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なんで日本の住宅は価値年数がすくない?
日本の住宅は20年もすれば価値がなくなると聞きました。 他の国では40年・50年ともつらしいんですが、どうして日本は年数が少ないんでしょうか?。 やはり、人口密度が多い=地価が高い=消費者安価の買い物を求める=安く済むように安い材質で仕上げる という因果関係なんでしょうか?
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他の方の回答にあるとおり、多湿と地震の影響が大きいと思います。シロアリなどの害虫被害もあります。 また日本の家屋の多くは内断熱です。 ヨーロッパは外断熱で、家の耐久性がとても高いです。もちろん初期投資としては内断熱より高いです。 たとえばヨーロッパのマンションは築100年以上なんてざらにあり、しかも新築の時よりも高い値段で取引されます。外断熱の利点は、水回りの配管パイプは20年ほどで痛むので、それをそっくり取り出してまた新しい物を入れることができるようになっているところです。必要な部分のメンテナンスさえ、定期的に行えば快適なくらしができます。高気密高断熱でランニングコストが安いことも挙げられます。 その点日本のマンションは20年以上経つとほとんど資産価値がなくなり、まだ住めるとしても水回りのパイプの劣化などで漏れたり補強は応急的なものをするだけで、大がかりな改修工事の費用を出したりせず、立て直しという具合になります。 最近ではヨーロッパと同じように外断熱のマンションを建設して、100年経っても売れるマンションづくりをと頑張る会社も表れました。まだまだ日本ではその良さがわかりにくい、未知数といったことで普及するには時間がかかると思います。 あとは、家族の構成や住まい方が急速に変わりつつあることも影響していると思います。大家族→核家族化 和→洋風 間取りに可変性があればいいですが、日本の家屋は小さく部屋を区切ってありますので、欧米のように大きな一部屋を家具で仕切ったりなどはしませんよね。日本で小さい部屋が多いのは地震に対する耐久性を持たせるためが大きいと思います。
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- tom0014
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価値が無くなる=使えなくなるではなく 買う人がいないということになのではないでしょうか。 別の例で車も8年くらい経つと問題なく動くけど下取り査定は0と同じです。 では何故買う人がいないのかということですが ・和室中心の間取りから洋室への変化 ・同居から核家族に移ることによる間取りの変化 ・駐車場の必要性 ・夏涼しいを中心とした考え方からオールシーズンへの変化 ・中古市場の不整備 ・戦後及び高度成長時代の住宅の絶対数の確保による大量生産のひずみ ・建築基準法の改正に伴う未対応物件の処理 ・人口の移動に伴う廃墟化 ・設備の変化 などに古い住宅が対応できないからなのではないでしょうか。
不動産評価のことですか? 木造の耐用年数を22年と定めているからでしょうね。 高温多湿で地震国だからでしょう。 現実最近の木造住宅はもっと持つとは思うのですが・・。 まずはローンの支払い年数が10年延びて35年までになりましたよね。 徐々に伸びる傾向になければいけませんが、バブル期にやっとローンが伸びそのころ品質の良くなった建物が市場に出るころにはバブルが崩壊して不動産業界自体が建物価値を昔より高評価してる場合じゃなかったのも原因かもしれません。 そうそう、20年といっても、問題のある建物はもっと早く不動産評価が落ちます。 耐用年数を22年としている割には税の評価はなくならず、ずっと払うんですよね。 多くの人が不満を言わないと法は変わらないのでこの考え方は景気が良くなりいい家を作った市民が不満に思わないかぎり、当分このままじゃないかと思います。でも、価値が上がっちゃうと税率も高くなるだろうから変わりにくい分野でしょうね。
- giliolajp
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ヨーロッパですと、ロンドンでは19世紀に大火があり、木造は禁止になりました。石造りになりました。20世紀になり、これに鉄筋コンクリートですか。これらは、100年単位で持ちます。何代にも亘り住めるのです。 江戸時代には、江戸でも大火がありましたが、木造は禁止になりませんでした。石ではとても材料が足りなかったと思います。豊富な木とか紙や土で作ったのでしょう。今では、土地が高いから 金をかけられないこともあります。
他国と比べて比較的雨と地震が多い、というのは理由になりませんかね 築30年でも、乾燥・地震少ない国と、梅雨がある・地震多い、とでは前者のほうが価値があるのかな、と思いました。