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海が嫌いになっちゃったの?

どうして、海中で発生した生物が陸に上がり そして、空を飛ぶようになったのですか? 回答、参考URLなどを教えて頂けたら 大変、助かります!

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  • aster
  • ベストアンサー率70% (374/533)
回答No.5

  生物の行動には、「目的」行動がありますが、生物進化に「目的」的進化は必ずしも適用できません(実は、微妙なところで、適用できるようにも思える例があります。しかし、生物進化一般には、適用しない方がよいのです。でないと、進化論は科学でなくなります)。 それはとまれ、進化論の基本的な展開様式は、突然変異またはその他の変異に基づく、遺伝子の新しいパターンと、新しい、少し親とは違う体構造や色々な機能を持った個体の出現ということがあり、これが、環境に順応するかどうかで、自然淘汰されるということの積み重ねで行われます。 自然淘汰の場合、必ずしも「弱肉強食」とか「適者生存」という原理ではなく、群としての種のグループ環境全体で、このような適者生存が起こるとも考えられます。 海から陸に上がったのは、海に住む生物のなかで、変異により汽水環境でも住める生物が生まれると、汽水環境(海水と淡水が混じり合った環境)が存在しているので、そこで適応でき、その子孫は増えて行きます。 つまり、汽水環境がなかった時代、つまり、陸に豊かな水や、適度の温度がなかった状況では、汽水へと生存環境を広げる生物は出なかったのです。出ても、適した環境がまだ存在していないので、そのまま滅びたのです。 これは動物のことを念頭していますが、植物の方が先に陸地に上がりました。それも同じことで、海岸や汽水環境で生きることのできる植物は、段々、生存域を内陸へと展開して行ったのです。つまり、展開できるような環境があったので、遺伝子のヴァリエーションが生き延びたのです。 陸地には、植物が、住める環境、また、その環境に住める遺伝的変異によって、適応して行き、陸は次第に豊かになって昆虫なども陸に上がって来て、次に、汽水から淡水、そして浅い淡水を経て、一時的に空気のある陸上で生きることのできる動物が、環境適応できて、展開して行ったのです。 一時的でなく、もっと長期間、そして水辺を離れても生きて行ける能力があった方が環境適応性が高いので、段々動物はそういう方向に進化します。これは、或る動物の個体が、海で餌がないので住むのに困って、陸を新しい生活環境として目指したということではありません。 結果的にそうなったので、実際は、トライアル・エンド・エラーの繰り返しで、新しい環境へと、生物は次々に進出して行ったのです。 空を飛ぶようになったのは、最初は植物の花粉や種子の類だったでしょうが、昆虫は、空中を飛べば、より広い範囲の環境世界へのアクセスが容易になるので、空へと進出します。 昆虫は軽かったので、空に進出できたのですが、脊椎動物は、重量があるので、なかなか無理で、それでもムササビのような滑空をする動物が現れ、体構造が、軽量で、骨なども中空で軽くなった生物が、空へと進出します。 プテラノドンとかランホリンクスなどは、滑空性の爬虫類ですが、始祖鳥などは、羽根を持って、「飛行」する爬虫類と鳥類の中間のような生物でした。 空想かも知れませんが、成層圏まで昇って、太陽風に乗って、宇宙空間にも飛び出す、植物種子のようなものも生まれたのかも知れません。あるいは、今後生まれるかも知れません。 「そこに山があるから登るのだ」ではありませんが、生物は色々と変異して、色々な環境に似合うタイプを作り出すのです。その時、「そこに環境」があると、そこに適したタイプの生物が広まり子孫を残し、展開する結果、新しい環境への進出が起こります。 ゴキブリや虫の突然変異とかは不思議なところもあるのですが、殺虫剤を人間が造り始めると、殺虫剤でも死なない抵抗性を持った昆虫が生まれてきて、環境に適するので、生き残ります。人間が毒を撒くような環境でも、その環境に対応できれば、住めるので、こういう「進化」が起こるのです。 細菌なども、人間が造った抗生物質などに抵抗性を示す細菌が進化して来ました。この半世紀ほどの話です。 重要なことは、昆虫も細菌も、人間と戦うためとか、生活環境の困難を克服しようとして進化したのではないのです。それは過去の生物進化もそうです。「生きられる環境」があれば、その環境に適した生物が残るのです。 殺虫剤がたくさんある環境では、殺虫剤で死ななかった個体が生き延びて、その子孫を残したのです。餌が少ないので、餌の多い、陸地に移動しようとして移動したとかいう話ではありません。 海のなかが生活が豊かでも、陸という新しい環境があると、それに適した生物が出現すると、陸へと、少しづつ上がって行ったのです。最初の陸上動物などは、あまりよい環境でなかったはずです。   

その他の回答 (4)

  • bumin
  • ベストアンサー率31% (219/686)
回答No.4

進化を促す原因は”環境からの圧力”です 例えば… えさの減少 外敵の侵入 個体数の増加 環境の劣悪化 etc. それに対して種は生き残りのために今までの生活を変えて行きます 1あくまでその地に残って頑張る 2新たな天地を求めて旅立つ この2番さんが陸へ空へと向かっていった訳ですネ だから、進化進化と威張っていても、つまりは棲みにくい状況に追いこまれた生き物の生活の知恵…ということなんですネェ いつか人類もNOx呼吸するように”進化”するんじゃないかなあ…

  • tote81jp
  • ベストアンサー率36% (53/145)
回答No.3

生存競争に生き残るため新しい環境に適合しそれを獲得する事。 これがいわゆる生物の「進化」と考えられています。 まずは国立科学博物館のHPあたりから色々たどってみたら?

参考URL:
http://www.kahaku.go.jp/
回答No.2

追い出されたんですね~ 「この海は、わしのもんじゃ、出て行け」って言われすごすごと陸に上がったのに、陸でもいじめられてついに、空まで逃げちゃった。 そう考えると「お魚さんって最強?」かも。

  • westpoint
  • ベストアンサー率35% (173/482)
回答No.1

移動距離と捕食テリトリーの問題だと思います。 例えば半径10キロを行動範囲とする生き物がいて、大海原のど真ん中にいるヤツと、海岸のすぐそばにいるヤツとではテリトリーの面積が倍半分になります。 海岸近くにいたヤツの中には、海の方へ移動したヤツもいるでしょうが、陸に上がってみようと試みたヤツもいたんでしょうね。 その結果、陸上に順応するヤツもいたんじゃないでしょうか。 空を飛んだのは、餌を採ったり、自分がエサをにされないように逃げたり、早く長距離を移動するために身につけたんじゃないでしょうか。 だんだん空中にいるのに適した身体の構造になっていったんじゃないかと思います。 まぁ、本当のところは本人に聞かないと判りませんが・・・(笑)

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