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教育の制度
中学生で、たまに小学生のときに習得するべき基本的な概念をすっ飛ばして中学生になっている生徒がいるのですが、その場合、「中学校でその欠落部分を補完する授業を行なわなければならない」というような制度はあるのでしょうか? もし無いのなら、そういう生徒を進級させることによるさまざまな問題(集団授業についていけない等から付随するもの。下手すると、登校拒否や非行化に発展する恐れもあり)は、誰が責任を取るのでしょうか? もし誰かが取るのだとすれば、その人間は必死になって教えようとするだろう。いや、そうしなければならないのだ。なぜなら、この場合責任を取るということは教育者として生きることをやめなければならないということなのだから。 また、誰も責任を取れないなら、その生徒を進級させるために、最大限の努力をしなければいけない。なぜなら、そもそも責任をとれないのに進級させることが間違いだから。責任を取りたくなければ、その生徒を進級させるに足る学力をつけさせなければならないから。また、少々辛辣な言い方をさせてもらえば、責任を取れないような人間が教育者として生きれるような教育制度って、補完塾にも劣ると思う。ひょっとして文科省の補完塾推進は、責任放棄したという意味なのだろうか? てことは、 「中学校でその欠落部分を補完する授業を行なわなければならない」というような制度」なんて無いのだろうか?教えてください。また、この手の問題で頭を抱えている人なんかもいれば、その問題点を協議して、お互いの指導に役立てましょう。
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お若い方の様ですね。文面からよく分かります。 賢明な方の様ですので、はっきりした答えが無いだろう事を予測されての質問でしょう。 さて、私の意見ですが。。。(「回答」と認めてもらえないもしれないので謙虚に行きます。。) >そういう生徒を進級させることによるさまざまな問題 逆に義務教育での落第ってあるのか?落第が無いなら進級でしょう。 義務教育までは学力の有無に関わらず進級出来ちゃう制度ですので、それと学力を結びつけるのはちと強引かと思います。 と、言っても気持ちよーーーーーーーく分かりますよ。 私もなんで中学2年の生徒(しかも12月!)に分数(小学3年のレベル)から教えないといけないんだ????と腹立つ事多いですから。 そういう生徒ってそのレベルから分かってないから中2までを全ておさらいしないといけないですよね。 はい。しーーっかりお金頂いてます。そこまで親身になって高校受験合格までもっていける人間なんてザラにはいませんから。 親御さんも、もう時間無いし、高校にいけないと思うとお金に糸目はつけませんね。 でも、そういう状態までほっといたのは、親の責任です。サービスなんかせずどんなに高額になってもしっかりお金を頂きます。 ご質問の回答ですが・・・ >「中学校でその欠落部分を補完する授業を行なわなければならない」というような制度はあるのでしょうか? 無いと思います。中学校の先生は中学校の授業をする為の先生ですから、決められた時間に決められた授業内容をするのが仕事ですからね。 それに先にも言ったように勉強が出来ないからって落第って無いですから。 ですが・・・・その生徒は高校受験には落ちる可能性があり(当然中1からの成績が悪いので内申は悪いですし・・・)その中学の高校進学率に関わるから中学の先生が高校に頭を下げに行く位はあったりして。(勉強ではなく、そっちの方の努力でしょうね) >もし無いのなら、そういう生徒を進級させることによるさまざまな問題(集団授業についていけない等から付随するもの。下手すると、登校拒否や非行化に発展する恐れもあり)は、誰が責任を取るのでしょうか? やっぱり何か問題がおきたら責任を取るのは親でしょう。 ただ、「下手すると、登校拒否や非行化に発展する恐れもあり」が「集団授業についていけない等から付随するもの」と考えるのには疑問がありますが、もし仮にそうだとしての回答です。責任は「親」がとりますね。今の義務教育制度上「親」というしか無いでしょう。 逆に分数が出来ないのをほって置いた「小学校3年の時の担任」か?と思うと、うーーん、それを言っても始まらないし、だからって中2の今その「小学校3年の時の担任」をつかまえてどうしようというのか?そしてそれを分かって放置しておいた「小学校4年~中学2年までの担任」に対してどう責任を取らすのか? こうなったらあなたがこの国の制度をその責任の所在をはっきりさせる制度に(学力がついてないと小学校の時から進級させない、進級させれなかったらその学年の担任の責任)変えるしかないのでは?
