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環境破壊って本当にいけないの?
近年、環境破壊についていろいろと騒がれています。 率直にお聞きしますが、本当に騒ぐほどのことなんですか? 生態系を守ろうとしているようですが、地球ができてから全く変わらない生態系なんてないと思うんです。 少しずつだとしても変わっていると思います。 それが急速に変化するとどのようなことが起きるのですか? 進化のスピードについていけないのなら遺伝子を操作して適応できるようにすればいいのではないのですか? それってだめなんですか? それにいつかは地球もなくなってしまうわけだし、もう一個地球をつくれるようにしたほうがいいと思うのですが。
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全ての生物が昔も現在も進化の過程にあるとすれば、人間も例外ではないはずです。確かに現在人間は地球上にあって我が世の春を謳歌しています。個体数は圧倒的に増え、科学、経済などのおかげで個人自らが食料を自給自足する必要もなくなっています。その人間が現在の生活環境を維持し、さらに向上させるためにしていることが地球の環境を少なからず破壊しているのも事実です。このままでは大変だ、何とかしなければ!と大きく騒がれ問題にされています。 しかし、何とかしなければ……どうなってしまうのでしょうか? 人間にとって住みにくくなってしまう? 人類が滅亡する、あるいは個体数が減少する? 他の生物にも影響を与えて種が少なくなってしまう? 地球上の生物が全て滅んでしまう? 何が問題なのか、何を救おうとしているのか私にもわかりません。ですから、あなたがそのような疑問を持たれるのも当然だと思います。人間の個体数が多いことが問題をもたらしているとするならば、戦争をやめようと言ったり、飢餓から子供たちを救おうとしたり、先進医療で致命的な病気を治したりすることはジレンマですよね。 6500万年前、地球上に1個の小惑星が衝突して突然的に地球環境が変化して、当時の覇者であった恐竜たちは絶滅したと聞いています。それでもその変化に順応できる生物がいたおかげで現在の我々人間が存在しているのです。それは恐竜たちにとっては悪夢だったかもしれませんが、生命は相変わらず生き続けたのです。 振り返って現在、環境破壊によって人間自らがダメージを被るのは当然でしょう。さらに多くの生命体にも多大なダメージを与えることになるのも自明の理です。 もしかしたら、人類は滅んでしまうかもしれない。でもそうなったら人間による環境破壊も止まって、ある種の生物が適応して地球上に生き続けるかもしれないですよね。 あるいは環境破壊によって、適応できない人間の個体は死に至るが、適応できる者だけが生き残って個体数が大幅に減少することによって、他の生物と地球上で共存できるかもしれない。 また、こういう考え方もできます。 人間は何故か宇宙に関心を持ち、宇宙開発によって地球の外へ出て行こうとしている。それは冷戦がもたらしたものであるかもしれないが、冷戦が終わった今日でさえ宇宙開発をやめようとしない。これは何故なのか。人間自身も分からないのではないでしょうか。そしてこれも人類の進化の過程であるとするならば、遠い将来、人類はその存続のために地球を捨て、新たな住みかである他の星に移り住むかもしれない。 いずれにしても人類は生存し続けようとするでしょうし、地球上から人類が消えても生命は何かしらの形で存続し続けると思うのですが。 「いつかは地球もなくなってしまう」という永いスパンで考えたら人類はその進化の過程で形態を変えてしまうか、滅亡してしまうかのどちらかでしょうね。 要するに人間を中心に考えるか、地球全体を中心に考えるかで環境破壊の問題の目指すところが変わってくると私は考えるのですが。どう思いますか?
