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日本が本気で核爆弾製造を決断したら

もし、日本が本気で核爆弾製造を決断したらどのくらいの期間で実用的な核爆弾が製造できるでしょうか? 日本にはH2Aがありますから、その気になりさえすれば北朝鮮に弾道弾を飛ばすことは簡単にできると思います。またプルトニウムは持っていいます。問題は爆縮の技術とプルトニウムの品質だと思います。たとえばプルトニウムでなくその他の物質を使って爆縮の実験をすることはなにか問題があるでしょうか? 爆縮という技術は原子爆弾以外に使い道は無いのでしょうか? あれば公然と実験をやっても文句を言われる筋ではないと思います。 あとはプルトニウムの質を核爆弾に適した239Puの割合を上げる必要があると思いますが、これは日本でできるのでしょうか?

みんなの回答

  • rabbit_cat
  • ベストアンサー率40% (829/2062)
回答No.9

この分野は全く専門外ですが。 ただ、「潜在的にできる技術的な蓄積がある」、と、「できる」は天と地ほどの違いがあります。 これは、最近ホントに痛感してます。 今、日本が核爆弾作る気になって、猛烈にお金をかけても、1年や2年といった期間でできる話でないのでは、とは思います。実は今も密かに研究してる、とか あるいは、もっと現実的な話としては、スパイを雇って、どっかから技術を盗む、というか技術を持った人を拉致してくる、とかいうなら話はべつですが。 そういう手を使わないとすると、ゼロから実用的なモノができるには、少なくとも、5年とか10年とかいう時間がかかるのではと思います。 だいたい、開発のリーダーとなれる人が出てくるまでに5年、で、その人が実際にモノを作るまでに、数回の失敗を経て2~5年くらい?って感じでは。 あんまり無茶なことを言って技術者を困らせないでくださいね。

moritan2
質問者

補足

> ゼロから実用的なモノができるには、少なくとも、5年とか10年とかいう時間がかかるのではと思います。 今から60年前のアメリカはゼロから5年ほどで原子爆弾を製造しました。今の日本は核の技術についてこの時のアメリカより進んでいると思いますが、日本で国家レベルで本気になってこの時のアメリカより時間がかかるということがあるのでしょうか?

  • k99
  • ベストアンサー率47% (491/1025)
回答No.8

>爆縮の実験はたとえば高温高圧を利用してダイアモンドを作る実験を >してるんだ、と言えば納得してもらう事はできませんか?  ダイアモンドは工業的に生成する方法が確立しており、その理屈は無理があります。 >核物質を使わない爆縮の実験をやるのがNPTの違反になるのでしょうか?  条約正文を読んでください。 「締約国である各非核兵器国は、核兵器その他の核爆発装置又はその管理をいかなる者からも直接又は間接に受領しないこと、核兵器その他の核爆発装置を製造せず又はその他の方法によつて取得しないこと及び核兵器その他の核爆発装置の製造についていかなる援助をも求めず又は受けないことを約束する」(2条) >単に原子炉の稼働期間を短くしてPuの取り出しをすれば 確かに燃料棒の頻繁な交換という手は無いではありません。しかし現状の体制では不振な挙動不可能であり、現実的かは疑問です。 また、Puを取り出しただけでは実用的な核とは言えません。 >後にUと混合して発電に使うという名目ならNPTの問題にならないと思 >うのですがどうでしょうか? そういう面倒くさいことをさけるためにああいう再処理をやってるんですが・・・ それを撤回するのはさらに面倒くさいことに繋がりかねません。 >北朝鮮が核ミサイルで日本に向けて経済援助を強要してきた時に、そ >の気になればすぐにでも核兵器を実用化できるし、弾道ミサイルもい >つでも作れるのだぞ、という状況を見せつけておけばいくら北朝鮮で >も無茶はできなくなると思うのですが、どうなのでしょうか?  既に回答したとおり、「すぐにでも実用化」はフカシすぎです。およそ手っ取り早くやっても10年、軍事系の開発計画は常に遅れる者だと言うことを勘案すればそれ以上の時間とコストが必要です。 現実的な核抑止手段というやつは衛星から潜水艦まで含めた実に大きなシステムであり、一朝一夕にそろえることは困難です。たとえ政治的な掣肘が一切無いにしても。 #改行位置変更は引用者

