和銅5(712)年に好字令という法律が出されました。
それまで、1文字や3文字が多くあった日本の地名を
中国に倣い、2文字でしかも、めでたい字にしろ、という法律です。
このため、それ以前の地名の多くが変化してしまいました。
木が紀そして紀伊になったり、蓑が美濃に黍が吉備なりました。
また、近淡海(ちかつおうみ)が近江に、遠淡海(とおつおうみ)が遠江になりました。
もちろん、地名を変えた権力者はたくさんいて、岐阜を命名した信長や、
大名が支配地を縁起の良い地名に変えた例は、たくさんあります。
近年でも、江戸を東京にしたり、天理市や豊田市が生まれています。
そのようなわけで、本来の意味がわからなくなったり、変化してしまったり
していることが多いのです。
それでも、多くの人が研究し、究明しようとしているのも事実です。
その一例として、下のURLを紹介します。
ある程度、あなたの疑問を解決してくれると思います。
お礼
ありがとうございます。 1文字や3文字の国名由来が知りたかったんですよ。 好字令は知りませんでした。 URL見ました。じっくり読むにはなかなか時間がかかりそうですが、確かに参考になります。