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日本は核爆弾をどのくらいの期間で開発できますか?

日本が核爆弾を製造しようときめたとして、どのくらいの期間で製造できるのでしょうか? 政治的な話は抜きにして、純粋に技術的な話を御教えください。 あと、核物質を使わずに爆縮の実験をすることは可能だと思いますが、これは国際的には核実験の一種とみなされてしまうのでしょうか?

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  • rangeru
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回答No.5

日本政府の内部文章が公開されました(参考URL)。それによると, >小型核弾頭試作までに3年以上の期間、2000億~3000億円の予算と技術者数百人の動員が必要という。 だそうです。やはり,燃料の調達がもっとも大変なようです。  回答で答えていただいたページで紹介されている文章で【4.原子炉級Puでは原爆が作れない理由】がはっきり書いてあります。原子炉級Puでできるのは核爆発であって,核兵器ではない,ということらしいです。

参考URL:
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/m20061225000.html
moritan2
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 お示しいただいたURLはとても参考になりました。ずばり、答えがでたようです。 北朝鮮が意図的な小規模核爆発ができるとは思えませんから、北朝鮮にはまだまだ核兵器を作る能力はないようですね。マスコミや国連の大騒ぎはなんだったんでしょう。

その他の回答 (4)

  • rangeru
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回答No.4

>Pu240をたくさん含むと早期爆発しやすくなるため、核爆発の威力は落ちるという記述は見つけましたが、核爆発はすることはするようです。  もし、これが実験的に確かめられているのなら、その論文なりWEBページのURLをぜひ教えてください。あくまで個人的な意見ですが、これはアメリカなどの核保有国が他国の原子力の監視をしやすくするためにいっている政治的な手法だと思っています。  実際にできるとしても、相当難しいのでは、と思います。核爆弾のノウハウがない日本がいきなり手を出すべき方式ではないように感じます。どちらにしろ、すぐにできるというものではないと思います。 >高速度撮影で瞬間的に物質が飛び散らずに一箇所に集まっていることを確認できないでしょうか?  あまり自信はありませんが、爆縮で難しいのはPuの塊がばらばらにならないようにうまく飛ばすことではないでしょうか。同時に中心に着くように飛ばすこと自体は、球面の内側に同じ量で同じの形のPuを同じように火薬を配置すればよいように思えるので。  Puがどの程度のせんだん応力に耐えられるか、どのような衝撃に強く、どのような衝撃に弱いのか、などの物性値がわからないと物質が飛び散るか飛び散らないかはわからないのではないでしょうか。  もし、日本政府が公に公開していないPuや原爆の情報や、シミュレータがあるのなら、話は変わってきます。ただ、人脈(親からの地盤も)で政治家になっている人たちが原爆みたいな際どい問題を扱っているかは疑問です。もちろん、原爆のデータを集めていてももらわないと、日本としては困るのですが。

moritan2
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます さらに見つけましたので、URLを掲載します。 http://env01.cool.ne.jp/ss03/ss03042.htm この記事は北朝鮮の核実験についての記事で、 > 今回程度の不完全な核爆発ならば、兵器級Puを用いる必要はない。比較的多量に得られる原子炉級Puを使えば、小規模の程度の核爆発は可能で、世界を脅すには十分である。日本のマスコミは、まんまと北朝鮮の思惑にはまってしまった。 この記事が正しいのなら、Pu240をたくさん含んだものでも核兵器を作れることが実証されたと考えられます。

moritan2
質問者

補足

私が見たのは下記のURLです。 http://suoh.sakura.ne.jp/SimCity4/bat/power/index.html > Pu240とPu242は、勝手に核分裂する性質を持つため、爆弾の点火途中に爆発が起きてしまい(早発)、威力が小さくなる(米国原子力委員会によるとTNT換算1000t程度)。 1000tでも通常兵器と比べたらものすごい威力だと思うのですが。

