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イタリア語、フランス語、スペイン語
タイトルにある3つの言語は同じラテン系の言語なのでよく似ていますよね。しかし、地理的には中間であるフランス語だけが発音など特殊な要素がありますが、どういった背景があるんでしょうか?
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地理的に他民族との接触によると言われています。 1 ケルト人との接触 u を /y/ と発音するのはケルト人の発音習慣によると言われています。 2 ゲルマン人との接触 /∫/ の発音や、あいまい音の e 。ゲルマン人は発音のための努力が弱く、弱い音節はあいまい音化したり脱落したりする。 ついでに スペイン語における f → h の変化はバスク人の影響と言われています。 (ラ)facere(フ)faire(ス)hacer (ラ)fabula(ス)hablar
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#2さんのほぼ仰る通りですが、若干補正させていただきます。ケルト人と接触というよりは、大昔はフランスはガリアと呼ばれ、フランスの原住民でもあります。ガリア人はケルト系でしたが、ローマ人も多数入植し、混血もありましたが、現在のフランス人はガリア人の末裔と言えるでしょう。そして、ガリア人はガリア語を捨ててラテン語を使い始めたが、これがフランス語の基礎になりました。 現在のフランスは昔は南部ではラングドック、中北部ではラングドイルが話されていました。現在のフランス語の基礎になったのはラングドイルの方で、これが#2さんの仰るようにこれがフランス語がイタリア語やスペイン語よりも大きな変化を蒙る原因になりました。一方、ラングドックは、イタリア語とスペイン語の中間のような言語でした。現在は オクシタン語として残っていますが、標準フランス語に押され、南フランスでもオクシタン語を話す人は少数派になりました。また、オクシタン語はとりわけスペインのカタルーニュア語と近い関係にあります。 蛇足ですが、フランスのリヨンを中心とするロワール地方はラッグドックとラングドイルの緩衝地帯にありました。リヨンはいいところです。 観光地としての認知度は日本では今一ですが、パリよりもフランスらしい側面を持ったフランスの古都でもあります。日本で言えば 京都に近い感じでしょうか。
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回答ありがとうございます。 #2さんの回答と合わせてこれで謎が解けました。そうか、そうすると スペイン語、カタルーニャ語、オクシタン語、イタリア語と地中沿岸地域の言語は境界線が曖昧なくらいに繋がっていたんですね
ガリアの言葉が混じったからといわれています。 カエサルの「ガリア戦記」はご存知ですよね。
お礼
回答ありがとうございます。
お礼
回答ありがとうございます。 なるほどですね。