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極限の不定形について (0*∞)
すごくシンプルな質問なんですが、0*∞はなぜ0ではなく、不定形なのでしょうか。無理かもしれませんが、厳密な証明などではなく、感覚的なものを日本語で教えていただけるとうれしいです。
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感覚的でいいということであれば、 「0」は実際には0ではなくて0に限りなく近づくという状態です。 例えば、x→∞のとき x → ∞ (1/x → 0) logx → ∞(1/logx → 0) ですが、(logx)/x が0*∞の状態になります。 この場合はlogxよりもxの方が大きくなるのが速いので、0になります。 (logxが大きくなるよりも、1/xの方がより小さくなる) x/(logx)も0*∞ですが、logxよりもxの方が大きくなるのが速いので、 この場合は∞となり発散します。
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- zk43
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0*∞は極限値が0と∞ということです。 これが、一つに決まらないということです。 たとえば、an=1/nとbn=nという二つの数列を考えると、 n→∞とするとき、それぞれの数列の極限はan→0、bn→∞ですが、 an×bn=1なので、an×bn→1です。 他に、an=2/n、bn=nとすると、an→0、bn→∞ですが、 an×bn=2なので、an×bn→2です。 他にも無数に例はありますが、0に収束するものと、無限大に発散する ものを掛けたものの極限値は、場合によって何にでも値をとりうる、 あるいは発散する場合もあるので、1つに定まらないという意味で 不定形と言っているものと思います。
お礼
ありがとうございました。
- hagehageha
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全くの普通人ですので、感覚で答えます。 0は無です。無に形は有りません。形の無いものをどれだけ何倍(拡大)しても形が無い。形が無い以上不定形と言うしかないのでは。ダメですか。
お礼
わかりやすい例をありがとうございます。例はグラフを考えればすぐわかりますよね。 「0」は実際には0ではなくて0に限りなく近づくという状態です。とあり、これで「0*∞=不定形」ということはわかりましたが、「0に限りなく近づくという状態」というのは極限の分野に限っていえることなのでしょうか?