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筋交いと確認申請(役所の判断)

現在自宅を新築中です。中間検査も終わっているのですが、心配なところが出てきました。二階建の建物で、総二階ではなく、二階部分が屋根裏部屋のような三角形の形をした二階建てです。高さは、一階部分の床から天井まで3M、二階部分の床から天井まで2.7Mくらいあります。土地の形が長方形なので、住宅も南北に長いです。実は、二階の筋交いが設計と違うところに入っており、設計士に尋ねてもあまりよくわからないので、お金を出して違う設計士事務所に調べてもらいました。その結果、意味のないところに筋交いが入っており、屋根(ガルバの金属屋根)をブレーンで補強しないと、南北側からの抵抗力が弱いという説明でした。その、意味のない(有効ではない)筋交いとは、登り梁間を渡した横材に取り付けられており、高さは、腰の高さほどの短い筋交いです。これが南北に有効に働くとは考えられないため、補強が必要だということでした。ただ、壁量計算では、普通の筋交いとして計算するので、問題なく数字が出ています。有効でない筋交いの数による壁量計算では、まったく意味がないと思うのですが、どうして確認申請もおりて、中間検査まで通ったのでしょうか?ちなみに、中間検査に来た役所の人は、二階にも上がらずに帰っていきました。これでは、不安で役所も信頼できません。念のため、自宅を設計した設計士さんは、時間にルーズなので 信頼できなくなり、インターネットで探した第三者的に意見を言ってもらえるところに壁量等の検査を依頼しました。何かにつけてお金を出して調べてもらわなければ自宅が完成しないのではないかと心配しています。どなたかアドバイスください。小さなことでも何でもいいのでお願いします。

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noname#45516
noname#45516
回答No.2

 責任を持てる見解は役所か元々頼んでいる建築士だけですので、あくまでご参考までに書きます。  まず、その腰の高さの筋交いというのは確かにほとんど効きませんが、計算上でも腰の高さで計算しているはずです。高さに比べてどれだけの幅で筋交いを入れないと耐力壁にならないよ、という基準がありますので、その筋交い部分は元々含めなくても良いものとして計算しているはずです。  次にその計算への見解ですが、実は設計をした建築士以外の建築士に計算しなおしてもらっても、同じ値が出ないことは良くあります。というのも、壁量計算はもとより構造計算においても「計算式」は同じでも計算の前提になる「仮定」は、センスと経験と安全率により、みな信じるものがバラバラであったりします。(そういう意味では姉歯さんのマンションも、好意的に計算すれば取り壊しの必要なものはないとすらいいます)  ですから、元々頼んでいた建築士の見解と、次の建築士の見解に違いがあっても、それは一概にどちらかが間違っているとは言えないのです。そういった微妙な関係に決定権を持っているのが建築主事ですので、どうしても白黒付ける必要がある場合は相談するのも良いでしょう。    次に、壁量計算は暫定的な計算のため、元々安全率を見込んである定数をならべ、そこからさらに安全率を見て枚数を決め、さらにねじれの補強のため枚数を重ねるのが一般的です。それも踏まえて、後から依頼した建築士に、ただちに改修が必要なほど耐力壁が足りないのか聞いてみてください。その方個人の安全率の取り方が、元々依頼していた建築士の安全率より大幅に見るのだと予想してます。  最後に、役所が見るのは法律上の「最低限度人間が人間らしく住めて、小さな地震ではそれほど壊れない」くらいの基準を満たしているかどうかです。そしてそれは、よほどのことがない限り余裕で満たしています。役所がOKを出したから安心、ではなく、法律上のOKがでた、財産としてはどうか、作品としてはどうか、耐久品としてはどうか、など、様々な方向からは自分で判断するしかありません。  まずは自分でもある程度の知識を持ち、質問項目を作った上で建築士の方とお話ください。じっくり話せば問題ない事項だと考えられます。壁量計算は掛け算と足し算の繰り返しですので、参考URLをご覧になって自宅を計算してみてはどうでしょうか。「壁量計算」で検索すればもっと分かりやすいものもあるようです。

