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体系的にデザインを学ぶべき?

こんにちは。相談にのってください。  私は、2年ほど前から企業内でWeb制作をしています。 (以前は事務職として働いていました) 仕事の半分は更新作業などで、センスや技術を問われるものではないのですが、企画ページやバナーをつくったりするたび、自分のつくるものの中途半端さに悲しくなります。  Photoshopなどのスキル面は特に問題ないと思いますが、色の選び方や構成が良くないと思います。 本や雑誌を読んだりして勉強はしていますが、美大やデザイン専門学校などでちゃんとデザインの勉強をした経験がないことがコンプレックスになっています。  いまの会社でずっと働くなら、それでもやっていけそうですが、ずうずうしくももっと創作性の高い仕事がしたいと思っていて、将来的に転職を考えています。 時間があれば、夜間の専門学校にでも通いたいほどですが、毎日かなり残業があるので、それは無理なのです。 美大の通信教育も考えていますが、4年制の過程で卒業まで5~8年かかると聞いて、気が遠くなりそうです。 漠然とした質問で申し訳ないのですが、こんな状態でデザインを体系的に修得したいなら、どうしたら良いと思われますか? 上司を説得するか転職するなど時間をつくり、数年かけても学校で学ぶべきだと思われますか? 独学するとしたら、どんな方法が良いと思われますか?ご意見いただけると嬉しいです。

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回答No.2

独学で勉強するなら…。 常にデザイナーであることを意識してください。 何かを見る時、そのデザインを意識しながら見てください。 何かを使う時、その使いやすさを試すように使ってください。 まずは、自分のセンス、個性を磨くことが大切です。 あなたの身の回りのものは全て、何かしらデザインされたもののはずです。 その中でデザインの優劣、好みをはっきりといえるようになってください。 その際、なぜそうなのかを考えてください。 それを説明できなければ独り善がりなものになってします。 アートなら説明できなくてもいいかもしれませんが、 デザインはクライアントにそのよさを説得できなければお金になりません。 良しデザインは色彩や構成だけでなく、要素も重要です。 なぜそういうデザインなのか、コンセプトまで考えてみるといいでしょう。 また、デザイン的におかしいと思うものがあれば、 どうおかしくて、それをどうすればよくなるのかを考えてください。 自分で作ったものを良くする方法よりも、 他人の作ったものを良くする方法のほうがわかりやすいはずです。 その解決法は今後あなたの作品に反映できるかもしれません。 体系的に学んでみたいのであれば「デザイン概論」や 「デザインの歴史」といった内容の本を読んでみるといいでしょう。 色彩や構成を学ぶには目をならすことも大切です。 良いと思ったデザイン、好みに合うもなどたくさん見て憶えてください。 そのためには記録に残すのもいいかもしれません。 大抵のデザイナーは常に勉強し、自分を磨いているものです。 その方法は様々で、人によっては勉強とか学ぶというような言葉で表すことを嫌う人もいます。 そうやって日常的に自分を磨いていくことができるようになれば、 デザインの違った方向性が見えてくるかと思います。 出来上がった物を他人に評価してもらうことも大切です。 デザインは他人が見てどう思うかが重要ですから。

yuk_i
質問者

お礼

お返事ありがとうございます。  身のまわりのものは、日頃からよく観察する・考えるように心掛けています。ただ自分が作成するものに近いもの(Web、雑誌、吊り広告など文字の多いもの)に注意が片寄りがちなのに気付きました。GW中にあちこち出歩いてみます。  私に一番足りないのは、沢山つくって試行錯誤したり、自分の感覚・作成物を他人に評価してもらうことかもしれません。 いまの職場は、デザインを重要視せず、文に間違いがなく読めりゃ良いぐらいの感覚の人、やさしい人・ケチをつけない人ばかりなので、どこかで自分を評価してもらいたいと感じます。 こちらに投稿し、他人の意見を聞いたことで、自分の考えがだいぶ整理できたように思います。ありがとうございます。 また何か私にアドバイスいただけることがあったら、是非お願いします。

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その他の回答 (5)

