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p=dy/dxを使った微分方程式

[p=dy/dxとして、 (1) y=2xp+p  解:4(y+x)^3=(2x^3+3xy+c)^2 特殊解:y=0 (2) xy=p+x 解:y=1+ce^(x^2/2) 特殊解=? の解き方が思いつきません。 xで微分したり、yで微分したりしましたが解くことができません。 どなたか考え方教えていただけませんか?

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  • Mr_Holland
  • ベストアンサー率56% (890/1576)
回答No.4

 #2です。 >y=2xp+p^2 解4(y+x^2)^3=(2x^3+3xy+c)^2 でした。すいません  (1)は問題が違ったのですね。(どおりで複雑な一般解だと思いました。)  この微分方程式は非正規形なので少し工夫が要ります。  方針としては、両辺をxで微分してxをpの関数とみなして式を整理すると、微分方程式が同次形(dy/dx=f(y/x)で表される形)に帰着しますので、その順で解いていくことにします。以下、その過程を順を追って記していきます。 1)与えられた微分方程式をxで微分。   y=2xp+p^2 ・・・・・・・・・・(A)  ⇒p=2p+2xp'+2pp'  ←両辺をxで微分。  ⇔p=-2(x+p)p'  ⇔p+2(x+p)dp/dx=0  ⇔dx/dp+2x/p=-2 ・・・・・・・・(B); ←同次形に帰着。 2)式(B)の同次形微分方程式を解くため、x=puとおく。←(同次形の常套手段)   x=pu ∴dx/dp=u+p・du/dp ・・・・(C)  式(C)を式(B)に代入すると、   u+p・du/dp+2u=-2  ⇔p・du/dp=-(3u+2)  ⇔dp/p=-du/(3u+2)  ⇒log|p|=-1/3 log|3u+2|+C、C:積分定数 ←両辺を積分。  ⇔p=c/(3u+2)^(1/3)、 C':積分定数 ←両辺の対数を外し、CをC'に置き換え。  ∴(3u+2)p^3=c、 c:積分定数 ←C'をcに置き換え。  ここで、u=x/pなので、   (3x+2p)p^2=c  ・・・・・・・・・(D)  これで、xとpの一般解が求められました。  次に、これをxとyの一般解に直します。 3)式(A)と式(D)を連立してxとyだけの式にする。  式(D)を変形して、   (3xp+2p^2)p=c  ⇔{2(2xp+p^2)-xp}p=c  ←式(A)の右辺にあわせて変形。  これと式(A)を連立して、   (2y-xp)p=c  ・・・・・・・・・・(E)  ここで式(A)から   p^2+2xp-y=0  ∴p=-x±√(y+x^2)  ・・・・・・・・(F)  ←2次方程式の解の公式  式(F)を式(E)に代入してpを完全に消去し、xとyだけの式にする。   [2y-x{-x±√(y+x^2)}]{-x±√(y+x^2)}=c  ⇔-(2x^3+3xy)±2(y+x^2)√(y+x^2)=c^2  ←左辺を展開して整理。  ⇔±2(y+x^2)√(y+x^2)=2x^3+3xy+c^2  ∴4(y+x^2)^3=(2x^3+3xy+c^2)^2  ←両辺を2乗。  これで、求める一般解が得られました。  なお、特殊解については、C=0のときのy=0になっています。

dsx18249
質問者

お礼

とても丁寧な解説ありがとうございます。 早朝までこの問題に時間を割いてくれたことは、 とても感謝しつくせない限りです。 本当にお疲れ様でした。 解説もわかりやすく、よく理解することができました。 また、計算力もかなり必要な問題だということがわかりました。 計算ミスしやすいので何度も解いてできるようにがんばります。 私はフーリエ・ラプラス変換と微分方程式を勉強中です。 まわりに聞ける人がいないので、 今後もここを利用すると思います。 その時はよろしくお願いします。 長文失礼しました。

その他の回答 (3)

  • akitaken
  • ベストアンサー率23% (11/47)
回答No.3

y'=pと置く時、y=px+f(p)の形になる微分方程式をクレローの方程式といいます。 これを解くには両辺xで微分してください。 y'=p'x+p+f'(p)p'となります。ここでy'=pですから代入して変形すると p'{x+f'(p)}=0 あとはp'=0の時とx+f'(p)=0の時について調べるだけです。 もし勘違いしていたらすみません。

dsx18249
質問者

補足

y=2xp+p^2 解4(y+x^2)^3=(2x^3+3xy+c)^2 でした。すいません (1) のときxで微分すると、 p=2p+2xP'+P' になりました。その後どうしたらいいのでしょうか。 調べるとは具体的にどうしたらいいのでしょうか。

  • Mr_Holland
  • ベストアンサー率56% (890/1576)
回答No.2

 変数分離で解いてはいかがでしょうか。 (1) y=2xp+p  ⇔ y=(2x+1)dy/dx  ⇔dy/y=dx/(2x+1)  ⇔log|y|=1/2 log|2x+1|+C  ⇔ y=C√(2x+1) ・・・・・一般解  特殊解はC=0のときのy=0    (ただし、一般解が4(y+x)^3=(2x^3+3xy+c)^2を満たすかは確かめていませんが。) (2) xy=p+x  ⇔ x(y-1)=dy/dx  ⇔ dy/(y-1)=x・dx  ⇔log|y-1|=1/2 x^2+C  ⇔|y-1|=C・exp(1/2 x^2)  ⇔ y=1+C・exp(1/2 x^2) ・・・・・一般解  特殊解はC=0のときのy=1

dsx18249
質問者

お礼

とてもわかりやすい解説ありがとうございます。

dsx18249
質問者

補足

間違ってOKボタンを押してしまって、お礼が一行に・・ すいません。 とても参考になりました。 ありがとうございます

  • Willyt
  • ベストアンサー率25% (2858/11131)
回答No.1

y=1 が特解になりますね。原式に代入して見て下さい。特解はだいたい視察で見つけるのが普通です。積分定数を変数と看做して求める方法がありますが、これは面倒くさいだけですから・・・。

dsx18249
質問者

お礼

回答ありがとうございます。

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