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美術館に置いてある絵葉書を見て、

こんにちは、お世話になります。 先日美術館に行ってきました。 おそらく美術館にいったのは、2,3年ぶりくらいだと思います。 実際に筆で描かれた絵画は立体的で、写真とは大違いでした。 2,3気に入った絵が有ったので、早速、売店の絵葉書の中からその絵を探して買う事にしました。 しかし、発見してビックリ! 絵葉書にすると、全く別の雰囲気の絵になっていたのです。 結局別の絵葉書を買ってしまいました。 そこで、質問なのですが、何故絵画は写真におさめると、雰囲気が変わってしまうのでしょうか? 私は、小学生の頃から、図画工作、美術は、1,2の者で、完全な素人です。 また、専門用語は全く分かりません。  美術を専門家の御方々とは、あまりにも理解のレベルが違うと思いますので、考えるヒントをいただけたら、と思います。 以上です、よろしくお願いいたします。

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  • dulatour
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回答No.2

絵画を写真に撮るときは、非常に神経を使います。 というのは油絵は微妙な絵の具の盛り方で立体感を作り出しています。写真を撮影するときには、この立体感を見せるためにあまり照明で強調すると、本来の絵の持つ雰囲気を壊してしまいます。 こうした事情から、自分でその絵を解釈するのではなく、ありのままを伝えるためには、なるべく絵の具などの立体感を押さえて、構図や色を中心にフィルムに定着できるようにしてしまいます。 図録や絵はがきの写真というのは、個人の主観が入ってはいけないのです。その意味で、あなたが実際に見たものと感じ方が違うのは当然のことです。

Narumaru17
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >写真を撮影するときには、この立体感を見せるためにあまり照明で強調すると、 >本来の絵の持つ雰囲気を壊してしまいます。 立体感を写真に収めようとしても、雰囲気は壊れてしまうのですね。  >ありのままを伝えるためには、なるべく絵の具などの立体感を押さえて、 >構図や色を中心にフィルムに定着できるようにしてしまいます なるほど!  よく理解できたのですが、絵画に関する語彙が極端に少ないので、自分が理解できた事が言葉にできません。 >図録や絵はがきの写真というのは、個人の主観が入ってはいけないのです。 >その意味で、あなたが実際に見たものと感じ方が違うのは当然のことです。 なるほど! なんとなく分かりました。 美術を専門に勉強した方々とは、理解のレベルが違うので、まだ微かに、不思議な気持ちが残っていますが、考える方向は分かりました。 あとは、ゆっくりと自分で考えてみます。 ご多忙の中、ご回答ありがとうございます。

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その他の回答 (1)

noname#41634
noname#41634
回答No.1

質問の中にあったように「立体感が無くなる」のもひとつの原因ではありますね。  まず印刷の方法ですが、原画を色分解してそれぞれの色を重ねて表現します。パソのプリンターと同じですよ。ですから、どうしても色の再現に限界があります(デジタル写真を専門的に出力しようとしたら高いプリンターが必要です)。美術書のように高額のものになれば版を細かく分けて作って高くなっても売れますけど、絵葉書で千円単位だったら売れないでしょうね。大量に安くとなれば4色オフセット印刷…再現には限界がありますよね。  あと絵の保護のため展示室が暗くしてあるのも見た感じが変わる原因かも。

Narumaru17
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >美術書のように高額のものになれば版を細かく分けて作って高くなっても売れますけど、 >絵葉書で千円単位だったら売れないでしょうね。 >大量に安くとなれば4色オフセット印刷…再現には限界がありますよね。 素人なもので、写真やコピーは全く同じ色に再現されているものと思っていましたが、違ったのですね!!! これは、大発見です。 その美術館の絵葉書は、数百円単位(本当は外国での事なので、1ドル80セント)。 こんな安い絵葉書には、高性能の印刷機が使われている筈がありません。 納得です。 どうりで、絵の雰囲気が変わりすぎな訳だ! やっとわかりました。 美術に関しては本当に無知なので、ここで質問しなければ、3年くらい悩み続ける可能性すら有りました。 ご多忙の中、ご回答ありがとうございます。

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