回答No.6

すでに社会人として活躍されてる方なら、大学や専門学校への進学は必要無いと思います。 私は基本的には独学を押したいのですが、目標なく勉強を続けるのはきびしいんじゃないかと思います。 そこで、週末などを利用して資格取得のための学習をなさってはいかがでしょう。 CG検定やマルチメディア検定、色彩検定などを受験されてはいかがですか。 「体系的に学ぶべき」という意識は大切だと思います。 特に、現在の職場よりもっと専門的な職場にステップアップなさった場合など、専門用語等、グループで仕事をしていくなかでの共通の認識が大切になると思います。 あと、英語は得意でしょうか? もし苦手でしたら英語も力をつけて損は無いと思います。

yuk_i
質問者

お礼

alt_LE_Ultraさんへのお礼が遅くなりました。 ありがとうございました。 みなさんとても親身に良い回答をつけてくれたので、評価しづらくてずるずるいままで締切らずにいました。 alt_LE_Ultraさんへのお礼の欄を借りて、みなさんにお礼を言います。 みなさんのご意見を読んだり、いろいろ考えて、私に必要なのはまず沢山ものをつくることだと思いました。 無論仕事では日々なにかしら作っているわけですが、無難・手軽に逃げてしまいがちです。 仕事ではなく、気兼ねなく作れる自分の作品を時間をみてはつくって行こうと思います。その課程で体系的な知識も吸収するようにして、それでも行き詰まったらその時また学校など、独学以外の手を考えようと思いました。 英語も、日常ほとんど必要ないのでだいぶ遠ざかっています。たまに海外のサイトを辞書ツールの助けを借りながら読む程度です。 なんとか時間をつくって、海外のサイトを苦もなく読み、むこうの掲示板などにもじゃんじゃん投稿できるくらいの力を身につけたいです。 この掲示板に相談を投稿した頃より、ずいぶん肩の力が抜けました。みなさんのおかげです。ありがとうございました。

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noname#5841
noname#5841
回答No.5

こんにちは。 WEBデザインを職業としている者です。 >ふと見方が片寄っているのではないか、流行に流されているだけではないか、根本的に大切なことに気付いていないのではないか...と不安になり との事ですが、これは、ずぅっと本職にしている状態でも毎回考えてしまう問題です。 それに気付く、という時点で、ある意味、デザイン、というものの持つ根本的な問題に気付いているという事は、デザイナーとしての資質は高いと思います。 デザイナー、と名乗っておき乍ら、流行り廃りのものばかりやっていて、何の疑問も持たず、スタイルだけでやっている人も多いですからね(苦笑)。 それに、自分に創造性が足りないかも、とか、そういう視点は自分を客観的に見る事ができる、という点で良い事だと思います。 通新教育については、他の方が書かれている事に私も同意します。 私は実はファイン系出身なのですが、日常の中で、どれだけ創造性のあるものに触れるか、そして感覚を研ぎすますか、という点の方が重要だと思います。 体系的に学ぶのは、乱暴ですが、書物でも事足りる、と思いますよ。 逆に、書物などで学んでみて、足りない、と感じたら、その時に学校に行く、とか通新教育受けてみる、とかで良いのでは? ではでは。 頑張って下さい。

yuk_i
質問者

お礼

お礼が遅くなり、すみません。ご回答いただいてありがとうございます。 この連休中に街を出歩き、いろいろな展示を見たり本や雑誌を読んだり、ウィンドーショッピングを楽しんだりして、またss_sionさんはじめこちらの皆さんの回答を読み返してみました。  自分では外から刺激を受ける努力をしていたつもりですが、視野が狭まっていたなーと気付きました。Webや読み物にばかり注目しがちなのを反省しました。 また、私は頭のなかにインプットすることにばかり気をとられて、アウトプットが疎かになっているとわかりました。(と言いつつ、またこの休暇中にいっぱい本を買ってしまったのですが..) いろいろなものや作品を見て、自分もなにか(仕事以外に)つくりたいという気持ちがすごく強くなりました。 まずは、自分なりに沢山いろいろなものをつくってみて、もっと人に見て評価してもらうようにします。 その後、やはりちゃんと体系的に学べる専門教育を受けたいと思ったら、そのとき改めてその手段を考えようと思えるようになりました。 同業の先輩の暖かいご意見は心強く、嬉しかったです。ありがとうございました。

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noname#155689
noname#155689
回答No.4

