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積分区間
積分区間(0→π)sinx/(2-(cosx^2))を積分する問題です。よろしくお願いいたします。 解答はこれをcosx=tと置換しているのですが、私は、解答を見る前は自分では、sinx=tと置換しました。が、置換するときに置換範囲で困ってしまいました。というのもxが(0→π)のとき、tの積分範囲は0→0になってしまったからです。でも、この場合xが(0→π)のときsinxは0≦sinx≦1と動くので、積分範囲は置換後0→1となるのでしょうか?でもなんだかおかしいような気がします。でもなにがおかしいのかわかりません。 そもそもsinx=tと置換すること自体が間違いなのでしょうか?それとも、sinx=tと置換するのも間違いではないが、その場合は、・・・その場合は範囲はどうなりますか? よろしくお願いいたします。
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この問題に関してはcosx=tと置換したほうが 簡単だと思います。(cosx)'=-sinxから dt=-sinxdx が成り立つからです。 ただしsinx=tと置換することは間違いではありません。 定積分の置換においてはxとtは 1対1対応していなければなりません。 ただし区間(0→π)においてsinxは単調ではないので1対1でないです。 区間を単調になるように分けてやる必要があるわけです。 区間(0→π/2)ではsinx は単調増加 区間(π/2→π)ではsinx は単調減少 上の2区間においては1対1 だから2区間に分けて ∫((0→π/2)+∫((π/2→π) を計算すればいいのです。 ただし複雑でお勧めできません。
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- nakaizu
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cos x=t と置いた方が楽ですが、 sin x=tと置いていけないわけではありません。ただし厄介な問題があります。 微分して cos x dx=dt dx=dt/(cos x) となりますが、ここで0<x<π/2 ならばcos x=√(1-sin^2 x)=√(1-t^2) ですが π/2<x<π のときにはcos x は負なのでcos x=-√(1-t^2)となります。 つまりxの範囲によって tの積分の中味が違ってくるので一つの積分では表わせません。 よってxが0→π/2の積分(tだと0→1の積分)とxがπ/2→πの積分(tだと1→0の積分)に分けて計算しないといけません。 積分の中味が同じならばtで0→1と1→0の積分を足すと0になり0から0への積分である0と同じですが、この場合は中味が異る(符合が違う)のでそのようにはなりません。 第一象限以外での三角関数の置換には充分な注意が必要で、避けた方が無難です。グラフの対称性などを活用して下さい。
お礼
ご回答ありがとうございます。 私もsinxでの置換にこだわるわけではないのですが、置換する際にはどちらが計算上有利かわからなくて、途中までしてからあれ?と気づくのでついついめんどくさくなってしまいます。 sinxで置換する場合は積分区間を分割しないといけないのですね。やはり最初にもどってcosxで置換したほうが、結局早そうですし、間違いも少なそうですね。 ご回答ありがとうございました。
- Willyt
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sinx=t とおくと cosx・dx= dt となり、 をsinx/(2-(cosx^2)dx を tばかりの函数にできなくなってしまいますね。ところが cosx = t とおくと -sinx・dx =dt となり、ちょうど分母に sinx がいてくれるので 与式=-dt/(2-t^2) となってくれますよね。 この問題はそれを狙ったものだと思いますよ。
お礼
ご回答ありがとうございます。 最初からsinxでうまくいくことがわかっていればいいのですがね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 最初からsinxで置換すればうまくいくことがわかっていれば、そうするのですが、cosxで置換した後にきづくと、少々ならこのままいけるとこまでいこう、と頑固になってしまい、途中でやはりだめだ。。。とくじけてしまいます。 区間が単調でないといけない、というところが、今回は大変勉強になりました。確かに0からπでsinxは増加して減少しますので、単調ではないですね。 やはりcosxで置換するのが正攻法ですね。 貴重なアドバイスありがとうございました。