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線型2

写像の例を挙げよっていう問題です。 xを実数とする。 f:x→x+2 例えば、x=1のとき f(1)=3 これで大丈夫ですか?? つぎに、K上のn次元ベクトル空間Vと、n次元数ベクトル空間k^nとの対応は、全単射である事を示せ。という問題は全然わからないので、教えてください。

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noname#221368
noname#221368
回答No.1

 まず全単射の意味は了解済みと仮定します。また、例えばf(1)=3もOKと思います。  体K上のn次元ベクトル空間Vですが、適度に一般的な例としては、体K=Rで考えれば十分です。これは、   v = k1・v1+k2・v2+・・・+kn・vn と書かれる式vの全体、V={v}の事です。ただし、viはVの基底で、ki∈Rはその係数となります。  例えば、R上の3次元ベクトル空間V(じつは、3次元数ベクトル空間R^3です)の「点」を(x,y,z)と書いた場合、e1=(1,0,0),e2=(0,1,0),e3=(0,0,1)として、   v=(x,y,z)=x(1,0,0)+y(0,1,0)+z(0,0,1)=x・e1+y・e2+z・e3 となるので、この場合は、x→k1,y→k2,z→k3で、e1→v1,e2→v2,e3→v3という対応になります。つまり、係数は座標値に、基底は座標軸に相当するもの(の一般化)とみなせます。この対応に注意すれば、全単射の構成はほぼ自明です(「構成するんだ!」という意識を持って下さい)。  K上のn次元ベクトル空間Vの基底を{vi},n次元数ベクトル空間K^nの基底を{ei}とします。{vi}と{ei}の個数はいっしょです。φ:K^n→Vかつφ:vi→eiかつ線形とします。この線形写像によって、任意のx∈K^nは、   φ(x)=φ(k1・e1+k2・e2+・・・+kn・en)      =k1・φ(e1)+k2・φ(e2)+・・・+kn・φ(en)      =k1・v1+k2・v2+・・・+kn・vn に写ります。φが全単射であることの証明はやたらと長いだけなので、後は書きません。

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