- ベストアンサー
ドイツの教育制度について
ドイツの教育制度についてご存知の方はいらっしゃいませんか?マイスター制度という技術者向けのコースを中学生にあがる段階で選択しなければならないという話を聞いたのですが・・。選択するまでに小学校時代にどんな職業教育を受けているのかを知りたいのです。直接ご回答いただいても結構ですし、おすすめの書籍があればぜひ教えていただきたいと思っています。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
ドイツと日本の教育制度は根本的に異なっています。ドイツには16の州がありますが、それぞれが独自の教育行政を行っています。というのも、各州が独立した「文部省」を持っているからです。 ドイツの初等義務教育は6歳~9歳(州によっては10歳)までで、いわゆる小学校の期間です。日本と違い、留年もあれば、飛び級もあります。 小学校の間は将来の進路に関係なく、共通のことを学びます。職業訓練については、行われません。 中学校に上がる段階で、大学進学希望者はギムナジウムへ、それ以外はハウプトシューレに進みます。ここでも、とくに職業訓練を行うのではなく、勉学をするのですが、ハウプトシューレを卒業してから、やっぱり大学へ行きたいと思ってもダメです。 つまり、自分の人生設計を9歳から10歳で決めてしまわなければならないのです。日本と大違いですネ。大学を出るときまで、或いは、卒業しても自分の進路が分からないといっている日本人が多いのに、ドイツでは10歳にして自分の人生設計が出来ているのですから‥ ハウプトシューレを卒業した者の多くは職業学校へ進み、長い修行を経てマイスターを目指します。 ドイツでのマイスターは非常に重い地位を確立しています。ドイツではマイスターだけでなく、あらゆる資格所持者は経緯を持って扱われていますネ。 kawakawaでした。
その他の回答 (1)
- yosikun
- ベストアンサー率43% (235/542)
少しは参考になりかもしれないページを・・・ ・ドイツ・バイエルン州の教育制度について http://www.amcac.ac.jp/exchange/system-p.html ・ドイツの学校制度と教育プロジェクト http://www.seiryo.ed.jp/kokusai/german5.html ドイツの義務教育は6歳から。修業年限は9年間。年数は日本と同じですが、小学校は4年間です。この時点で、成績によって、職業コースの学校へ入れるのか、あるいは進学コースの学校に入れるのかが決まるようです。 小学校の4年間は基礎コースと言えるので、特殊な職業訓練をしているわけではなさそうですが・・・。