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私の声域で第九の合唱で歌えるパートはありますか?
昨年10月からボイストレーニング(先生は声楽)に行っているジジイです。 今年の年末に、何百人規模のベートーベン第九の合唱に、一生の記念に出てやろうかと思っていますが、心配な点があります。 お金を払えば誰でも入れてくれそうなんですが、出る限りは口パクではなくキチンと歌いたいと思っています。 心配な点は私の声域が低くて狭いことです。 ピアノに合わせて声を出しますと、まあそこそこの声が出るのが、下は「ミ」、上は「ラ」の11音階ほどです。 テナー歌手の「荒城の月」に合わせて、1オクターブ下で歌うと、最低音(かげさ~して~の「て」の音)が苦しく、空振り状態という感じです。 先生は下は「シ」、上は「ファ」の2オクターブ半出ていると、言ってくれていますが、大分お世辞が入っています(それでも3カ月練習すれば少しマシになってきました)。 Q.以上のような音域の場合、第九の合唱で歌えるパートはありますか?
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こんにちは。 ちゃんと数えたことはないですが、30回以上は第九を経験している者です。(アルトです) 声域が低いとのことですが、合唱は集団演技ですから、大丈夫だと思います。 ソロではないので、一人一人が完璧に楽譜通り歌わないとダメ、というものではありません。 と言いますか、この曲はどう考えても人間工学上楽譜通りにノンブレスで歌うのは無理だろ、という箇所が随所にあります(^^;)ご安心下さい。 高くてどうしても出ない音は、そこだけお休み(休符に)して下さい。(もちろん練習初期、また個人練習の時はトライしてみて下さい。本番直前になっても無理だったら、という意味です。また周囲の人には、あらかじめその旨言っておいた方がいいと思います。) 男声には、バスパートにも高い音を要求される箇所があります。 しかもその部分は、オーケストラもほとんど音を出している人がいないため、声が「ホゲ~」とひっくり返りでもしたら、まるわかりです。 一人一人の力は小さいですが、こういう一人の小さなミスに限って全体に影響を及ぼすのです。いや本当に。 大事なのは「自分一人が全ての箇所で」頑張ろうとしないことです。 高い音が苦手なら、ドイツ語を完璧に覚えてきちんと発音する、低い音を確実に当てるなど、別の面で貢献すればよいのです。 最後になりますが、可能なら一度とは言わず、ご事情が許す限りお出になられてはいかがでしょうか。 第九はそれだけ奥の深い曲だと存じます。 以上、ご参考になりましたら幸いです。
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- maramatanga
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低音はその人固有の声帯の物理的な形で決まってしまいますが、高い音は練習すれば誰でも出るようになるはずです。高い音を出そうとすると、どうしても喉に力が入ってしまいなかなかうまく発声できませんが、<<下っ腹に力を入れて喉の力を抜いて発声する>>ことを習得すれば、高い音が出るようになります。第九のバスの最も高い音「ミ」が出せるように練習に励んでください。 合唱で大事なことは周囲の声と響きを合わせることです。頑張って声を出すよりも、むしろ言葉の意味をしっかりと理解して正しい発音とリズムで歌い、オーケストラの美しくまた力強い響きの中で、皆で合唱することを楽しんでください。
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ご回答ありがとうございます。 「ミ」ですか。この音が出せる確率は3割くらいですな。 残りの7割はNO.1さんの仰る「ホゲエ~」ですね。 ご指導の通り、地道に練習し、高い声が出るように努めてみたいと思います。 合唱のあり方、楽しみ方、よくわかりました。ありがとうございました。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 やっぱり、なかなか大変な曲なんですね。主旋律は単純なように見えますが、やってる人は大変なんですね。 >大事なのは「自分一人が全ての箇所で」頑張ろうとしないことです。 一つのパートでも助け合いがあるんですね。 大変参考になりました。ありがとうございました。