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中国語の「書虫」と「書呆子」は日本語でそれぞれ何と言うのでしょうか。
日本語を勉強中の中国人です。国語のカテゴリでまだすっきりしていない質問がありますので、こちらのカテゴリでお伺いします。 参考ページ http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2550249.html 中国語の「書虫」と「書呆子」は日本語でそれぞれ何と言うのでしょうか。 「書虫」と「書呆子」のニュアンスはそれぞれ違うと思います。「書虫」は読書好きで、悪い意味は感じていません。個人的には、ちょっと可愛い言い方のような気がします。「読書家」のような正式の感じがしません。「書呆子」は「読書人の実践力に乏しいのをあざけっていう言葉」のニュアンスで、悪い意味です。日本語に直訳すると、「本アホウ」、「本バカ」になるのですが、そんな日本語もあるのでしょうか。 いまのところ、「書虫」と「書呆子」は日本語の場合、両方「本の虫」で表現できるような、なんとなくこんな感じがします。 また、日本語に不自然な表現がありましたら、ご指摘いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
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「本の虫」は、それほど悪い意味はないと思います。 褒める時に使うかは疑問ですが、本が好きな人に親しみを込めて言う感じです。 「読書人の実践力に乏しいのをあざけっていう言葉」にあたる言葉はちょっと思いつかないのですが、以下の二つが比較的近いと思います。 「読書バカ」 本の虫より、少々侮蔑感が強い表現です。 本好き=頭がいいというのが定番の考え方ですが、本好きなくせに知能がイマイチな方の場合にも使うと思います。 または読書に没頭するあまり、他のことをおろそかにしてしまう人のことも言います。 「活字中毒」 本を読むのが大好きで、一瞬たりとも本を手放せない人のことを言います。 こちらも侮蔑感が強めですが、「私、活字中毒だから」と、自分で使うこともあります。
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- jayoosan
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これは日本人でも世代によって、「本の虫」の捉えかたが、微妙に違うかもしれません。 今のようにパソコンやインターネットがない時代に10~20代を過ごした人には、勉強や情報収集の手段として本がメインでした。 本にかじりついて他のことに意識が行かない人などを指して「本の虫」といっていました。 そこには前のご質問にもあるように「~の虫」 [広辞苑] 【人を嘲っていう語。弱虫。泣き虫。本の虫。】 の意味があります。 当時の人は、この嘲笑の意味が込められていたことを、言った側も言われた側(人)も理解していたと思います。 しかし現在のように、インターネットで一般的な辞書を検索すると、例えば三省堂出版社の[大辞林]には 一つの事に熱中する人 ・本の虫 ・芸の虫 としか出ていません。 実際日常生活でも、現在は本に勉強や情報を頼らなくなってきた部分もあるので、あまり人を指差して「本の虫」という言い方を聞かなくなりました。 しかし、もともとの意味としては嘲笑の意味が込められています。 この「書呆子」については、中国人と会話した日本人のブログの >2月10日 書呆子とは が参考になると思います。 http://www.ne.jp/asahi/kuma/radical/dokusyo/2004_2.htm
お礼
いきさつまでも詳しく説明していただき誠にありがとうございます。「本に呆ける者」という訳し方に感心します。参考URLを拝見しました。大変参考になりました。 本当にありがとうございました。 * 先日お尋ねのWikimediaの件なのですが、この前はまだ見られるのですが、いまのところ、見られなくなりました(><)。
お礼
いつもお世話になります。 早々とご回答をいただき誠にありがとうございます。「書虫」はたぶん「本の虫」で、「書呆子」はたぶん「読書バカ」、「活字中毒」なのですね。大変助かりました。 本当にありがとうございました。