ピカソって、色彩感覚がスゴくないですか?
ピカソって、色彩感覚がすごくないですか?
ピカソの解説を本などでいくつか読んだことがありますが、色彩感覚がどうこう~という解説は見たことない気がします。
もちろん有名画家なんで色使いがうまいのは当たり前だろ、と言われるかもしれませんが、もっと前の時代の宮廷画家さんとか印象派の画家さんの色使いがスゴい、というのとは全く別の意味で、色と色の組合せ自体をスゴイと思わせる仕掛けのようなものがピカソの絵には組み込んであるように思えてならないのです。ウォーホルの色使いがスゴい、というのに近い、やはりいかにも現代アート、ということかもしれません。
以前、国立西洋美術館のモネ展を見ましたが、モネの絵に混じってピカソの絵が1点だけあって、祈る聖母みたいなやつでした。全体がほぼ真っ青なのに、聖母が顔にかざしている、1輪の花だけが鮮やかな赤なのです。そのバランスが絶妙すぎて、しばらく立ちつくしてしまいました。
ブリジストン美術館というところにも座る少年像、みたいな絵があるのですが、これも言葉で表現しづらいのですが…もう色彩のバランスが凄すぎて、しばらく目が離せないのです。色のバランス、線と線のバランス、全ての組み合わせが絶妙すぎるんです。
そういう意味では…さっきもちょっと書きましたが…それまでの画家さんとは違ってセンセーショナルな技法というか、ある意味人の注意を引く技術に長けた広告デザイナーのような、そういうセンスの持ち主だったのではないでしょうか?
その辺、美術界ではピカソはどのように評されているのでしょうか?
お礼
ありがとうございます。 解説とかも読んでるんですけど、 やっぱりよくわかりません。 僕にとってピカソの絵は謎なんです。 理解しその先には人間的な奥深さがあるのでは ないかと思ってしまうのです。