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- riv20
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通常、大気中の二酸化炭素濃度は数千年~数万年単位で変動しています。ところが、現在、人間の活動によってこの100年の間に、二酸化炭素濃度は恐竜時代に戻っています。あと数十年経つと、陸上に生命が誕生して以来経験したことの無い濃度に跳ね上がってしまうでしょう。 この急激な変化に、現在の生態系(特に植物)はついていけないということが、分かっています。 遺伝子を操作すれば・・・ということですが、今の遺伝子技術は、最近やっと人間のDNAの配列が分かっただけで、その遺伝子がどういう機能を持つものなのか、ということはほとんど分かっていません。ましてや、他の生物の遺伝子についてはDNAの配列すら分かっていません。 環境の変化に対応できる遺伝子操作が実現する前に、激変する環境に人間が耐えられなくなると思います。 環境が急速に変化するとどのようなことが起きるのか、という質問ですが、既に事は起きています。 まず、地球上の平均気温が既に上昇しています。あと数度上昇すれば(それは私たちが生きているうちに実現します)、熱帯地方の病原菌が日本でも生息できるようになるでしょう。 また、気象状況の変化が激しくなっています。数年前、台風シーズンを半分過ぎても台風が1個も発生しなかったことがありました。環境破壊をさらに推し進めれば、ある年突然、世界中で穀物が採れなくなる、何てこともありうるのです。 現在環境保護を訴えている人の多くは、人間が地球上に生きていけなくなるまで後数世代はかかると考えていますが、私は、今の世代ですら危ないのではないか、と感じています。ここ数年、テレビのお天気コーナーで、「過去最高の・・・」というフレーズが頻繁に出てきてますからね。 テラフォーミングについてですが、他の惑星(火星が有力)を地球のような環境にするまで、どんなに早くやっても一、二千年はかかります。これは研究している方が話してました。気の長い話ですね。
- yanagi_flj
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本題ではありませんが、ふと思ったことを・・。 >なぜ、過去の人間によって引き起こされた環境破壊を、未来の人間のために解決しなければならないのでしょうか? 何か勘違いしている様に思えます。あなたが現在一般社会で生活している時点で既に環境破壊による恩恵を受けているんです。つまりあなたにも環境破壊の責任の一端は背負っているんです。(言うまでも無く皆ですが) それに、環境破壊による悪影響が現在においてあなたに襲いかからないという保証もありませんね。未来の人間の問題と捉えられている様ですが、大なり小なり、現在の自分にも関係ある問題だと思うんですが・・・。 まぁ、過去の人間の過ちの尻拭いはしたくないというのはわかりますが、そういう主張をされるなら、最低でも自らが環境破壊に全く関与していない生活をおくって、自らが環境破壊に責任を持たない状態になるのが先ではないかと思います。 もちろん、未来の事なんか知らない。環境破壊を続けても便利な生活を続けたいというのでしたら何も言いませんけどね。
- tama606
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いろいろな意見があり、大変興味深く見させていただいています。 私のスタンスは、「環境の、できうる限りの保護」です。 ・45億年で木星までの惑星が消滅する・・・。 昔、「どうしよう?」と考えたことがありますが、今具体的な何かを始めても、あまり意味がなさそうなので考えないようにしています。 ・環境保護は人間のエゴ・・・? これは、その通りだと思います。ヒトの環境破壊が、自然のそれよりも急であり、かつ徹底的であるという意見もありますが、生命誕生以来のこの40億年間に、種の数が急激に減少した事が、確か何回かあったと(聞いて)記憶しています。小惑星衝突もあったでしょうが、もっと別の理由による時もあったようです。ですので、ヒトによる環境破壊のスピードだけが、ことさらに速くて、徹底しているのではないのではないかと思えるのです。それに、ヒトによる環境破壊と言いますが、ヒトはいまだに地球環境の一員であり、その活動による環境破壊であるならば、大きく見れば自然のなせる技の一つとは言えないでしょうか。また、破壊している環境そのものがヒトの存続に必要不可欠なものなので、ただの単一種による自殺行為とも考えられます。