>私が目指すのは、多くの人に「すごい、かっこいい」 >と思ってもらえるものよりは >誰もが「使いやすい、わかりやすい」と >無意識に感じてくれるデザインです。 それは、デザイン・テクニック、つまり 見せ方の問題というよりも 情報整理力の問題だと思います。 Webと、例えばポスターなどでは 情報を並べる順番、まあレイアウトの方法論が 若干違うと思いますが いずれにせよ、デザインに入る前に 構成要素にプライオリティをつくらなければいけません。 WEBならフローなり、場合によってはアルゴリズムを 理解していないと 使いにくい、分かりにくいデザインになりますよね。 で、問題は、そういった情報整理力が学校に行った方が 身につくか?ですが そんなことはないでしょう。 日常の、例えば企画書を書いたりする力と 基本的には同じです。 企画書の書き方本はいくらでも売っていますから 独学からで十分だと思います。 次に、「見せ方」の問題ですが これは私の個人的意見ですが WEBデザイン以降は体系的な把握よりも 新しい潮流に強い方がイイんじゃないか、と思います。 正確に述べれば、Macがデザイン環境の中心になり ネヴィル・ブロディが登場して以降は デザイントレンドの移り変わりが激しいので 過去を学ぶよりも、まず今の時代感の把握と 今後の技術(ソフト知識も含む)に詳しい方が 重宝されるのではないか?と思います。 もちろん、いずれ体系的な知識が必要です。 でも、それはトレンドを走ることがバカバカしくなってから あるいは、何か根本的な知識不足を自覚してから で、イイんじゃないかな。 問題意識がシャープになっていないと 体系を学んでも「一般論」に留まってしまいがちだから。 最後に。 学校にいったり通信教育などを受けなくても 関連の専門誌や雑誌がたくさん出ています。 しばらくはそれでイイんじゃないか。 その手のモノをウォッチし続けるんだって 大変だし勉強になります。 でも、それよりも専門以外の ファインアートや映画、インダストリアルデザインなどを大切にして下さい。 最終的には「教養」がモノをいいますよ。

yuk_i
質問者

お礼

私も、自分の興味のある分野・自分の仕事内容に関わること・トレンドなどは気をつけて見る努力をしています。映画やファインアートなどの展示も好きで良くでかけます。  しかし、自分なりにデザインの見識を広げようと努力(趣味を兼ねるので努力といえない気もしますが)すること数年、ふと見方が片寄っているのではないか、流行に流されているだけではないか、根本的に大切なことに気付いていないのではないか...と不安になり、一度体系的にデザインというものを学び直したほうが良いのではと思ったしだいです。 でも皆さんのお返事を読んだり考えたりするうちに、もうすこし学校に頼らずに自分なりに頑張ってみようかなという気持ちになってきています。 いろいろ具体例をあげてくださって、わかりやすかったです。ありがとうございました。

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  • Eivis
  • ベストアンサー率29% (1122/3749)
回答No.3

#1のEivisです。   >色彩感覚やセンスは磨きようがないというご意見でしょうか。   >体系的に知識を学ぶことは重要ではないとお考えのようですが、それが才能がない人(私)はなにをやっても    無駄という意味であれば、悲しいです。 私は体系的な建築の知識を学び設計業務をしていましたが、悲しいことに幾ら知識を積み重ねても【独創性】は生まれないのです。 色彩感覚やセンスは後天的な部分もあって、よい作品を多く見るとか、自分で失敗した時に気付いて身についたりたりするものです。 実際仕事をしていた頃は自己の才能に絶望的になったりしながらも「好きな道だから」と自分を励ましていましたが、 引退してみて 自分がソコソコ仕事を続けてこられたのは、興味ある好きなことを経験的に積み重ねた結果かなとは思いますが、少なくとも 学校で教わったものではありません。 ただ引退してみて人並みに仕事が出来たのは[器用さ]であって[独創性]の為ではなかった点、やや寂しい気がします。   >私が通信教育に何年もかけることに躊躇しているのは、それだけの時間とお金をかけてまで得るものが多いのだろうか?    という点です。 通信教育というカリキュラムに沿って得られるものの内、自分の役に立つ部分は恐らく自分の興味のある部分だけだと思います。 ですからその2~3割しかない部分のためにお金をかけるのは無駄なことで、自分の興味のあることに集中すべきでしょう。   >私が目指すのは、多くの人に「すごい、かっこいい」と思ってもらえるものよりは、誰もが「使いやすい、わかりやすい」    と無意識に感じてくれるデザインです。 「すごい、かっこいい」ものが「使いやすい、わかりやすい」モノであれば、そのデザインは100点以上なのだと思います。 せっかくですから、yuk_iさんに私の尊敬するデザイナーの本をご紹介しましょう。 日本の工業デザインをリードしてこられた【GKグループ】・・・その代表を長く勤められた[栄久庵憲司]さんの本です。 朝日文庫『幕の内弁当の美学』(朝日新聞社) KAWADE夢新書『インダストリアルデザインが面白い』(河出書房新社) 『幕の内弁当の美学』は、デザインの本質をよく語っている面白い本です・・・この本はデザイナー以外の方にもお薦めです。 http://www.gk-design.co.jp/kikou/GKReport/No5/text/5-09.html・・・デザインが好きになる書評があります。 http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=206008・・・#1参照

