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ノアの方舟に出てくる「生贄」とは?
こんにちは。 ノアの方舟に出てくる、「生贄」とは具体的になんのことですか? 「焼き尽くす生け贄」を神にささげることで、もう洪水はおこさないということを神に誓わせるというような内容だったと思いますが・・・。分かる方、もしくは心当たりのある方、教えてください!
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No.3です。 すいません。 エボラウイルスですた。 失礼しました。 >焼き尽くすって意味が唐突でわけわからなかったのですが 私が首をかしげたのは、 <なんで清いものをわざわざ穢れを清める儀式に使ったのか?> だったんです。 私の考えでは、穢れを清めるために、炎で焼き尽くすってことだと思っていたから。 イエスも「この地に火を放つためにやってきた。 すでに火が放たれて浄化されていたら、どんなによかったか」って言ったように、穢れを清めるため ってのが炎の役割だと思ってました。 だから、謎なんです。 で、もうひとつ、捧げものの例を思い出しました。 カインとアベル。 カインは作物が取れて最初のものを奉納し、アベルは家畜を育てて最初に生まれたヤギだったか羊だったか忘れましたが、それを奉納した。 ということからして、自分にとって一番大事なものを、神に捧げるって風習があったようなんですね。 で、アブラハムは自分の初子を神に捧げるために、イサクに自らを燃やす薪を背負わせて山に登ったんですね。 イサクは今から父親によって殺されるとも知らず、ついていった。 アブラハムは一番大事な長男を、神に捧げるために、これから丸こげにするという使命を帯びていたが、「はぁぁぁ」と苦しんだと思います。 しかし、神様に忠誠を誓わないと、自分が不幸になる。 神が一番大事と証明するために、息子には死んでもらわにゃあ ならん と。 でもつらい。 で、殺すしかないと覚悟して、殺そうとしたその瞬間。 メェェェェ。 ヤギだったかが出てきて、これは神様が息子の身代わりにこの動物を捧げてよいってことだ とアブラハムは解釈して、そのヤギを丸こげにして神に捧げた。 これ以降、人身御供は無くなった。 という話なんですが、、、、 で、<ベルと竜>って話があり、毎日神様に捧げものとして動物が奉納されていたのですが、ダニエルは、神様は毎日そんなに大量の肉を食うはずが無いと思った。 実際は捧げられた動物は焼き尽くされずに、聖職者が調理して食ってた。 イエスが神殿で、両替商の机をひっくりかえして大暴れしたってのも、同じ話じゃないか と。 「お前ら焼き尽くさないで、料理してくっとるがな。神への奉納品をちょろまかしている盗人」って。 ということで、、、植物と動物。 カインは神がアベルの方の奉納を受け取ったのに嫉妬して、アベルを殺害したってなってますが、ノアの話になると、両方捧げたってなっていますね。 日本でも、秋のお祭りって、神様に収穫を感謝して、取れた最初の作物を奉納するって風習だったような。 地方によっては奉納された作物を、食べないで燃やすかも。
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- 成る丸(@Narumaru17)
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こんにちは、No4です。 犠牲に捧げられた動物は食べるべきなのか、焼きつくして灰にしてしまうのか? という疑問に答えていない事に気がつきました。根拠となる聖書の出展も示しつつ、 ある、逸話を紹介する事でそれに答えようと思います。 ある日のことでした、 モーせさんが神様から教えられた調理方法(犠牲の方法)を兄アロンに教えたのですが、、、何があったか、、それは、後世には「主の火で焼き滅ぼされた」だとか、「異火のたたり」としか伝わっていないのですが、 兎に角、火の不始末でアロンさんの息子が焼け死ぬという自体が起きました。 あまりの衝撃に、、食事当番のアロンさんはその日の調理中についつい落ち込みのあまり、ボーとしたのか、『ヤギを焼き尽くしてしまう』という『大事件』を起こしてしまいました。 にも拘わらずアロンは、悲しみのあまりまだボーゼンとしていました。 『食事はまだか~!」 と調理場にやってきたモーセ、真っ黒になっているヤギをみてビックリ! アロンに怒ります! 『食べ物を粗末にしちゃアカン!』と。 アロンは、「だって落ち込んでたんだもん。」と弁解すると、 「だったら、しょうがないね!」と、モーセ。 これが後々まで語り継がれる、『モーセの優しさ』を垣間見る瞬間です。 レビ記10章より。 (オンラインで読めます http://bible.monochro.com/index/ でレビ記を選んでください。) 中には、食べない犠牲も在ったでしょうが、殆どが食べるようです。 聖職者だけでなく、一般人も一旦犠牲として捧げた動物を食べたんですよ。 日々の食料用の犠牲の捧げ方、またその時の聖職者(調理師)の分け前と、動物の持ち主の分け前についても詳しくは、レビ記と申命記を読破すれば分かります。 特に○○の部分は聖職者が食べるだとか決まっているのですが、悪徳聖職者となると、一番美味しい○○の部分をツイツイちょろまかして残りを持ち主に渡したんだよ、、、等等、、、色々な逸話が有ります。 