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- emirinn0
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今拝見させて頂いて、全くの同意見です。あぁ、やっぱり・・・という感じですね。 ちなみに私は塾講師以外で家庭教師もやっております。雇われではなくフリーで。マージン取られるの嫌ですし、他の家庭教師派遣センターはかなり高額なお金取ってますから、ほんの少し下げるだけでとても喜ばれます。といってもかなりの高額です。 生徒が増えればアルバイトを雇い、マージンを取れたりもしています。 もちろん責任問題等は発生しますが、元々誠実(自分で言うか??)な性格で、誠心誠意やらせてもらってます。 最初の一年は苦しいですが、実績がつけば口コミで広がります。 参考になる回答が沢山貰えたらいいですね。 私も参考にさせて頂きます。
- yomyom2001
- ベストアンサー率46% (763/1638)
わたしは教師でもありませんし、塾や予備校の講師でもありません。 で、NO.1のemirinn0さんに質問なのですが、(素朴な質問ですみません) >逆に義務教育での落第ってあるのか?落第が無いなら進級でしょう。 >義務教育までは学力の有無に関わらず進級出来ちゃう制度ですので これって、法律みたいなもんでそういう制度になっている、ということでしょうか? 実は私の同級生で小学校の4年ぐらいのときに病気でほとんど学校に来れなくて、結局もう1年同じ学年をやった友人がいました。おそらく出席日数の問題なのだろうと思いますが、出席していないイコールその学年の学力がないだろう、という意味で留年させたのですよね、たぶん。 やはり学力がなければ留年させてもいいのではないでしょうか?
お礼
ご回答ありがとうございます。 留年についての私の意見は、emirinn0様のとこのお礼に書いたのでよろしければご覧下さい。 私の論法を用いるならば、病気等で出席が足りていなくても、教育評価(つまりテスト)で学習が達成されていることが認められれば進級することが出来るといえる。さらに、この制度を利用して、飛び級なんかも簡単に出来るようになる。意欲的な学生なら、たちまちに卒業していくだろう。だいたい、中2は14歳、小6は12歳などと誰が決めたのだ。もっと多様化してもよいはずだ。ただ、この制度は単位制にしないと難しいかもしれない。 どう思います?
お礼
ご回答ありがとうございます。 >逆に義務教育での落第ってあるのか?落第が無いなら進級でしょう。 義務教育までは学力の有無に関わらず進級出来ちゃう制度ですので、… どうして落第がないんでしょうね。まあ、大人のエゴイズムで子供の将来を滅茶苦茶にするよりは良いと思いますがね。emirinn0様のこのご意見のおかげで、なぜ学級崩壊が起こるのかがわかりました。 >と、言っても気持ちよーーーーーーーく分かりますよ。 私もなんで中学2年の生徒(しかも12月!)に分数(小学3年のレベル)から教えないといけないんだ????と腹立つ事多いですから。 そういう生徒ってそのレベルから分かってないから中2までを全ておさらいしないといけないですよね。 本当に泣けてきますよね…。(′д`) ハァー。私も分数あたりから、やらなければならないんですよ。まだ、分数はよいのですが、長方形の面積=たて×よこをよくわからないと泣く生徒に、どこまでわからせられるか腕の見せ所です。ハッハッハ!。それも1週間に1コマという状況で、期末テストまでに…。 >はい。しーーっかりお金頂いてます。そこまで親身になって高校受験合格までもっていける人間なんてザラにはいませんから。 親御さんも、もう時間無いし、高校にいけないと思うとお金に糸目はつけませんね。 でも、そういう状態までほっといたのは、親の責任です。サービスなんかせずどんなに高額になってもしっかりお金を頂きます。 なんか大人の世界なご意見ですね。たしかに、私も親の責任というのはあると思います。でも、みんながみんな人格者の親を持っているとは限らないし、親がいない、あるいは欠損家庭で育った人の中にも、優秀な人間はいますよね。私が思うに、やっぱりその子自身の内面の問題なんですよね。