参考URL:
http://www.gk-design.co.jp/kikou/GKReport/No5/text/5-09.html
yuk_i
質問者

お礼

たびたびのお返事、ありがとうございます。 専門教育を受けずとも素晴らしいものを創りだす方は、安藤忠雄さんをはじめ沢山いらっしゃると思いますが、悲しいかな自分にはそういった才能がないとわかるので、焦ってしまっているのだと思います。 才能がある人は学校に行かなくてもどうにでもなるが、才能が乏しい以上せめてひととおり勉強しなくちゃ、みたいな。 もうすこしいろいろ考えてみます。 お薦めいただいた本の書評読みました。面白そうなので是非手に入れて読んでみます。

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  • Eivis
  • ベストアンサー率29% (1122/3749)
回答No.1

デザインは純粋芸術ではないという意味では感覚的なもの以外に、体系的に学べば得られる知識というものがあることは認めます。 そのような技術的な面は実用と結びついたデザインの分野ではクライアントを説得し説明したりする場合、一番有効で重要です。 その一方、最近ジミー大西さんの色使いを拝見していて、あれは学んで得られる才能ではなく生れ付きのものだと思うのです。 平面、立体を問わずデザイン界を見回すと、想像力は生きるエネルギーの発露、色彩やデザインセンスは生来備わっていると いう人が活躍しているという感じを受けますが、いかがでしょう。 >4年制の過程で卒業まで5~8年・・・と嘆いておられますが、教育で得られる部分は感覚的な分野以外の[技術的・事務的]な いわば何のデザインセンスにも関係ない部分なので、「何年かかっても大した問題ではない」と思います。 【体系的にデザインを学ぶべき?】というタイトルですが、実力がものをいうデザインの世界で気にすることはないと考えます。 最近一番滑稽に思えた新聞広告は【色彩検定】で、配色のルールとか技術面重視の資格を意味するのだろうという想像はついても、 創造的な作品がそこからは絶対に出てこない資格なはずです。 恐らく【色彩検定】の資格も何年か経って世間的に認められると、役人の天下り先を増やす[種子]となるのではと危惧しています。

yuk_i
質問者

お礼

さっそくのお返事ありがとうございます。 >技術的な面は実用と結びついたデザインの分野ではクライアントを説得し説明したりする場合、一番有効で重要 ではあるが、色彩感覚やセンスは磨きようがないというご意見でしょうか。  私が目指すのは、多くの人に「すごい、かっこいい」と思ってもらえるものよりは、誰もが「使いやすい、わかりやすい」と無意識に感じてくれるデザインです。(前者もできたら一番良いですが..) Eivisさんは、体系的に知識を学ぶことは重要ではないとお考えのようですが、それが才能がない人(私)はなにをやっても無駄という意味であれば、悲しいです。 私は自分なりの努力に自信が持てないので、既存のルールやそれを学ぶカリキュラムにすがろうとしているのだと思います。  私が通信教育に何年もかけることに躊躇しているのは、それだけの時間とお金をかけてまで得るものが多いのだろうか?という点です。長い目でみたら、経験や独学で得ることと差がつくと思えるだけのものがあるのかが、気になっています。

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