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新撰組の評価の移り変わり

現在47歳の男です。自分が子供のころ、漫画か何かで見ておぼろげに抱いた記憶では、新撰組というのはやたらに人を切る乱暴な集団というイメージだったように思います。新撰組の評価というのは時代によって大きく揺れてきたのでしょうか。それとも、安定していたのでしょうか。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • oska
  • ベストアンサー率48% (4105/8467)
回答No.3

新撰組の評価ですが、時の政府の考え方一つで変わっています。 幕末の尊皇・佐幕の戦いで、新撰組は佐幕側として戦っています。 明治新政府は、天皇又は天皇家公家に敵対した人物・組織は徹底的に弾圧しています。 例えば、後醍醐天皇と敵対した室町幕府の足利一族。 明治の爵位授与で、旧藩主・旧家が公爵・伯爵・子爵・男爵を受けたにも関わらず無位無官でした。 新田一族、楠木一族の扱いとは、雲泥の差がありました。 新撰組ですが・・・。 尊皇派を多数殺害した事、官軍に対抗した朝敵として戦った事などで評価が低かったようです。 まさに、「勝てば官軍負ければ賊軍」扱いでした。 太平洋戦争終了後、これらの差別は原則なくなりましたよ。 地域的にも評価が分かれるようですね。 私が住んでいた町では(土方歳三出身地だった事もあり明治時代でも)新撰組の評価は高かったようです。 生き残り、長倉新八の努力もあったようです。 最近の評価ですが・・・。 映画・講談の影響で、仰る通り殺人集団のイメージが強かったようです。 今は、自由な作品(映画・小説など)が多くなり偏ったイメージが無くなったように思います。 新撰組が嫌いでも、土方歳三は好きというファンが多いです。 土方歳三の命日には、お寺・生家(子孫在住)に全国からファンが訪れます。

kokutetsu
質問者

お礼

昔の映画、講談では殺伐なやからと描かれていたのが、今変わってきたというのは、歴史的研究のほかにも、何か時代の雰囲気のようなものがあるような気がします。ありがとうございました。

その他の回答 (2)

回答No.2

揺れ動いていると思います。 昔は、「明治政府にあらがった幕府の犬」として乱暴な集団だというのが一般評価だったのですが、時代が現在に近づくにつれて、「誠の旗印を掲げてはかなく散っていった最後の志士」という感じで駆り立てられたりしたようです。現在となっては大河の影響もあって、強くてあこがれる存在のようなものにもなってますけど。

kokutetsu
質問者

お礼

ありがとございます。高度成長期の昔と、閉塞感のある現代と何か関係あるような気もしています。

回答No.1

長倉新八氏が、明治時代に新撰組の誤解を解く為に尽力されたようです。

kokutetsu
質問者

お礼

ありがとうございます。新八は、ぐっさんがやっていたので、いい人みたいなイメージがあります。

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