別に今の環境が極端に変わっても、形を変えて生命は残るでしょうし、ヒトの改良もまた、自然の一員たるヒトのなせる事と考えれば、あながち否定する理由もないように思われます。それに対する環境保護を考えると、種としてのヒトの延命措置はエゴと言えるでしょう。 しかし・・・!ヒトによる環境破壊は止めることができます。今現在の破壊活動を抑制なり、意識改革なりをすることで、少なくとも環境破壊の速度をゆるめることができます。こうして時間を稼げば、根本的な「ヒト用環境」の保全の可能性も、大きくなってくるのではないでしょうか(宇宙移住のような・・・)。そういう意味で、考え得るすべての対策はとるべきだと思います。 また、個人的・種的なノスタルジーででも、緑の山河や動植物は次の世代に(実物で)残したいと思っています。 一方、感情作用以外で、絶滅に瀕している種の保護目的を考えますと、未知の薬理作用の可能性の保存が挙げられると思います。何年か前から植物ではすでに「種のオリジナルのタネ」の価値が資源としてクローズアップされているようです。動物でも同じ事が考えられますが、こちらは備蓄は難しいでしょうね(→環境保護が合理的でしょう)。 ヒトの「幼年期の終わり」まで、時間を稼ぎたいものです。・・・そうそう、stomachmanさんの「ソフト人間」が、「百億・・と千億・・」みたいであまり幸せそうに思えないのは、私が「重力に囚われている」からでしょうか・・・? とりとめが無くなってきましたが、ついでに・・・。 知的生命体の活動によって宇宙のエントロピーは、極短時間のうちに増大させられていると考えて良いのでしょうか。ひいては宇宙の短命化に一役買っているとか・・・?とすると、環境保護によるヒト種の延命は「地球(宇宙)に優し」くない? どういう理屈にせよ、環境保護は必要なことだと思いますので、まず、自分が手近でできることから始めましょう。また、情報の中には、客観性や論理性を欠いたものが多々ありますので、必ず反対意見にも留意しましょう。
- sdamau
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騒ぐことですよ。どうしてって、その生態系から日々の生計を立てている人がいるからですよ。あるいは、 生態系の破壊は、森林の枯死や、食害に結びつき、ひいては、人間の飲料水の重金属含有による被害や洪水、耕地、海洋の汚染に結びつきます。 次に、遺伝子を操作して適応とありますが、体液が水なので重金属や、脂溶性有害薬品を排泄することができないので、操作しようがしまいが、結局のところ絶滅します。 結局のところ、人間が生態系をどうこうしようというのは、まだ無理でしょう。 また、人類がいる間に地球が無くなることはありません。人類は、せいぜいあと数万年存在できるかと言うことです。地球は、数億年です。 ただし、たとえ被害が出ようと、何人死のうと、汚染排出者が、保証できるならかまわない。別に生態系が壊滅しよとがかまわない。 すなわち、自分の行うことに責任を取れれば何をしてもかまわないでしょう。ただし、一度汚染されると、元に戻すのに大金が懸かるため、事前に処理するのが賢明でしょう。 まあ、被害と事前対策費を比べて、小さいほうをとるのが、賢明でしょうな。
- kawakawa
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人間が生きていく上で、必要最低限の環境破壊は止むを得ないものでしょう。 田園の広がる風景を見たとき、自然が生きていると感じる人もいますが、実は、単一植物を大量に育てる農耕という行為自体も非常に大きな環境破壊なんですネ。 けれども、農耕によって食糧を生産しないとヒトは生きてゆくことができません。 同じように、石油資源を使ったり、ダムという環境破壊の結果作り上げた設備を使っての発電による電力が無ければ、現在の生活を保つことができません。 こういう意味での最低限の環境破壊は仕方がないことであると言えるでしょう。 けれども、必要以上の環境破壊は『本当に騒ぐほど』のものです。地球温暖化による弊害については、すでに複数の回答がされていますので述べませんが、すでに日本国内にマラリアをはじめとする熱帯性の疾病が上陸しはじめていますし、植物の生育北限が変化してきていることからも、着実に温暖化が進んでいることだけはたしかです。 地球の歴史においては、過去に何度も大きな環境の変化が起こっていることは確かです。そして、その度に環境に適した生物が出現しては滅亡してきました。けれども、それとヒトによる環境破壊とは全く異なるものです。酸素を発生させる生物の出現、小惑星の衝突、大きな天変地異‥これらのこととヒトによる環境破壊は同列に扱うべきことではありません。 ヒトが地球上に現れてから、たったの百万年しか経っていません。