  • k99
  • ベストアンサー率47% (491/1025)
回答No.7

 残念ながら、かなりかかりますね。ちゅうか、やめとけ。  H2Aは短・中距離弾道弾にしては贅沢すぎるし、そもそも極低温液体燃料かつほとんど「一点モノ」。  東大系の固体燃料シリーズも燃料以外は同様のデメリットがあり、どちらにしたって再設計が必須。さらに弾頭の再突入技術やら、誘導系なんてのはまったくの手つかず分野です。  Puの濃縮は超困難な技術ですから、はっきり言えばそれ用の炉をぶっ建てた方がなんぼか早いでしょう。  Pu「持っていいます」? いやいや、あれは同位体やらUやらとの混合体で(日本の再処理技術の肝はUが混ざっているという点にある)、おまけにPuはたしかレーザでも濃縮しづらいはずです。 爆縮技術に関しては、他に使い道はありません。 #それで一体ほかに何をするわけですか?サッカーボール状のクォーター貨でも作る? 当然研究者もいませんし、大体、肝のところは日本にとって未知の分野です。その辺のデータ(つまり核実験と言うことだ)が無い限りは、シミュレートすら難しいでしょう。  おまけに、そんなことにうつつを抜かしていたら経済制裁喰らって(本邦はNPTやらCTBTやら入ってるんですぜ)、あっという間に北韓とは言いませんが、相当の打撃が来ます。  安心感はプライスレスかもしれませんが、いまのこの生活もまたプライスレスであって、しかも後者の方がどう考えたっていい、と感じますが・・・

moritan2
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 > #それで一体ほかに何をするわけですか?サッカーボール状のクォーター貨でも作る? 爆縮の実験はたとえば高温高圧を利用してダイアモンドを作る実験をしてるんだ、と言えば納得してもらう事はできませんか? 核物質を使わない爆縮の実験をやるのがNPTの違反になるのでしょうか? ダイアモンドができるできないは知りませんが、名目として使えませんか? 核物質なしの爆縮だけの実験なら、大学の研究所でもできるのではありませんか? 239Puの割合を増やす事は難しいことではなく、単に原子炉の稼働期間を短くしてPuの取り出しをすれば、239Puにさらに中性子が吸収されて240Puに変化する割合が少なくなり、239Puの割合が増えると認識していますが。こちらの方も、後にUと混合して発電に使うという名目ならNPTの問題にならないと思うのですがどうでしょうか? 現実的に考えれば、日本がいますぐに核兵器を作るメリットなど無い事は承知しています。北朝鮮が核ミサイルで日本に向けて経済援助を強要してきた時に、その気になればすぐにでも核兵器を実用化できるし、弾道ミサイルもいつでも作れるのだぞ、という状況を見せつけておけばいくら北朝鮮でも無茶はできなくなると思うのですが、どうなのでしょうか?

noname#95070
noname#95070
回答No.6

広島や長崎に落とされたものと今現役で配備されているものでは、威力が断然違います。 核爆弾って呼べるものなら数か月(1~3か月?)あれば作れると思います。 ただ、効率的な爆発。つまり、同じ量のプルトニウムを使用したときの威力の向上の技術開発には時間がかかるでしょう。 実用的っていうのを、どこで線引きするかが難しい。広島に落とされた奴だって、通常爆弾に比べたら天と地ほどの差があります。 とりあえず1年あれば核爆弾は作れるでしょうね。(プルサーマル計画の関連施設を調節すれば簡単かな)

  • sotom
  • ベストアンサー率15% (698/4465)
回答No.5

正直、無意味でしょう。 明治維新から第2次世界大戦に至るまで、日本は欧米諸国の帝国主義の 後追い(サルマネ)をしてきました。今から、またやるのですか?元々、 日本の国防・軍事に関しては、アメリカに任せっきりになっています。 独自で行動することは、日米安保だったかな? あの辺りの条約において 違法とされています。ど素人が危険な玩具に関わろうとしています。 それだけの費用があるならば、他に利用した方がいいでしょう。 技術面では可能と思いますが、頑張って北朝鮮と同じ事をするのが むなしいと思います。核以前に考慮すべき点があります。

