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カトリック教会での versicle の掛け合い
カトリック教会では versicle の神父と会衆との掛け合いはなされるものなのでしょうか?もしそうなら、そのせりふを指す名称を教えてくださらないでしょうか?こちらのある回答者様にこちらのリンクを教えていただいたのですが、それには「公教会祈祷文」と題打ってありました。http://www.d-b.ne.jp/mikami/prayer.htm#17e23
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カトリック教会で神父と会衆の掛け合いは「応唱」と呼ばれます。 ミサや様々な祈りでさかんになされます。 「公教会祈祷文」ですが、まずこれは第2バチカン公会議以前ミサをラテン語で行っていた 時代の物であることに注意して下さい。 この中でミサの祈りが載っていますが、これはミサ式次第ではありません。 この時代のミサ、(トリエントミサと呼ばれます)は、前述のようにラテン語で行われるので、 神父と会衆で応唱が行われるのは修道院くらいなもので、通常の教会では神父と侍者と呼ばれる 祭壇近くで神父の手伝いをする少年だけで応唱を行い、会衆はそれを見ているだけでした。 会衆はラテン語がわかりませんが、神父の動作で今ミサのどの部分を行っているかがわかるので、 それに合わせてミサの祈りを念じていたわけです。 現在のカトリック教会はカトリック教会は国語でミサが行われるので、 神父と会衆で応唱しながらミサが進められて行きます。