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反強磁性の磁化率について
反強磁性体の磁化率はネール温度までは磁化率が上昇しますがそれはなぜですか? 私の考えとしては、温度を上げるとスピン間の相互作用が弱まり外部磁場の影響を受けやすくなり自化しやすくなるためと思ったのですが、実際どうなのでしょうか? どなたか回答お願いします。
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もっというと、磁性は2次の相転移現象です。 自由エネルギーの温度の2階微分に異常が現れる点を相転移温度と呼び、キュリー温度等がそれに当たります。 この現象を決定付けるパラメータは温度であり、外場は関係ありません。
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- アウストラロ ピテクス(@ngkdddjkk)
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回答No.2
No.1です。 別の角度から説明しましょう。 温度が上がると熱による格子振動が大きくなります。反強磁性体は、電子同士の結合が反強磁性結合です。格子振動により熱による乱雑さが電子にも影響し、これが大きくなることで電子同士の結合を弱めます。 ("電子同士の結合"がほぼない場合を常磁性と呼びます。) ということは、外部磁場は関係ありません。
- アウストラロ ピテクス(@ngkdddjkk)
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回答No.1
熱エネルギーを受けて相互作用が弱まる。だと思います。 相互作用もハミルトニアン(エネルギー)なんで。