  • potachie
  • ベストアンサー率31% (1065/3387)
回答No.4

ご質問の内容は、「できる」「できない」の技術的な話だと思いますが、核弾道も戦闘機も核爆弾も、日本が「作る」と考えたら技術的な障害は持っていないことは、世界各国が信じていると思います。爆縮の話でいうと「核融合」爆弾も多分、簡単に作れると思いますよ。 日本が原子力発電所を持つことに反対した国は欧米には存在していませんでした。いざというときのために核兵器を日本が「持つ」ことに期待をしている国々が存在していると考えても良いでしょう。 軍事費や兵器の開発に国家予算の半分以上の費用をかけている国は世界でも結構多いですし、アメリカも間接的なものを含めれば北朝鮮並みの費用をかけています。 その費用を分担して欲しいと考える国は多いでしょうしね。 実際、原爆よりもはるかに技術的に難しい長距離弾道弾を宇宙空間で迎撃するという技術の開発には日本は相当額のお金を出していますし、研究も担っています。 日本は、戦争の反省と、その後の政治家・経済界の判断で、持てる国力と技術力のほとんど全てを経済発展にかけてきました。今の日本が繁栄しているかどうかはいろいろな考えがあるかと思いますが。 この判断を捨てるかどうか、でしょうね。 日本が公然と原爆の開発を宣言した場合、実質的に反対する国が常任理事国で中国以外にあるとはちょっと考えにくいです。その中国すら実質は、経済活動上のデメリットを利用する方に動くと思います。 日本が核兵器を持っていないのは、日本という国の判断です。その判断には、国防上の大きなデメリットと、経済上の大きなメリットがあります。そして、憲法第9条は、国防上の大きなデメリットは、外交という政治力で解決することを宣言しています。

回答No.3

理論では今すぐにでも製造できるだけの技術は持っていると思います。 なのでその気になれば一年とはかからないと思います。 ただ、日本では実験場がありません。 それ以上に問題なのがアホ丸出しの政治屋。 昨日、自民党の山崎拓が 「日本が核を持ったら人類破滅」と、言ったそうです。 核が実用兵器ではなく、ただの抑止力であるという認識すらないのです。 核爆弾を製造する以前に、あの時代遅れの化石連中を一掃しないと まず無理でしょうね。 その意味では一番の回答者様と一緒で、技術以前のレベルで問題山積です。 そしてもう一つ大きな問題が。 オバマ政権ではアジアで最も大切なパートナーは中国です。 日本はオバマ政権では相当格下です。当然日本が国際社会での発言力を増し 中国に更なる軍備強化を齎す日本の核武装は、実力を行使しても阻止するでしょう。

noname#113957
noname#113957
回答No.2

技術的には可能だが、一番困る米国の反対で実現阻止されます。 米軍の日本駐留の意味が薄くなり、極東の軍事拠点を失いますので。

  • dogday
  • ベストアンサー率29% (2313/7949)
回答No.1

本気で決断すると早いと思うのですが、本気で決断できないレベルで核恐怖症を植え付けられています。身についた常識は覆せないのです。 天動説を唱えたガリレオになります。 日本人が指揮する限り、立場から核爆弾開発をできる人間は出ませんし、他者から消されると思います。 この時点で、他者からの最大のクレーマーは日本人です。問題点は日本人の知識ない常識。 日本人が滅びる要因には、核開発技術の禁忌が含まれます。 なので、国産核爆弾の本気を考えるときに、国内産業で核爆弾という名目の生産ラインが組めないので、実用化できないというのが回答だと思います。 国民にうそぶいてならできるでしょうが、それは公然ではなくなります。

moritan2
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 いまの状況で開発の決断を行うなど不可能なことは理解しているつもりです。質問は、たとえば北朝鮮が核弾頭を装備したミサイルを日本に向けておいて、経済援助を迫って来たら、という状況を想定しています。いくら平和ボケしているとはいえ、これならさすがに決断できるのではありませんか? このような状況になったときにたとえば1か月以内で日本が北朝鮮を攻撃できる核ミサイルを準備できるかどうかということを知りたいのです。 質問にも書きましたが、爆縮の技術が核爆弾以外にも応用ができるのなら、現在でも爆縮の技術の研究は可能思いますがどうなんでしょうか? また、蓄えられているプルトニウムを核爆弾の製造に適した239Puの割合を増やすような事をあらかじめやっておけばよいと思います。239Puの生産はぼくの認識ではそれほど難しいことではなく、単に原子炉が稼働しはじめてから早い時期に原子炉を止めてプルトニウムの取り出しをすればよいだけだと思うのですがどうなんでしょうか? これらの準備をしないまま北朝鮮の核ミサイルが日本に向けられて経済援助を迫られたらひどいことになります。準備をしておけば北朝鮮が核ミサイルを日本に向ける兆候が見られた、いくらなんでも国民意識が変わるでしょうからそれから北朝鮮の配備完了まで日本も報復手段を間に合わせれば、阻止力として間に合うのではありませんか?

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