 これが本当ならこの彼は霊能力者なんでしょう。 ただしこれが本当かどうかは、第三者にはわかりえません。 なので例え統合失調症と同じ症状に見えても、 本人が霊能力といえばそれは霊能力なのだと思います。
お礼
レスが遅くなりましたが、 私は彼に何年かぶりに再会したとき(遠くに住んでいるんで、日ごろはほとんど連絡してません)霊能力者になっていて、私からすると半ば冗談で私の体を見てもらったところ、私の「霊的な身体」の異常を興味深い言い回しで言い当てられ、なんというか私はコロっといってしまいそうになったんです。詳しくは書けませんが、ずばりと言っていて非常にメタファーに富んでいるというか。私は別に人生相談しているわけじゃないのに、人生相談の回答をすべて得てしまったという感じです。今の私に対して、これ以上の言葉があるのかというほどの言葉でした。 統合失調症と書きましたが、私は現実の患者を見たことがないのでなんとも言えず、他者の声が聴こえる彼を現代科学的にどうとらえるかということですね。起きている時、しらふの状態で声が聴こえるというのは「異常」なんで。 私は趣味で音楽をやっていて、ときどき空から音が降ってくるのですが、こういう芸術的体験とは多分違うんだろうと思うし。
- macinspire
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テレビに出ている人は「霊能者」ではなく、タレントの1種と解釈しています。何かが見えると言っているのは演技で、何かを言い当てるのは事前に調査をしているのであり、番組はドキュメントではなく台本のある番組であると。 百歩譲っても、「深い洞察力」の1種で、いわゆる霊的なものではないと考えます。 よって、ひとまず、テレビに出ている霊能者が普通に社会生活をしているのは「仕事」をしているだけなので失調症とは無縁と考えます。 幻覚は電磁波が脳に作用した結果という説があります。 霊能者は電磁波の感度が強い、何らかの解釈をしている、という仮説はありえると思われます。 ※霊能者を全否定するわけではないですが、それ以上は分かりません。
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補足
ずばり、といった感じの回答ありがとうございます。医学的な考え方は勉強になりました。 「そのご友人のご家族の精神科医は、a,b,c,d,j,kではないので、気にしていないのでしょう。」とのことですが、これが正しいならば、残るはe,f,g,h,i,lということでしょうか? 私の友人の家族は、今から思えば「普通に考えるならばgの一種」というようなニュアンスのことを話していたような気がします(そのときはgについての知識がなかったので、つっこんだ質問ができなかった。時間もなかった。彼がほんのしばらく席を外したときにそれとなく会話したんです)。問題がないから気にしないというならば、仮にgや他の異常の疑いがあったとしても家族はそのままにしているのかも、と回答を読んで思いました。 まあ、しかし問題があるかないかと言えば、彼は仕事をしていないという世間一般的な問題がある。彼には父親という立場があるんだけど、どうも放棄しているようで家族は困っています。