そして、その百万年の中の僅かに数千年で地球そのものの環境を大きく変化させるほどの影響力を持ってしまいました。その結果として人類の滅亡時期が加速的に早まってきているのです。 45億年ほど経つと、太陽系そのものが消滅してしまいます。太陽が膨張しはじめ、赤色巨星化し、木星軌道を飲み込むまでの大きさとなり、おそらくは、大爆発を起こして超新星となり、ガスの塊と化します。それまでに地球は灼熱の衛星となり、太陽に飲み込まれているでしょう。だから、いずれ消滅する星だから、どうでもいいんだという考えは‥ 遺伝子操作を行って適応できるようにするということ。それは、ヒトの遺伝子を操作し、オゾンホールから降り注ぐ強烈な紫外線に耐えることができ、灼熱の砂漠の中、或いは、旧大都市であった海中で、食糧や水、更には酸素をほとんど摂取せずに生きることができ、そして単性生殖ができるように改良(?)するということでしょうか‥まさにエイリアンですネ。 そこまで改良できるのであれば、別の惑星に移住することも夢ではないのかもしれませんネ。けれども、現実には現在の技術レベルでは太陽系の外の惑星まで行くことや、移住することは不可能でしょう。いずれ可能とする技術開発がなされるかもしれませんが‥ 環境保護の意識を高め、個人レベルでの無駄な環境破壊を止めること。それが今の地球に住む今のヒト、そして、その子孫への課題でしょう。 以上kawakawaでした
- stomachman
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面白い、壮大な話をなさっている。 以下、思い切りアホな話ですが、 ヒトがいつまで肉体の中に閉じこめられた「動物」のまま居るのか?ということもちょっと気になるんです。もの凄い超並列コンピュータの中のバーチャルワールド上のデータとして、人間の記憶・個性・創造性を含めた高次機能を再現したら、これって生きているのと変わらないようにも思えます。 ヒトが動物であることをやめて、ハード的にはコンピュータとその動力とメンテナンス用機械だけ、ソフト的にはどんな夢も叶うという世界に移り住む(もちろん人口が増えすぎると処理が重くなったりしますが)という遠い未来も、ひょっとしたらアリかもしれません。「遺伝的乗っ取り」(生命鉱物起源説)みたいに、だんだん移行していくプロセスも考えられるように思えます。 そうなったときの環境って、概念が全然ちがうと思うんですよね。
- K-1
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もう一度ですいません。 他の惑星を改造して人間が住めるようにするのは 「テラフォーミング」と呼ばれる技術で 大気組成/地質/水質変更、地形改造、生物相改変などを行ないます。 でもこれって完璧に(たとえば火星にとっては)「環境破壊」ですよね。 しかし人間にとっては良いことなので「改良」と呼ぶのです。 「環境破壊」は人間から見た勝手な話であるだけですね。
- barbee2
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無茶苦茶な偏った回答をさせていただきます。 環境破壊が行けないという考え方はどこから生まれたものなのかは知りませんが、環境破壊や種の絶滅が起こって困るのはその環境や主について研究している学者やそれを売り物にしている地元の人だと思います。 私は大学時代、岩石学を勉強していました。山の中に行って岩石を取ってくるわけですけど、目的の岩石があるところについたが、そこにあるはずの大きな岩が無くなっており聞くところによると開発工事でダイナマイトで木っ端微塵にしたと・・・。一般の人には何の価値の無いものでも学者にとっては大変価値のあるものってあるとおもいます。 このはなしは無生物ですが、これが生物だったら・・・。ってののが私の言いたい事です。環境問題が浮上してくる以前は誰もが環境に対して無頓着だったはずです。マスコミが環境問題を論ずるために学者などを呼んだためにマスコミを含め一般の人々が学者の考え方に賛同してしまったのではないでしょうか? と私の考え方は環境問題については他の人とはずいぶん離れた見解を持っていますが、一つは他の人々と同じ考えを持っています。それは石油です。(石油は地球内部からの分泌物であると言う条件の基に成り立っているかんがえです)人間が生きていくためには人間の体の組成(水分が多くを占め、それに有機物や少量の無機物がふくまれている)に似た環境にいる必要があります。何を当然のことを言っているんだと思うかもしれませんね。人間の組成の後の()の中をもう一度読み返してみてください。これってつまりごく普通の人間が暮らしている環境の事です。それが、石油を燃やすことによって人間の住んでいる環境が石油にどんどん近くなっていくわけです。といっても石油は燃焼して水と二酸化炭素と亜硫酸などの不純物に分解されていくわけですが、それでもやっぱり石油としての成分が残ってしまいます。それが人間にとって害にならないはずが無い。というのが私の結論のようですが、書いてきているうちに考えがどんどん変化しちゃって申し訳無いです。 結論:人間にとって害になる要素があるのならば、それは人間にとって悪いこととなる。
