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説得力について
初めて投稿します。よろしくお願いします。 私は、もうすぐ6年目の会社員です。最近色々な仕事を任されるようになって、上司からの信頼も多少受けていると思うのですが、出世ということになると、なかなか思うようにいきません。会議の場でも発言はするものの説得力に欠け、決定力不足により、ほかの先輩に意見をまとめられてしまいます。そこで、思ったのが、話しの進め方が悪いのか、ただ説得力に欠けているのか、のどちらかではないかということです。 説得力、話の進め方に関して、情報、知識をお持ちの方、どうか私にご指導ください。よろしくお願いします。
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基本的情報として、会議を含めたプレゼンテーションの基礎的な視点を、リンク先に挙げておきますので、参照なさってみて下さい。 gakkuriさんというニックネームをつけられるあたりに、gakkuriさんのユーモアやアイディアが感じられますね(笑)。 ところで、gakkuriさんが御自身で説得力に欠けると思う原因の一端が、すでに御質問の文章中に表れているのを、お気づきになりました? >ほかの先輩に意見をまとめられてしまいます。 これです。まとめられてしまうことにgakkuriさんが内心忸怩たる想いにかられる理由を今一度整理してみますとね、たとえば、その会議でgakkuriさん御自身が どのような「結論」を要求されているのか具体的に把握・想定 されているかどうかが重要な入り口なんですね。漫才でいうところの「オチ」が読めているかどうかというヤツ。 会議をするというのは、うんと大雑把に申し上げて「問題解決」の手段を編み出すことを目的とする議題が提示されるはず。参加メンバーは各々、その手段を日々の業務に生かすことになるわけですから。となると、議題に対する結論を先に把握しておいた方がトクに決まってますし、こうすることで会議全体の流れを掌握できる「強み」を持てるというもの。 次に、基本的知識としてgakkuriさんが所属する企業全体のファンダメンタルズ、業界展望に関わる視点といったマクロなデータが必要で、そのための「分析力」は養っておきましょう。つづいて企業内各部署の実態や戦略といった、細かい「事実に基づいた」情報を掘り下げるように調べていくことですね。「数字がモノをいう」というのは、このような情報を扱うときに真価が発揮されます。一見これらの知識は会議と関係ないと思うでしょうが、実は「説得力を持たせる話術」には欠かせないパーツになってくれますし、発言するテーマの切り口やヒントにもなってくれます。たかが会議でも、準備が必要でして、これを基に結論を想定し、それがドンピシャリ会議の結論に結びつけば、まとめ役の白羽の矢は一瀉千里にgakkuriさんへ向かうこと請け合いとなりましょう。 話の進め方のお悩みには、「結論例証型」という論文作成にも応用が利く展開方法をお薦めします。「場のつかみ」になる話題を軽く流した後、「結論」を述べ、次にその結論の証明となる「実例(事実に基づいた事例)」を展開し、最後にまた「結論」で名実共に話を「結ぶ」というものです。制限時間がおしているようなときには「実例」部分で時間調節することで、あるいはテンポのある展開を望まれるときにはエピソードとなる「実例」部分のバリエーションを増やすことで、効果を発揮します。なお、エポックメイキングな展開にされたいときにはズバリ最初の結論にインパクトのある要点を述べてしまうことです。 話術については、予備技術習得を兼ねて、「落語」の話芸を参考にされるといいです。ベストは寄席に出向いて生の落語を堪能することですが、地理的かつ時間的に無理な場合は落語をコンテンツとして扱った動画配信やDVDレンタルがベターでしょう。要は聞き手に共感してもらえる、熱のこもった話し方と、サッと「サゲ」にもっていける展開の流れが掴めればOKですので。 このようにして予備技術がスキルとして身に付けば、後は「場数を踏む」ことで慣れに徹することですね。 gakkuriさんが会議のキーパーソンとなって御活躍されることを御祈り申し上げます。
お礼
色々と参考意見ありがとうございます。 なんか教科書を読んでいるかのような、的確なポイントの指摘。アドバイス。少し難しく考えてしまいそうですが、とても参考になりました。 キーパーソンになれるように、頑張ってみます。