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無水マレイン酸の溶解方法
無水マレイン酸は本来水又は湯で溶解可能でしょうか? 30%位で水では発熱してなんとか溶解できますが、その後常温にもどると再結晶化してしまいました。 水で溶解する際、溶解補助剤となり、その後の再結晶化を防ぐ助剤で何か良いものはありますか? ちなみに含水マレイン酸では同じく水で溶解後再結晶化しますか? するのであれば溶解補助と再結晶化防止としての助剤は何が良いでしょうか? よろしくお願いします。
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無水マレイン酸、マレイン酸の溶解度は以下を参照。 http://en.wikipedia.org/wiki/Maleic_anhydride http://en.wikipedia.org/wiki/Maleic_acid 無水マレイン酸の水に対する溶解度は40 g/100 mLと言うことなので、30 %(w/w)はほぼ飽和濃度を越えていると思われます。無水マレイン酸も溶解すればマレイン酸と同じ形になるはずですが、マレイン酸のほうが良く溶ける(物質量換算しても)みたいですね。 マレイン酸は電離度の小さい弱酸ですので、濃度を高くすると未電離のマレイン酸が増加して溶けなくなります。たくさん溶かしたいなら、NaOHなどを加えて電離を促してやればいいと思います。もちろんそれがあとの用途に影響なければですが。
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noname#30845
回答No.1
>無水マレイン酸は本来水又は湯で溶解可能でしょうか? この化合物は溶解ではなく、加水分解を受けてマレイン酸になってしまいます。
質問者
お礼
回答有難うございます。
お礼
アセトンでよく溶解できました。 有難うございました。
補足
回答有難うございます。 ウィキペディアでは無水マレイン酸はアセトンで溶解するとあるのですが、アセトンは水にも溶けると言う事は、再結晶を防げるのでしょうか?尚、NaOHは使用するのは問題あるので使えません。 回答頂ければ幸いです。