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「親族の扶養にとられている」の意味
市県民税の申告のための紙が市役所から送られてきました。 そのうちのフローチャートに次のような記載がありますが、意味がよくわかりません。 →「平成18年度中に収入はない」YESのとき→「親族の扶養にとられている」YESのとき→「申告の必要はありません」 このうちの→「親族の扶養にとられている」の「とられている」の意味がよくわかりません。多分他の親族に扶養されているということだと思いますが、このような「親族の扶養にとられている」のような言い方は、日本語として一般的なのでしょうか?
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noname#204879
回答No.1
“自分の必要とするものを何等かの方法で自分のものとする”という意味の「取る」の用例としては次のようなものがありますね。 養子として迎える → 養子を取る 嫁を迎える → 嫁を取る 月謝や料金などを徴収する → 金を取る 罰金を出させる → 罰金を取る 「養子に取っている」を受身で表現すると「養子に取られている」ですかね。 このことから、「扶養にとられている」もアナガチ間違った表現でもなさそうですが、少なくとも現代的な表現ではない、と個人的には思います。旧態以前とした“お役所”なら別ですが。 東京都日野市の場合、該当する部分は「同居親族に扶養されていた」「仕送りを受けていた」「その他による生計維持」という表現をしているようです。
お礼
早速のご回答ありがとうございました。 ていねいなご解説ありがとうございます。 たしかに「とる」という言葉は便利な言葉でいろいろな使い方をされているようですね。 大事な息子を養子に「取られた」ということであれば、私は「盗られた」と書きたくなります(笑)。 田舎では昔の古い表現方法が残っていますし、また、何十年も昔に書かれたマニュアルをそのまま転用したのかも知れませんね。 「扶養にとられた」は、なんだか封建的な臭いがしますな。 ありがとうございました。