参考URL:
http://www.house-support.net/zu/zu_s.htm
milktea48
質問者

お礼

DesignK様、いろんな角度からの返事をありがとうございます。   もともとの設計士さんも、客観的意見を下さった設計士さんも、二階の南北方向に対する筋交いの計算は、通常の筋交いの倍率で通常の計算をしておられます。また、南北の風に対する筋交いは、この腰の高さの筋交いしか入っていないのです。もともと頼んでいた設計士さんは、計算書さえも作っていませんでした。私が計算書を見せてほしいと頼んだときに、自分が計算をするときに走り書きをした、メモの切れ端をくれただけでした。ですから、その計算を自分で表にして、どのような計算がされているのか計算をしなおしました。ですが、筋交いの位置や数を変更した意図がはっきりとしたものではなかったため、納得できなかったので、ほかの設計士さんに頼みました。 役所のことですが、DesignKさんのおっしゃるとうりかもしれません。 役所がOKを出したから安心ということはないのかもですね。自分で判断できるくらい勉強してみようと思います。   最後に、筋交いの高さと幅のことですが、1Mくらいの筋交いの高さですと、どのくらいの幅のものになるのでしょうか? 筋交いの高さと幅のことがどうしても探し出せないので、教えてはいただけませんでしょうか・・・。 質問項目をつくった上で、話をしてみたいとおもいます。 ありがとうございました。

その他の回答 (1)

noname#78261
noname#78261
回答No.1

役所の検査ならば、構造についてその役所にお問い合わせして確認をおろした主事と検査の担当とお話をすることをお奨めします。とりあえず確認書の副本と現場の写真を手元にもって役所と話をしましょう。たくさんの建築士の意見を聞く事は参考にはなりますが、料金もかかりご不満が募るばかりでしょう。検査時には検査料、審査時には審査料をすでに払っているのですから不備があるのかないのか確認するのに費用が発生するかは不備がなかった場合だけかもしくは全く料金がかからないでしょう。検査員はともかく主事はある意味一級建築士よりも長けた資格ともいえます。その人に詳しく聞けばよいのではないでしょうか。 本来は、設計者や工事監理者に相談すべきなのでしょうがその両方がその設計士さんなのでしょうか。時間にルーズでも罰せられませんが、設計に本当にルーズであれば罰してもらうこともできるのですよ。本人の説明も一緒に役所でうかがうといいでしょうね。 ブレース(ブレーンじゃなく天井にブレースだと思いますよ)をいれることも明確な対策でしょうが、現場の状況が(2階の断面形状は三角?台形?)わからないので適確と思える意見がいえません。 工事は耐力壁の問題だけではありません。工事監理者を途中で変更して受けてくれる方に最後まで見てもらい(手続きが必要です)、今まで払った監理料を一部返してもらうという方法もあるのではないでしょうか。

milktea48
質問者

お礼

kei4912様、質問事項をそろえた上で、明日にでも、役所の方と元々の設計士さんに正直に話をしてみようと思います。屋根のブレースのことなどは、私素人が思いつきそうもないことなので、話がごちゃごちゃにならないためにも正直に話をしてみます。何時間か考えましたが・・。 私の立場でのご意見本当にありがとうございました。

milktea48
質問者

補足

kei4912さん、早速のお返事ありがとうございます。設計と工事管理者はその設計士さんです。ブレーンではなくてブレースでした・・。 役所の方に話しを聞いてもらえるのでしょうか・・・。正直に、お金を出して別の設計士さんに見てもらったことを話したほうが言いでしょうか?今契約している設計士さんとうまく行かなくなる気がして、本当ならすべて話してしまいたいのに言い出せないでいます。工務店に頼んだ住宅ではなくて、設計士さんに材工分離発注方式のような方式ですすめてもらっているので、ルーズな設計士さんでも、うまく行かなくなると心配です。でも、本当のことを話したほうがいいですよね。 二階の断面は、ほとんど三角形です。東西方向に対する筋交いは中央あたりの高くなった位置に二箇所あるのですが、南北の筋交いは、屋根の軒先近くの位置を南北に走っており、高さは1Mないと思います。しかも、東西で筋交いの数は違うし、位置も違うし、ダブルであるかシングルであるかもそろっていません。 とりあえず、早速明日にでも役所の方に会ってみようと思います。 設計士さんの資格を持った人が設計した住宅では、構造計算書を提出しなくても良いということで、構造計算書はないようです。設計士さん自身も持っていないということでした。長文すみません。

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