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「見る」ということ

「見る」という機能は生命の進化の上に、どの時期に誕生したのでしょうか? また、どのように誕生したのでしょう? 理系の人には常識なのかもしれません。だったらごめんなさい。 (僕はまったくの文型人間です。ですが、思い切って)僕の荒々の仮説は、以下の通りです。思いっきり突っ込んで下さい。 生命の誕生→(→は進化の時間経過)他者との区別(この段階で原始的な感覚器(?)が生まれる。統合されて未分化の感覚)→爆発的な生命の増加と多様化→感覚器の分化 ぜんぜん仮説になってません(アセリ); ○どうして、何もないところから「見る」という機能を持った「目」のような物が発生したかに興味があります。

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  • aster
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回答No.5

  「見る」ということで、どのような機能を考えておられるのかで答えが違って来ます。機能的な指定をすると、解けない問題にもなります。 この自分勝手な質問者に簡単に答えるとすれば、「光合成」を行う生命が出現した時に、「見る」という機能を生命は持ったというのがとりあえずの答えでしょう。 捕食生物か、被食生物かというのは、もしそういう問題を立てれば、「同時的」が答えとなるはずです。 バージェス頁岩の多様な生命が教えた教訓は、生物は、単純なものから複雑なものへと進化して行くという、根拠のない生物進化の常識が覆ったということです。 生物の多様性の出現は、目下、理由が分かっていないはずです。ふとこのあいだ回答していて、超新星爆発が太陽の近くで起き、強力な放射線で、突然変異が一挙に多数起こり、これが生物の多様性のキーではないかとも思ったこともあります。 また、「目」のような器官は、化石として残らないのが普通で、化石資料から、何時頃から生命は「目」を持っていたかは論じられません。 どの程度進化した目かは、化石から吟味できますが、生物進化は、直線的でもなければ、未来に向かい拡散的でもなく、古いものほど単純だという法則も成立しないことが、まさにバージェス頁岩の生命の教訓でした。 バージェス以前の、化石として残る部分が、あまりに断片的な生物では、目の進化程度も比較しようがありません。 光合成を行うということは、それが行える時は、光があるのであり、行えない時は、光がないのです。単細胞生物の「認識」としては、これで「見る」という機能になるでしょう。 単細胞生物で、鞭毛などで運動能力を持つ生物は、光に対し、向かうか、離れるか、何かの運動をします。この運動の前提に、光の存在の知覚・認識があります。 光に対し運動しない、消極的な固定単細胞生命の場合であっても、光があるかないかの認識があれば、「見えている」ということになります。 >○どうして、何もないところから「見る」という機能を持った「目」のような物が発生したかに興味があります。 あたりまえの話ですが、「光」がエネルギーの源、生命の源であったからです。光合成を行う生命は、化学変化などでエネルギーを取り出す生命よりも後で出現したと思われますが、そういう生命にとっては、「光は命」なのです。 動物などの捕食生物の「目」はどうしてかと言えば、捕食に都合がよいからですが、その起源はと言えば、光合成を行う生命の「目の器官」から展開しているのです。  

Evianus
質問者

お礼

返答ありがとうございます。 目の起源がエネルギーを求めるための器官、特に光合成から始まったというところ、ものすごく参考になりました。 そうですね。よーく考えてみるとあたりまえのことなのかも知れません。でも、僕は今まで気づきませんでした。 確かに、生命の源を知覚するのは非常に大事なことですね! あぁ、それでは地球上に存在する目のある生物(光を感知する生物)はほぼ同根ということになるのでしょうか?ゴメンナサイ知識浅いです。 お礼が遅れてすいませんでした。 文章を読んでつい納得した気になっていました。 以後改めたいと思います。

その他の回答 (4)

noname#5751
noname#5751
回答No.4

エディアカラの生物(緑色のくらげ)は体内の葉緑素で光合成を行ってエネルギーを調達していました。 これらの生物によって大気が酸素で満たさえると、入れ替わりに酸素を消費して、運動し、ほかの生物を捕食する生物が発生します。 この方がエネルギー効率が良いのです。 パージェスの生物(巨大えび等)になると ●運動機関(筋肉) ●捕食機関(口と鋭い歯) ●感覚器官(神経と目) ●防御機関(棘や殻) を持った生物が現れます。と同時に爆発的に生物種が増えます。 したがって、#1さんがかかれたように ○酸素呼吸生物の誕生 →筋肉と神経の発生 →捕食生物の誕生 →生存競争の激化 →生き残る方法の模索 →爆発的な種の増加 という道筋を辿ったのではないでしょうか? 目と神経は大量に酸素(エネルギー)を消費しますが、軟体動物と節足動物は目を持つことで有利に捕食、回避が可能となり、生態系の中で優位になっていった・・と。

  • SCNK
  • ベストアンサー率18% (514/2762)
回答No.3

カンブリア紀にあたるパージェス頁岩の生物にはすでに目があったようですね。それ以前のエディアカラ紀の生物は海草のようで目にあたるようなものはないようです。 しかしこれは外見上の話です。例えば単細胞の細菌のなども光を感じているという話があります。高等生物の目も光を感じるのは視神経であり、これは細胞です。おそらくもともとそのような機能が細胞には備わっているのかもしれません。この機能をより強化しようとして集合して目という感覚器になったのかもしれません。これも仮説にすぎないのですが。

回答No.2

わたしも推測でしかありませんが被食者がさきに光に対する感覚を手に入れたんじゃないでしょうか。 全ての生物が光に対して無反応だったときに一匹だけ感覚器を手に入れると他の個体より有利になるというのは捕食者、被食者変わりませんが、目が見えない餌をとるのにわざわざ狙いを定める必要はないような気がします。相手は逃げないのですから。 しかし目の見えない捕食者から逃げる場合、影のようなものであっても感じたときに動くだけで捕食を免れることが出来ると思います。 捕食者と被食者では淘汰圧は被食者のほうが強く受けるので被食者が最初に光に対する感覚器を手に入れたんじゃないでしょうか。

Evianus
質問者

お礼

返答ありがとうございます。 そうですね。弱いほうは身を守るために強い固体よりもより多くの努力を必要とするからそうなのかもしれませんね。

  • arumagiro
  • ベストアンサー率27% (408/1468)
回答No.1

私は生物の進化に詳しいわけではないのですが、目の進化は捕食の為ではないでしょうか。 生物が生命を維持するのになんらかのエネルギーが必要ですが、その供給源として他の生物を摂取するというのがありますが、より効率的に捕食を行う為に目が進化したのではないかと私は考えます。 最初は光を感じる程度の感覚器官だったと思いますが、餌をより見つけやすくする為に、目が発達したのではないでしょうか。 生き物によってそれが、嗅覚であったり、聴覚であったりしますが、視覚というのが特に移動体の認識には有効だったのではないでしょうか。

Evianus
質問者

お礼

へんとうありがとうございます。 ものすごいわかりやすく説明していただきありがとうございます! そうですね。その説はかなりあたっているかもしれませんね.

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