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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:中和エンタルピーについて)
中和エンタルピーについてよく分からないこと
このQ&Aのポイント
- ある温度の下で塩酸と水酸化ナトリウムの中和反応を起こした場合、無限希釈であればそのエンタルピー変化は約-57 kJ/molとなります。
- しかし、無限希釈でなければエンタルピー変化は-57 kJ/molよりも大きくなってしまいます。
- これはイオン間の相互作用やイオンの水和状態が濃度によって変化するためです。
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質問者が選んだベストアンサー
無限希釈での中和熱はよくご承知かと思いますが、水が出来る反応によるもので、他のイオンの影響はありません。これをΔH0とします。無限希釈でない時の中和熱をΔHとしますと、ΔH0との差は、酸の当該濃度から無限希釈のエンタルピー変化ΔH1、塩基の当該濃度から無限希釈のエンタルピーをΔH2とすれば、 ΔH0=ΔH+ΔH1+ΔH2+(無限希釈塩の濃縮 = -塩の無限希釈のエンタルピー変化) ですから、事情を理解するには希釈熱の挙動を説明できる理論を理解すればよいということになります。Debye-Hueckelの強電解質の理論と、希釈への応用の勉強が必要と思います。あまり参考書に詳しくないのですが、K.S.Pitzer and L. BrewerのThermodynamicsなどですと詳しいです。 あまり大した回答でなくて済みません。
お礼
返事が遅くなってしまい申し訳ありません。 なるほど、Debye-Hueckelの強電解質の理論を調べればよいのですか。 これから調べてみます。 本当にありがとうございました。