そこら辺は、古代ギリシア人がギリシア神話の神々に祈りを捧げながらう牛を焼いて食べたのと何ら変わりありません。 ただ、違いと言えば、『ギリシア人は牛を焼くときに麦を振りかけた』けど、聖書には麦をふりかけなきゃダメって記載はありません。 現代では、『動物は食べ物』という常識があり、何のためらいもなく『肉』を我々が食べていますが、昔の人は、動物一つ屠殺して食べるのに、神様に感謝したり、清めたり、色々したようです。 これは、ユダヤ・キリスト教に拘わらず、古代宗教ではどこでもそんなもんだんじゃないでしょうか? だって、生き物を殺して食べるんですから、それなりの大義名分が必要です。 犠牲だとか、の話になると残酷だとか、野蛮だとか言う人がいますが、 古代人はせめて、親子の卵と鶏肉は一緒に食べない、親の牛乳と子牛の肉は一緒に食べないとある程度の親愛の情がありました。 『動物を何のためらいも無く食べている現代の方が野蛮だろ!』と私は思います。 だから何にも、おかしな話じゃないんですよ、ノアが『焼き鳥と焼肉』を食べたのは! ご参考までに
お礼
ありがとうございます! お礼が遅くなってスミマセン。 >古代人はせめて、親子の卵と鶏肉は一緒に食べない、親の牛乳と子牛の肉は一緒に食べないとある程度の親愛の情がありました。 ・・・そうなんですか!それも初耳でした。 >生き物を殺して食べるんですから、それなりの大義名分が必要です。 ・・なるほどです!それによる儀式がいろんな形になって後世まで語り継がれているわけですね。今は、お肉を食べたからといっていちいち語り継がれるほどのことはないですもんね。。 参考になりました!
済みません。 「ノアの箱船」の話と「生け贄」が繋がらないのですが。 何度聖書を読み返しても判りません。 人々が主から離れ、生け贄も捧げなくなった、と云った件ででしょうか。 申し訳ありませんが、具体的に示して戴けませんか。
お礼
オネガイシマス
- 成る丸(@Narumaru17)
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こんにちは、『生贄』という言葉は確かにグロいイメージがありますね。 私は無宗教にして、無作法なので、思ったままに堂々と書きますと、、 要するにこれは、動物を神様の決めた方法に従って、『調理』して『食べた』ということです。 われわれ一般人も肉を食べますが。 肉を食べる時にわざわざ、儀式は行いません。 しかし、昔の人は動物を殺して調理する時に、色々と神様に感謝したりして、しきたりに従って『調理』したということです。 創世記の8章20節によれば、清い獣と清い鳥をノア達が食べたようです。 清いというのは、神様が食べて良い動物と決めた動物や鳥という意味です。 もちろん食べる時には火を使いました。 詳しい調理方法は、(ノアよりも後世の方法ですが、、) 短く手短に知りたい場合は、申命記の12章26~27節、レビ記19章の5~6節。 詳しい方法は、レビ記:1~3章、7章、等等、詳しく旧約聖書を調べれば、祭壇の作り方(釜戸の作り方)から、何から何まで、事細かく決まっていて、それに沿って肉を食べていたことが分かります。 人間食べないと死んでしまいます。(←これは常識ですが・・。) 生贄なんて難しく考える必要はありません。 「焼き尽くす生け贄」=祈りを捧げながら、ローストビーフでも食べた と考えてください。 ご参考までに
お礼
お礼が遅くなりスミマセンでした。 お肉を食べるときの儀式(調理)に対し、生贄をささげるという表現が使われていたのですね。現代の感覚と比較してかみくだいて説明していただけてありがたいです。
- kigurumi
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清い動物と鳥。 元ネタのギルガメッシュ叙事詩の方は、その部分の粘土板が欠損しているのか「・・・生贄を捧げた」ってなっていますね。 炎は清めの効果があるとされ、穢れたものを焼き尽くすということは、清めるという意味もあったようです。 エイズウイルスも、それに感染していたサルが生焼けだったことから、それを食べた人間が感染したんだったと思います。
お礼
>炎は清めの効果があるとされ、穢れたものを焼き尽くすということは、清めるという意味もあったようです ・・・なるほど!焼き尽くすって意味が唐突でわけわからなかったのですが、なぞがひとつ解けました!ありがとうございます。 ちなみにエイズウイルスの話は初耳です!!生焼けは怖いですね
- mmky
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「焼き尽くす生け贄」 普通に考えれば「血の生け贄」ではないということですね。動物は全てツガイでしか救っていないので動物の生け贄ではないということですね。おそらく小麦なんかの植物ということでしょう。
お礼
ありがとうございます! 植物かぁ・・・。生贄なんておどろおどろしい表現だったので、もっと悲しくてグロい逸話があるのかと思いました
お礼
ありがとうございます! すごいです!読みふけってしまいました。。 長男を生贄に捧げようとした話はびびりました。 いろんな話が語り継がれて面白いですよね!