- nag3
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環境保護そのものがうさんくさい気がしますね。 企業、団体、国家等の利権絡みっぽい気がします。 そもそも太陽の活動が活発になっている時期を選んで温暖化云々と言われてもね~、原因が太陽なのに二酸化炭素がどうこう言う連中の話ってだけで聞く気になりませんし。 そもそも今の世界だって植物の光合成による環境破壊から始まってるのだし。 害虫や病原菌を運ぶネズミなどの駆除も生態系に影響をあたえているのだし。 まあ環境の変化に対応出来ない生物は絶滅するのが本来の姿だと思います。 なので、別に遺伝子操作なんかしなくても、勝手に滅びさすのが本道だと思いますが。 絶滅危惧種とか言われてもそれは滅びる運命だっただけでいたずらに保護なんてするのはどうか?と思いますよ。 後、先の回答にある火星改造計画ですが、今火星は冷えきっていますが、水蒸気と二酸化炭素があれば温室効果で住みやすい環境を作る事が可能だと聞いた事があります。 いたずらに文明を後退させるよりそれらのテクノロジーを獲得してさらなる文明の発展を望む方が好ましいと思います。 〇日本で環境問題に取り組みすぎて結果企業の競争力が低下。外貨獲得が出来ずに、食料も燃料も枯渇。 そして暖を取る為に日本国内で森林伐採のオンパレードみたいな訳のわからない結果にだけはならない様に気をつけたいものですね。
- nonkun
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最初に断っておきますが、自然破壊は地球にとっては痛くもかゆくもありません。環境が悪化して全てが砂漠と化し人類が滅びたとしても、地球はまた新たな生命を育むでしょう。 つまり環境保護は人類が生き残るための方法です。 1つずつ見ていきます。 1.生態系保護 確かに地球が出来てから生態系は変わっていってます。しかし生物はその変化に順応してきました。それを進化と言い、食物連鎖は崩れることはありませんでした。 しかし今人類が行っている環境破壊はその順応が出来ないほどのスピードで起きています。そのため食物連鎖が崩れ、種の絶滅・大量異常発生が起きて環境破壊が起き、環境破壊が更に進みます。 2.遺伝子操作 進化についていけないのなら遺伝子を操作すればいいとのことですが、自然界の動物で遺伝子操作をした種を放つと、更に生態系が悪化する恐れがあります。身近な例ではブラックバスを日本に持ち込んだために、湖・池等の日本古来の魚が絶滅の危機に追い込まれています。 人類はまだ生態系をほとんど判っていない状況のため、遺伝子を操作しても生態系を壊さない手段を知りません。 また、遺伝子操作を簡単に考えてはいけません。もちろん自分と同じ姿のクローンは出来ません。何故ならクローンも赤ちゃんから育つわけですから、同じ年になりませんからね。 しかし、母親の胎内にいる時に「この子は頭が悪いから遺伝子を操作しよう。」「女の子が欲しかったけど、この子は男の子だから止めよう」「この子は顔がいまいちだから操作しよう」となったらどうします? 遺伝子操作で良くなるばかりではありませんよ。 生きている人間の交換パーツを作るために生まれてくる人も出てこないとも限りませんよ。 倫理観の無い科学者が利己的に遺伝操作を行うと更に恐ろしいことも起こるでしょう。 しかしながら以上の事は完全に遺伝子が解明されることが前提です。完全に解明されていない場合は遺伝子操作で予測していなかった異常が起こり、人類滅亡が早まるのは確実です。 遺伝子操作は逆に人類を滅ぼしかねない諸刃の刃です。 3.地球を作る。 まず無理です。地球は非常に特殊な条件の基で発生しました。太陽の大きさ・年齢・地球との距離、地球の大きさ・組成・重力の大きさ等、1つでも条件が欠けると生命は発生しなかったのです。それを人類が再現するのは事実上不可能です。 金属の塊の擬似地球は作れても地球そのものは作れません。 今のまま生態系が崩れていくと、地球上は全て砂漠化します。木を植えても土の中に生物がいないために育たなくなります。 少しでも人類が生きていける環境を延命できるようにしていく必要があります。