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オークションのメールの文面について 到着とご到着

 オークションのメールのやり取りで、出品者の商品発送案内のメールの中で「商品ご到着後、ご連絡下さい。」などという文面を見かけます。  この文章についてですが、“商品ご到着”ではなくて、“商品到着後”の方が適切なように思えるのですが、ご到着と到着どちらが適切でしょうか?  ご到着が不適切に思う理由としては、商品を送ったのが出品者であるのに、自分の動作に対して“ご”を付けるているからです。  些細なことですが、気になっています。ご回答よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.2

この場合は「ご到着後」ではなく「到着後」の方がいいでしょう。 「到着する」のは商品という物ですから。ただ、「お客様がお買い求めになったお品」のように、相手側に属することが明らかな場合は、物に対しても敬語(尊敬語)を用いることはあります。しかし、ご質問の場合、「商品」は売り買いの過程にあるモノであり、明らかに客側に属しているとは言えないので、敬語を用いず「到着後」でいいと思います。 ただ、一言付け加えておきたいのは、 >>ご到着が不適切に思う理由としては、商品を送ったのが出品者であるのに、自分の動作に対して“ご”を付けるているからです。 についてです。自分側の行為についても、「ご」や「お」を付けた謙譲語は普通に使われます。「些細なこと」どころか、非常に多くの方が誤って認識なさっている、由々しき大問題であると考えます。ここを始めいくつかの質問サイトで、もう何十回ご説明したかわかりません。 「ご(お)~する(いたす・申し上げる)」という形は謙譲語の一般形です。「~」には、動詞の連用形、あるいは動作性の名詞が入ります。(その動詞が、<向かう先>をもち、それが敬意を表す対象である場合に、この一般形を作ることができます。よって、すべての動詞に使えるわけではありません。) 次はいずれも普通に使われる「お・ご」の付いた謙譲語です。これらを誤りだという人はいないと思いますが。 「お願いします。」 「お断りします。」 「ご報告いたします。」 「ご説明申し上げる。」 また次のように<向かう先>がはっきりしている名詞にも「お」「ご」がつき謙譲語になります。 「先生にお手紙を出す。」 「私からご説明をいたします。」 参考URL参照は、去る二月二日、文化審議会から答申された「敬語の指針」です。ぜひご覧ください。なお、以下は「敬語の指針」からのコピーです。参考になさってください。 >>4 自分側に「お・御」を付ける問題 【16】自分のことに「お」や「御」を付けてはいけないと習ったような気がするが,「お待ちしています」や「御説明をしたいのですが」などと言うときに,自分の動作なのに,「お」や「御」を付けるのは,おかしくないのだろうか。これは,どう考えれば良いのだろうか。 【解説】自分側の動作やものごとなどにも,「お」や「御」を付けることはある。自分の動作やものごとでも,それが<向かう先>を立てる場合であれば,謙譲語Iとして,「(先生を)お待ちする。」「(山田さんに)御説明をしたい。」など,「お」や「御」を付けることには全く問題がない。また「私のお菓子」など,美化語として用いる場合もある。 「お」や「御」を自分のことに付けてはいけないのは,例えば,「私のお考え」「私の御旅行」など,自分側の動作やものごとを立ててしまう場合である。この場合は,結果として,自分側に尊敬語を用いてしまう誤用となる。<< なお、次のURLは「二重敬語」について最近ここでご説明したものです。よろしかったらご覧ください。 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2760200.html

参考URL:
http://www.bunka.go.jp/1kokugo/pdf/keigo_tousin.pdf
zawahiri
質問者

お礼

ありがとうございます。 詳細なご説明でよく理解できました。例が挙げてあったので、わかりやすかったです。 参考URLは今後わからない時の参考にさせていただきます。 すっきりしました。

その他の回答 (1)

noname#31741
noname#31741
回答No.1

到着後でしょうね。理由はおっしゃてるとうりです。 また「ご」が重複して2重敬語も原因ではないでしょうか?

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