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呪術(宗教)の発生と消滅
呪術とか宗教儀式とか、「厄」をはらうという性格が大きいのだと思います。また、そういう思想がなかったら、これまで発展してこなかったであろうと想像しています。つまり、無病息災を願う人間心理がすべての土台だったのだろうと。現在も初詣の季節になると、ますますそれに気がつきます。 そこで、考えたのですけど、もしそのような儀式や慣習をしなくても、結果として変わらないんだ、と言う事が証明されれば、呪術宗教的慣習は消滅するのでしょうか。つまり、SF的になってしまいますけど、もし多元宇宙みたいなものを選択する事が可能で、今年お参りしてお守りを買うことと、まったくいかない事両方に自己の存在する世界を分割して、両方の人生を生きてみる。そういう操作が可能であれば、そして、その結果なんら呪術侵攻には効果がないのだということが経験則で証明されれば、おのずと消滅する類のものでしょうか。逆にその操作が未来永劫不可能ならば、いつまでも存在し続けるのでしょうか。
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お礼
自分の中の「神」と対話するために、まじないめいたものをかけるのだという説、大変意味深く納得できます。宗教的行為は人間性の宿命なのかもしれないですね。