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「ノアの箱舟」は実話ですか?
純粋にアカデミックな質問としてお尋ねします。 かつて聖書に描かれるような大洪水は本当にあったのでしょうか? 「聖書」は、あくまでアカデミックな立場から見ると、人類の歴史とのつじつまは本当に合うのでしょうか?出版物などでは興味をそそるために、あまりにも「本当に合った!」という意見に傾くので、少し懐疑的にお尋ねしてみたいと思いました。
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洪水は確実にありましたが 聖書に書かれているのが いったい”どの”洪水のことなのかは不明で ノアの箱舟に乗った生き物以外が 死滅したという事実は”ない”ので 実話でないことも確かです。 せいぜい”寓話”のモデルとなった 歴史的事実があるのでは?という程度です。 ちなみにですが、 世の中に聖書の出来事が史実であるとして 真偽を必死に調べてる人がかなりいるのが 我々、非キリスト教徒にとっては不思議だと思いますが 要するに、聖書に書かれた不思議な出来事が史実なら きっと神についての話も事実に違いないと思いたいからなんです。 だから彼らは聖書は歴史書であると主張したいわけ。 ただの信仰なんです。 でも一部が真実でも、他の部分が全部嘘ではないという証明にならないのは 明らかですよね。 しかも失礼ながら、一部を信じさせて全部を真実と思わせるのは 古典的な詐欺の手口なんです。 カトリックなんか疑問を持つなと教えてるし、 真実の究明とは宗教にとって手品の種明かしに近い禁じ手なんです。 実際、初期のキリスト教の聖人、12使徒の何人かは 事実なら何らかのトリックを使ったとしか思えないような ”奇跡”という名のマジックを見せて人々の信仰を勝ち取っています。 つじつまは合うか、という質問ですが 合わせることは可能ですが、宗教家の解釈は事実とは大きくことなることがしばしばです。 例えば、古代エジプトについて長く奴隷が虐待されてピラミッドを 造っていたかのうように思われていましたが あれは完全に出エジプト記の嘘と曲解によるものです。 歴史家・考古学者は全く違う真実の一端を明らかにしますから 何にしても簡単に鵜呑みにしないことですね。
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- aburakuni
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トルコのアララト山の上に、太古の船の残骸が在るという話があります(昔から)。 雨が降り続いて洪水になった、しかも全てが水に覆われたと言うのは考えにくいのですが、隕石の大洋への落下・極転移・大陸移動などの発生により巨大な津波が発生した事はありえます。 シベリアのマンモスの氷漬けも、胃に草が入っているため、突発的な異変の結果と言われています。 人類発生からの歴史の中で起きたその様な異変が、様々な宗教説話の中に含まれており、各地にある洪水神話もその一つだという事は、かねてから「トンでも本」から「学説」に至るまで述べられています。 神話は一から十まで創作と言う事は少なく、何らかの事実が変性して現在の形になったものが殆どと言う事はできます。
お礼
新たな説を御紹介頂きありがとうございます。 単なる洪水を誇張して述べたのか、地球規模の大異変、それに伴う大津波を伝えたものなのか…。 興味深いお話、ありがとうございます。
- HeavensCat
- ベストアンサー率27% (30/111)
進化論と創造論の話を想像してしまいますね。 どちらも仮設ですが創造論の方が私的には好きですね。 アカデミックかどうかは判りませんが、化石とか石油とか瞬間的に超高圧がかかったと思われる遺物が出来たメカニズムとして大洪水を想定すると私は理解しやすい気がします。 進化論的にただ時間が長ければ化石や石油ができるのか大いに疑問ではあります。 普通は化石になる前に腐ってしまいますよね。
お礼
化石と石油の話は初耳です。 あとで調べておきますね。 私の質問は箱舟に乗った生き物だけが生き残った点に関して「進化論」と深い結びつきがあるようです。科学的に見て進化論に矛盾することがあり、それが「箱舟」の実在に繋がる有力な手がかりになるのなら大いに興味があります。 まずは御意見ありがとうございます。
- old98best
- ベストアンサー率36% (1050/2908)
ある程度は、史実に基づいているようです。 ただし、あくまでも地球的に見れば限定地域での話です。 アフリカの黒人や揚子江流域の中国人などがノアの子孫のはずがありません。 東アジアや南アフリカではノアの洪水とは無関係だったし、 東ヨーロッパや近東でもノア以外の人たちが全員死んだわけでもないようです。 現在の信頼できる(宗教的に中立な)歴史書でも、 「ナザレのイエスという人が宗教活動を始める(キリスト教く始まり)」とかかれているくらいですから、 聖書に書かれている事が全部嘘・創作という事でもないでしょう。 ただ、誇張はあるとおもいます。
お礼
聖書の世界観は大きいけれど、それを書いた人々はやはり世界の中の限定された地域において、それを考えたと思われますね。 御意見ありがとうございます。
- pasocom
- ベストアンサー率41% (3584/8637)
「人間は神様が粘土をこねて作った」などというお話はあくまでも神話であって「アカデミックな立場」では作り事と一蹴されることでしょう。 「ノアの箱船」に話を限定しても、かつて大洪水があったかもしれませんが、地上がすべて海になるほどの量の雨が降るなど考えられないことです。 また、それに備えて「すべての動物を!1ペアづつ集めて」船に乗せるなどということが出来ようはずがありません。 アメリカのナントカ教徒みたいに「進化論」を全く否定するなら話は別ですが、タスマニアやマダガスカルにいる希少動物のことを考えてもそんな話が「うそっぱち」であることは明白です。
お礼
力強い御意見ありがとうございます。 反論できませんね。
- takuwan500
- ベストアンサー率12% (7/58)
ダーウィンの進化論も嘘ですw アメリカでは、半数以上がそう考えてます。 宗教は現実も歪めてしまう。 世界を覆うほどの大洪水はまずありえないが、一部の地域を飲み込む洪水の話しを大きくしたというのはありえると思います。
お礼
御意見ありがとうございます。 「宗教は現実も歪めてしまう」の一例としてダーウィンの進化論が出てくるのは不思議です。進化論はむしろ聖書と対立する立場だと思うのですが、日本の教育しか受けていない私にはアメリカの半数以上の考えがわかりません。 洪水の話を誇張しすぎというのは納得できます。
補足
申し訳ありません、上の御意見は「創造論」のことを批判されているのですね。「進化論は嘘」というのが御本人の主張かと思ってしまいました。 下の「回答へのお礼」は私が勘違いして書いたものです。気にしないで下さい。すみません。
なんでも”トルコのどっかの山にそれらしき残骸がある”ということです。 ですが、聖書のは”誇張しすぎ”です。 仮にあったとして、せいぜい”話の舞台(メソポタミア?)周辺のローカル規模での洪水”です。 なお、先に書いた残骸ですが国家間紛争(対ソ連・ロシア)の影響で近づくのも困難なためまったく進んでいないようです。
お礼
興味深いですね。 願わくば、最新の探査、研究をして頂きたいものです。 情報ありがとうございます。
お礼
御意見ありがとうございます。 事実関係がはっきりしてきたように思います。 信者の方には「信じたくない」ことかも知れませんが、caesar-x2さんがおっしゃる事は、まっとうな御意見だと思いました。