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ペーパークロマトグラフィーのRf値と分配比の関係。
化学実験で、ビタミンB2とB12を試料として用いて、水飽和ブタノールを展開液としたペーパークロマトグラフィーを行って、Rf値をもとめました。 そして、次にビタミンB2とB12の2種類の溶媒(水とブタノール)に対する分配比をそれぞれもとめたんです。 (分配比をもとめた時の水とブタノール中の両ビタミンの濃度は、別に測定したモル吸光係数の値から比色法によってもとめました。) そこで、このRf値と分配比の関係ってなんですか?? 考察しなくちゃいけないのですが、どういう関係性があるのかわからなくて…。 どうか、お願いしますっ!! 教えてくださいっ!!m(_ _)m
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マルチポストで削除された方に答えてしまったので、こちらにコピペします。 分配比とRf値の大小を関連づけて考察しなさいということです。 分配比は疎水性・親水性の尺度になるでしょうし、Rf値は展開する物質(ビタミン)の、紙(セルロース)および展開溶媒との相互作用(セルロースに吸着されるものと展開溶媒に溶けて移動するもの比率など)の尺度になります。その際に、セルロースの化学構造も念頭において考えると良いでしょう。つまり、水とブタノールの2層系のどちらの層に近いかというようなことを考えれば良いと思います。もっと大胆に書けば、セルロースは化学的に(あるいは極性を考えた場合に)水とブタノールのどちらに近いかということです。 ブタノールに近ければ、ブタノールに溶けやすくなり、分配比もブタノールの側が大きくなるはずであり、ブタノールで展開されやすくなり、Rf値は大きくなるはずです。 もちろん、ビタミンB1とB2の化学構造の比較に基づいた説明も必要です。 ・・・セルロースを水に見立てて考えればわかりやすいかな。
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- anthracene
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水とブタノールで分液すると、分配比にしたがって分かれますよね。 クロマトっていうのは、担体(今はペーパークロマトだから紙か)表面の吸着水相と展開溶媒との間で、溶質が行ったり来たりしながら上へ上がっていく様子を観測するものです。 吸着水相へ移動しやすいものは、その分表面にとどまる時間が長くなります。一方、移動相(展開溶媒)へ移動しやすいものは、展開溶媒と一緒に動く時間が長くなります。 さて、以上のことから、分配比とクロマトの間になんらかの関連性が見出せませんか? 参考にウィキのクロマトのリンクを。 多分、質問者さんはクロマトが何で分かれるのかをご存知ないのだと思います。一読してみてください(この問題に関しては分配クロマトの項だけでよい)。
お礼
ありがとうございました。m(_ _)m
お礼
ありがとうございました。 とても、分かりやすかったです。m(_ _)m