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微粒子の強磁性
微粒子の磁性についてわからないことがあります。 それほど大きくない(単磁区の)微粒子は 超常磁性の振る舞いを示すと理解しているのですが 多くの論文では強磁性的な振る舞いを示すと書かれていたりします。 しかし強磁性は、協同効果によるものと理解しているので 単分散の微粒子が強磁性を示すと書かれていても 腑に落ちずに困っています。 超常磁性の微粒子がブロッキング温度以下で強磁性の”ように”振舞うことを 勘違いして「強磁性の微粒子」と著者達は書いているのでしょうか? それとも私の理解が少し違うのでしょうか? どなたかご存知の方はご教授下さい。よろしくお願い致します。
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お礼
ご丁寧な回答、ありがとうございます。 その後再度、論文を読み直したところ、読み違えて(勘違いして)いることがわかりました。 論文でよく目にするのはferromagneticであって、ferromagnetとはかかれていませんでした。 確かに微粒子内の相互作用はferromagneticですからね。 それにしても詳しい回答で、色々と勉強になりました。ありがとうございました。