  • rangeru
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回答No.3

 爆縮実験って核物質を使わないとできない気がするのですが。核物質を使わない爆縮実験って何を知るために、その実験をするのでしょうか。 >実際にプルトニウムを爆縮して威力を実験で確認するだけなのでわりと早いと思うのですが。  そのプルトニウムは何処から持ってくるのかも疑問です。原爆に使うプルトニウムはPu239はPu240と混ざってしまうと原爆に使えなくなります。Pu240と混ざらないPu239を取り出すためには原子炉設計の段階で取り出せる構造のもの作らなければなりません。そして、日本の原子炉は原爆で使えるPu239を取り出せない設計になっていたはずです。というか,そうでないとアメリカが許すはずもありませんし、北朝鮮に原子炉を作るはずもありません。したがって、Pu239を得るために時間がかかります。  ウランで原爆を作ろうにもU235の濃縮技術が日本にはなかったはずです。また、アメリカから研究用で90%くらいのU235が昔は輸入できたのですが、テロ対策のため日本に輸入されなくなってしまいました。なので、なんにしろ、まずは濃縮技術からでしょう。

moritan2
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 以下は補足の続きです。 Pu240について、その後、自分で少し調べてみました。 Pu240をたくさん含むと早期爆発しやすくなるため、核爆発の威力は落ちるという記述は見つけましたが、核爆発はすることはするようです。TNT換算で1000t程度になるという記述がありました。ひょっとして北朝鮮の核実験が、これなのかな?

moritan2
質問者

補足

> 核物質を使わない爆縮実験って何を知るために、その実験をするのでしょうか。 高速度撮影で瞬間的に物質が飛び散らずに一箇所に集まっていることを確認できないでしょうか? > そのプルトニウムは何処から持ってくるのかも疑問です。 > 原爆に使うプルトニウムはPu239はPu240と混ざってしまうと原爆に使えなくなります。 これは初耳です。Pu240が自発核分裂をするので、プルトニウム原爆はガンバレル型ではなく、爆縮型にしなければならないという記述はいろいろ見かけますが、要するにPu240が混ざっていても、爆縮型ならPu240の核分裂によって核物質が吹き飛ぶ前に、Pu239を臨界にできるということだと思っていましたが。よろしければ、上記の記述のある URL を御教え願えないでしょうか?

  • K-1
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回答No.2

核物質や中性子触媒の調達は済んでいるとして・・・ まず核反応に関する資料は原発や研究所にあるでしょう。 しかし、核爆発に関する資料は日本にありません。 なので、シミュレーションができません。 核爆弾として完成させるには、数回は爆縮装置の実験が必要です。 これらを製造、組み立てるにも数ヶ月は必要でしょう。 マンハッタン計画は手探りでも3年でできました。 その当時より情報も資材も揃っている現在なら、1-2年でできると思います。

moritan2
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます > 核爆弾として完成させるには、数回は爆縮装置の実験が必要です。 > これらを製造、組み立てるにも数ヶ月は必要でしょう。 いきなり作ろうとしても、まず爆縮がうまくできるかどうかは重要ですよね。ただ、爆縮の実験は核物質を使わなくてもできると思うので、核兵器を持つ持たないの議論の前にできるのではないかとおもうのです。コンパクトで扱いやすい爆縮装置が完成済みなら、あとは実際にプルトニウムを爆縮して威力を実験で確認するだけなのでわりと早いと思うのですが。

  • ayamah
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回答No.1

三○あたりの軍需企業だと、すぐ作れるでしょうね。 精密機械を扱うような、そこらへんのちょっと大きな企業なら結構どこでも作れそうです。材料は原発にそろってるし。 ただ飛行機から落とすだけのものなら、1週間もいらないのではないかと思います。 爆縮の実験は、露骨に核兵器のためと分からないような理由を適当につければいくらでも出来そうな気もします。てゆうか他の国もそんな感じでやってると思います。(合金爆着研究etc)

moritan2
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 とりあえず学者が核分裂実験するだけなら、すぐでしょうけど。しかし、実戦で使用する兵器の核爆弾は、どのくらいのエネルギーの爆発をするなどのデータがはっきりしないと恐ろしくて使えませんよね。それに学者や技術者ではない現場の兵士が使うわけですから、いろいろな条件を満たす必要があると思うのですが。