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海外で評価が高い日本人作家
外国人向けに日本文学について説明しなくてはならなくなりました。 古典ではなく、昭和以降の小説からまとめようと思いますが、日本人作家で国際的にも評価が高く、数ケ国語で作品が翻訳されているといえば 川端康成、 三島由紀夫、 安倍公房、 大江健三郎、 村上春樹、 吉本ばなな 位しか思い浮かばないのですが、他に海外で評価の高い日本人作家といえば誰がいるか教えていただけますか。
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川端康成がノーベル文学賞をとれたのは、彼の文学テーマが「日本」であったからだといわれています。つまり、極東のオリエンタルな、異文化を強く意識させるテーマの文学であったことが、西欧の注目を集めたのでした。 しかし、大江、安部以降その思想やスタンスに共感が集まり、村上春樹、吉本ばなななどの西洋文学っぽいノベルに今は注目が集まっています。 その流れの中で、西欧の知識人に静かではありますがずっと注目されているのは、谷崎潤一郎です。
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やはり谷崎潤一郎が評価が高いですが、ほかに井伏鱒二、井上靖、芹沢光治良も翻訳がよく読まれています。
お礼
ご回答ありがとうございます。 3の方も仰っていましたが。谷崎潤一郎はやはり評価が高いのですね。井伏も以前海外でも読まれていると聞いた(大江が言っていた)事があります。 井上靖は日本人が思っているほど海外では評価が高くない(歴史小説のかなしさ)との認識がありました。 芹沢光治良は恥ずかしながら知りませんでした。調べてみると外国で勲章を受けたり著名な方なのですね。これから彼の本も読んでみます。
- ryusei2
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遠藤周作も、海外で高い評価を得ているようです。
お礼
遠藤周作さん、忘れていました。 この方も触れた方がいいですね。 ご回答ありがとうございました。
- ryusei2
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あまり詳しくないのですが、村上龍さんは、海外で非常に高くされています。 独創的な観点から世の中を見るからでしょうか。
お礼
早々のご回答ありがとうございました。 村上龍さん、作家としては内外共にあまり評価が高いようには思っていなかったのですが、作品などを読んでみたいと思います。
お礼
私もamipさんのような構成、海外における日本文学を、純日本的なもの(川端)から始まり、海外へも発した観念的世界(安倍、大江)を描いたもの、それから現代文学の代表格として村上や吉本とつなげようと思っていたのですが、村上や吉本の位置づけをどうするか、いかに評するかで悩んでいました。「西洋文学らしいノベル」という表現、参考にさせていただきたいと思います。 谷崎潤一郎、が実は海外で評価が高いとは思っていませんでした。(というか知りませんでした) ご意見参考になりました。ありがとうございました。