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技術者としての自信と不安
- 大学4年の女性が、建設コンサルから技術職の内定を頂きましたが、自身の技術力に不安を抱いています。
- 専門性もなく、理系科目も苦手な彼女は、技術者としての自信を持つことができるのか疑問に思っています。
- 公務員との比較も悩みの一つであり、アドバイスを求めています。
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これから社会の一員になるという段階で、自分の将来像が描けず不安になることは少なくありません。 事実、学部で専門性のある勉強をしてきた人でも実戦で仕事にとりかかってみると、今まで勉強してきた内容が通用しないことは良くあります。 大学は勉強するところで、コンサルはまず、会社に儲けさせることが重要になります。 ある意味、就職してからが本当の実戦に対しての勉強ということです。 でも、今まで新人さんを30年も見てきていると、自信過剰な人、不安でいっぱいな人、何も考えずに言われたことをコツコツこなしていくタイプ等々いろんな人がいます。 いまでも覚えていますが、ある新人男性などは、内定段階で会社の概要を話しただけで、自身喪失してしまって会社に出てこなくなりました。 なんとか、なだめて会社には出てくるようにはなったのですが、今度は失敗を極度に恐れて仕事が手に付かない状態になってしまいました。 いままでの経験から言わせてもらえれば、ます、毎日出社する。 ハデな仕事でなくても真面目になれば、上司に理解されるとになります。 まあ。最低限、ここまでくらいは努力しないとチームワークの一員にはなれません。 専門性もない、理系科目も苦手。ということをご自分の弱点と捉えているようですが、これは会社側から考えれば不遜な考えに凝り固まっていないダイヤの原石のようなものです。 原石を磨くのは、個自分の努力と会社の指導力が身を結んで初めてなしうることです。 今までは、自分が自分がと自らのチカラのみで頑張ってきたのでしょう。 でも、これからはあなたを指導してくれる会社の先輩がいます。 あなたと同じ不安な気持ちで何年か前に入社した先輩方です。 仕事はひとりで行うものではありません。 必ずチームで行うもので、失敗しても一人に責任が集中しないようにかんがえています。 3人がチームを組んで一所懸命考えた案をもってくるときがありますが。どうみてもダメだろうと感じる案も、やらせてみることにしています。 だめだと判断した案も彼らナリに研究し改善してきて、こんど私に見せるときには、かなりがんばったんだろうな・・・という跡が見えます。 こんなことを繰り返しているうちに、仕事のやり方ペースが自然と身についてきます。 このころになると、内定をもらったころの意味不明な不安感はどこかへ吹っ飛んでいき、あらたな仕事に対する闘士がわいてくるものです。 そんな忙しい仕事の中でも自分自身の勉強は行っていてください。 ゆくゆくは技術士試験を目に入ってくるもので、技術職のための勲章のようなものです。 職務を遂行する上で強力な武器になります。 がんばってください。
お礼
お返事ありがとうございます。とても励まされました。 「技術士補の試験、学生のうちに受けるんだろう?」と最終面接で聞かれたので、今から技術士試験を目に入れなくてはいけないようです。まさかその年でもう技術士補を取れといっているのではない(と願いたい)と思いますが、JABEE認定の偉大さを思い知らされました…(1個下の後輩からJABEE認定校になるようです)。 将来産休や育休を取りながら働いていくつもりですが、いくら権利とはいえ使えないヤツが休みもらってまた復帰してくるのは周りとしてもいい顔しないと思うので、会社に必要な人材になりたいものです。 悩んでも、やってみないことには分かりませんよね。 やりたいことなので、まずは挑戦してから今後を考えたいと思います。 ありがとうございました。