人間って何か目標があればがむしゃらに突き進むことが出来るもんですが、これは出来るだけ近い未来の目標でないと、やる気を維持するのが難しい。たとえば、期末テストで100点とったら1万円お小遣いが出してあげると言われれば、それこそ死ぬ気で勉強すると思うんですよ。しかし、この高校に入ったら20万円のスクーターを買ってあげると言われても、たぶん無理でしょう。受験と期末じゃ重みが違うから。逆に余計なプレッシャーを与えるだけでしょう。一番のいい手は見えの張り合いなんですが、これは子供がではなく、親御さんの方がなんですよね。だから、金にいとめをつけない親御さんもいるわけですが、私の働いているところは、非常に良心的なところなんですよ。授業料は安いし、他塾批判もしない、そんな雰囲気だから仕事がしやすいし、生徒も明るい子が多い。ですから、「割り切って」という考え方はよほどのことがない限りしないし、私もいやです。いや、決してemirinn0様の塾のやり方を非難しているわけではありません。ちゃんと親御さんと同意のもとに行なっていますし、学習塾=ボランティア団体ではないのですから。でも、なんかしっくり来ないんですよね。「お金させもらえれば…」という考え方は。たぶん、私がまだ若輩者で、世の中をよく知らないからでしょう。でも参考になりました。 >無いと思います。中学校の先生は中学校の授業をする為の先生ですから、決められた時間に決められた授業内容をするのが仕事ですからね。 やはりそうなんですか。でもこのことは、我々受験産業で生きている人間にとっては喜ぶべき状況ですよね。子供を持つ親御さんには負担がかかると思いますが。 >ですが・・・・その生徒は高校受験には落ちる可能性があり(当然中1からの成績が悪いので内申は悪いですし・・・)その中学の高校進学率に関わるから中学の先生が高校に頭を下げに行く位はあったりして。(勉強ではなく、そっちの方の努力でしょうね) これは喜劇ですね(笑)。だったら補修すればいいのに(笑)。 >やっぱり何か問題がおきたら責任を取るのは親でしょう。~中略~、逆に分数が出来ないのをほって置いた「小学校3年の時の担任」か?と思うと、うーーん、それを言っても始まらないし、だからって中2の今その「小学校3年の時の担任」をつかまえてどうしようというのか?そしてそれを分かって放置しておいた「小学校4年~中学2年までの担任」に対してどう責任を取らすのか? たしかに教師に責任はないと思います。問題なのは制度だと思います。「義務教育=学力の有無に関わらず進級出来ちゃう制度」をなんとかしないと現場の教師の混乱は増すばかりです。でも、「進級させない」というのはちょっと幼い子供にとっては酷ではあります。私も大学のレポート出し忘れて留年になりそうだったとき、講師に泣きついた記憶があります。かなり必死でした。子供のときにこのような経験を積んでいると、社会に出てから自立した人間になるのは間違いありませんが、大半の子供はノイローゼになるかもしれません。 >こうなったらあなたがこの国の制度をその責任の所在をはっきりさせる制度に(学力がついてないと小学校の時から進級させない、進級させれなかったらその学年の担任の責任)変えるしかないのでは? わかりました。文部大臣の椅子を目指します。公約を定めておきます。 「教育とは我々が先祖から受け継いできた知識、技術を子供に教え、その子が自分で生き方を決められるようになるまで、育てることにある。そのためには、教育評価を欠かすことは出来ない。何を評価するのかという問題もあるが、その前に早急に解決しなければならない問題がある。現在の義務教育の制度は、授業に出席しさせすれば、たとえ学習の達成がなされていなくても、上級の学年に進むことが出来る。 この状況を私は次のように改革する。 学校側が生徒1人1人の学習達成度を綿密に調べ、保管し、もし未達成の項目で、その後の学習達成に著しい困難がある場合は、その生徒が達成できるように指導し、補修をする。この補修は放課後に行なうことが望ましいが、下校時間のこともあるので、これは現場の判断にゆだねる。また現場の判断で土曜、日曜に補修を行ってもよいものとする。この際、時間的に無理な場合は、次年度に行なってもよいものとする。最後に、このことを可能ならしめるために、1学級を15人にすることを推奨するが、基本的には各学校単位で判断、決定するものとする。 以上!