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宮大工施工の一般住宅建築
法隆寺などに象徴されるように宮大工による施工の 建築物(釘を用いない、土壁の建築物)は1000年持つけんちくとして知られていますが なぜ一般住宅建築では用いられないのでしょうか? コスト?、維持費?職人が少ない? またはその他なのでしょうか?
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つい先ごろまで、伝統木構法による限界耐力計算が認められなかったからです。 当然大工工賃は高いですよ。 工場で予め加工した木材を金物で緊結していくのは、組立作業者で出来る仕事です。 皆さんが大工さんに払っていると思っていた工賃は、 プレカットの組み立て屋さんに払ってたんですね。 伝統木構法では、材木の組み方が大工さんの手刻みによる加工を施して、 からくりの様に組んでいきます。 木材の径も大きく必要になるし、 恐らくプレカットの約3倍の工賃を払わないと出来ません。
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- OKAMA-1
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一般住宅でも当然可能です。しかし、結局のところ外壁や内壁を大壁にするので建材の組み方が解体するまでわからないため、強度が同程度なら最も安価な方法(プレカットや集成材の金物接合)になるようです。 木造はどんなにがっばても一度大きな地震がくれば仕口のところで建材が割れたりして強度が小さくなることが考えられます。建物を長持ちさせたいのなら重量鉄骨やRCの方が良いですね。特にRCは防音や断熱性も優秀です。木造でRC住宅と同じ性能を出そうとすれば大変ですからね。 また宮大工と自称する大工さんは多いですが、寺院などの修理の下請けを少しやっただけの人が多く、宮大工という称号や資格などないようです。
- gobangainotakky
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私の住む町にも、宮大工さんは、います。友人です。寺社建築の数は、極端に少ないので、一般住宅も手がけてます。彼の答えは、 1、工賃よりも一般住宅には、高価で使用しない材質の木材を使用するので材料費が、高騰してしまうこと。 2、工賃は、一般住宅建築の際と、あまり変りないそうです。しかし材料が重いので、重機の費用と人手が多めに必要なので、結局、高くなるそうです。 3、デザインが、既製のサッシとかが、合わせにくいので表具や、家具つまりドア-や、障子とかが、注文家具になってしまうらしいですよ。和室なら書院風窓とか、施主さんが、和風の住宅に薀蓄がないと、こじれるらしいです。 4、時間が、かかる。基礎から建て方、瓦を載せて暫らく養生させるという工法なので時間がかかるそうです。 しかし、私の住む町には、その工法を取り入れた家が結構あります。主に、郊外のお金持ちの農家です。ビックリしますよ。街中は、住宅メーカーの家だらけですけど。ちなみに私は、自宅四回建てました。平屋も和風も洋風も、やったけど、いまはペントハウスです。
- binba
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何度もすみません。No.2です。 下記「NPO法人 伝統木構法の会」の活動方針のところを読んで頂くと、 伝統木構法が現在の耐震基準に勝る構法であることを立証した増田先生の、 活動内容がうかがえると思います。その弟子も全国で活躍しています。 もちろん私も増田先生の講習会には何度も参加して、伝統木構法を勉強しています。 あとは、伝統木構法を選択する建築主がもっと増えれば良いだけです(^o^)丿。
- binba
- ベストアンサー率47% (513/1090)
No2です。補足です。 sky561さんの仰るような構法を用いた住宅は結構建てられていますよ。 私の周りにはその構法の建築しかしない建築家も結構います。 そういう建築物が耐震基準をクリアできる立証を積み重ね、データーも作り、 チェックしてもらえないものをチェック可能な資料に合わせて作り、 実際に建ててきました。 その実績が評価されたのだと思いますが、 政府がその構法をいつまでも「チェックできない」訳には行かないので、 昨年法が改正されました。 社寺建築と住宅建築では形状(デザイン)が違いますが、 伝統構法は今までもこれからも世界に誇る「日本建築」の本来の姿として君臨します。
- yuyuyunn
- ベストアンサー率41% (20359/48650)
こんばんは 時間がかかるからではないかと・・ もちろんこだわりの宮大工さんですと金額がかかるでしょうが 因みに宮大工さんも一般住宅建ててているようです http://www3.ocn.ne.jp/~ysugi/ http://www.y-sukiya.com/index.html ご参考までに