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軍隊入隊時の山への思い
- 山を思い返す暇はなかったが、断片的な山の印象は甦ることもあった。
- 軍隊生活では山への憧れは特別なものではなかった。
- 軍隊に入る前は山への思いが大きかったが、忙しい生活によって遠ざかる。
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質問者が選んだベストアンサー
>When I entered the army, I thought my chance to hike mountains would never come to me, which only consoled me. (1) 陸軍に入隊するはjoin the army又はenlist in the armyが一般的なようです。 (2) 日本語でも「思わなかった」となっていますし、英語でもthinkを否定する場合は、I don't thinkのように主動詞を否定形にしますので、I never thought ~のほうがbetterです。ただし、この場合は、意味を考えた場合thinkでは弱いと思いますので、ここではnever dreamed of~のほうが良いと思います。 (3) 「徒歩で山歩きをする」場合のhikeは自動詞ですので、hike in the mountainsになります。 (4) 「一つの慰めは」は補足を拝見しても何が主語か判断しにくいのですが、質問者の方の英文は、「よもや二度と生きて山を歩けるとは思わなかった」ことが1つの慰めにすぎなかったという意味になっています。他方、補足から判断すると入隊のことを指しているように思えるため、「その入隊」は「一つの慰めは」であると解釈も付け加えました。ただし、which only consoled meは、「慰めにすぎなかった」という否定的な意味ですので、which only consoled meをwhich meant a consolation to me.にしてください。 添削後 When I enlisted in the army, I never thought that a chance to hike in the mountains would come to me again, which meant a consolation to me. 参考訳 When I enlisted in the army, I never dreamed of having a chance to hike in the mountains again. The enlistment, however, meant a sort of consolation to me > Too hard missions in the army deprived me of the time when I retrospect mountains. (1) 「する時間」は、time to 動詞で表すのが一般的です。また、この場合は、「どのような時間も」と強調形にしてany time to retrospect mountainsにすると良いと思います。 添削後 Too hard missions in the army deprived me of any time to retrospect mountains. >Sometimes I found myself to recall intently a little piece of impression, smells and winds of mountains or warmth by melting frost, which was not special to make me long for climbing fanatically. (1) 上の部分で、「回顧する暇がなかった」が実際には「いくつかの事柄が甦ってきた」ので、「実際には」(actually)を入れると良いと思います。 (2) intentlyは、「意図的に」ですので、intenselyが適切です。 (3) いくつかの断片的な印象ですので、pieces of impressionのほうが良いと思います。堅い表現のfragments of impressionも可能です。windは、形容詞が付かない場合は単数形のほうが良いと思います。 (4) not special toの部分は、「~するほどspecialでない」という意味ですので、not so special as to make me~の形になります。さらに、「しかしながら」(however)も加えました。 (5) long for climbing fanaticallyは、「登山を狂気的に懐かしがらせる」という意味ですが、日本文は「登攀を回顧させる」ですので意味が異なります。ここでは、文字通りにmake me retrospect to climbingにし、さらに、「私の過去の登攀」と解釈してmy past climbingにすると良いと思います。 添削後 Actually, I sometimes found myself to recall intensely fragments of impression, smells and wind of mountains or warmth generated by melting frost, which, however, was not so special as to make me retrospect to my past climbing strongly.
その他の回答 (2)
全体として日本語に捕らわれすぎず比較的うまく訳されていると思います。でも少し硬すぎると思います。 When I entered the army, I thought my chance to hike mountains would never come to me, which only consoled me. → When I have entered the army, I never dreamed hiking montains, which was a sort of cocsolation for me. Too hard missions in the army deprived me of the time when I retrospect mountains. →The mission was too hard that I didn't afford to remember the montains. Sometimes I found myself to recall intently a little piece of impression, smells and winds of mountains or warmth by melting frost, which was not special to make me long for climbing fanatically. → It used to come back to mind often these intensive fragments of memory such as smells and winds of mountains or warmth by melting frost. But that was not extraordinary enough to recall me the climbing.
お礼
ありがとうございました。
元の日本語文章について、ひとつだけ質問をお許しください。 「それはまた一つの慰めでもあった。」なのですが、「よもや二度と生きて山を歩けるとは思わなかった。」ことが慰めではないですよね? では、「一つの慰め」とは、何を指しているのでしょうか?
補足
間もなく軍隊に入る。戦争に行く、そして山とは永久にお別れになる――。こうした残り少ない山生活が、なおどれだけの情熱に値するか? 大東亜戦争の始まる頃から、この懐疑は不断にまつわりついて、山へ出かける時にも、山を歩く時にも私を離れなかった。自分の幸福、他の者の幸福――他の者の幸福に基づく自分の幸福……。 軍隊に入る時は、よもや二度と生きて山を歩けるとは思わなかった。それはまた一つの慰めでもあった。自分自身で決断し切れなかった問題を、境遇の変化が強制的に解決してくれることになったから。忙しい軍隊生活の中では、山を思い返す暇はなかった。ほんの断片的な山の印象、山の匂いとか、山の風とか、霜融けの温まりとか、そうしたものはしばしば強烈に甦ってくることもあったが、登攀を回顧させるほど特別なものではなかった。 という風に続いていきます。松濤明の随筆でした。 http://www.aozora.gr.jp/cards/000307/files/43682_17941.html
お礼
細かく添削してくださってありがとうございました。すごく参考になりました。