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植物の根における酸素摂取について
「植物に水を与えすぎると、根は酸素不足になり窒息状態になる」とあったのです。とうことは、根自身に直接酸素を摂取したり、二酸化炭素を排出したりする機能があるということでしょうか? 呼吸のガス交換は葉の気孔によって行われることは知っておりますが、葉以外に根もガス交換をしているということなのでしょうか? どなたかアドバイスいただければと思います。どうぞ宜しくお願い致します。
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私は、個々の細胞が酸素をどのように取り入れているのかを、分子レベルで説明することは出来ませんが、形態的な話は少し聞いたことがあります。 一般に、「植物に水を与えすぎると、根は酸素不足になり窒息状態になる」のは確かです。しかし、そうかんがえると、水田に育つイネの根は明らかに窒息しそうなものです。しかし、イネの根では、表面の細胞層(表皮・外皮)と中心柱(簡単にいうと維管束)の間の細胞層が、成熟とともに欠落することで、地上部からの空気の通りを良くしています。このことによって、イネは、あれほど水に浸っていても根が酸欠にならずに生きることが出来ます。ですから、植物の根の呼吸は、水中の溶存酸素だけではまかなえない=大気からの直接の取り込みが必要(あるいは可能)と考えられるかもしれません。
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- hasuha17
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回答No.1
人は鼻と口で呼吸をするだけでなく、皮膚呼吸もしています。 それと同じように、植物も気孔だけでなく、根からも呼吸をしているそうです。
補足
ご回答ありがとうございます。ところで、「表面の細胞層(表皮・外皮)と中心柱(簡単にいうと維管束)の間の細胞層が、成熟とともに欠落することで、地上部からの空気の通りを良くしている」他に、根自身は直接大気とガス交換しているのでしょうか?つまり、根の細胞自身が直接大気とガス交換しているのでしょうか?