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武士が切腹できたのは?
武士が切腹できたのは、どうしてでしょうか。自分が江戸時代に生まれていても、イザというときに切腹できたとは、考えにくいです。痛みに対して無頓着になれるような訓練のようなものがあるのでしょうか。
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質問者が選んだベストアンサー
武士の家の子供として生まれた人間の「心得」「定め」、武士の「たしなみ」として、幼い頃から父親によって叩き込まれてきたのです。 「いざという場合」それが「家名」を絶やさず、「家」を救い、家族を救うことにつながる事を、頭だけでなく、全身で覚えてきたのです。いえ、覚えさせられてきたのです。 大石内蔵助などの切腹は、ほとんど刀が腹に入るか入らないかの瞬間に、介錯人が背後から首を落として絶命させています。 しかし、戦の最後に自分の殿様が討たれてしまい、家来などが追い腹を切るような場合は、介錯人もおらず、自力で絶命するわけですから、それはそれは苦しかったと思います。 しかし、それが出来るだけの上下関係で結ばれた社会だったということです。
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- K-1
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ちなみに切腹時の介錯は首を切り落とすわけではありません。 切り落とすと断首刑になってしまうからです。 なので、皮一枚残して切り落とさないようにし、それでいて一撃で死なせるというのが介錯人の腕だそうです。
お礼
首の皮一枚、という慣用句がありますね。ありがとうございました。
- mojitto
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痛みに無頓着なわけではありません。 心理的には責任を取って自殺する人、親しい人を追って後追い自殺をする人に似た心理状態だと思います。 責任を取る例で言えば#5様の前半の回答に該当し、責任を感じ自ら切腹(訴追を逃れるため)or上司などに切腹を命じられるなどのケースがあるそうです。特に上司に命じられた場合は実質死刑に近いです。ただ体裁を保つために切腹+介錯ということにしていました。 ですから訓練する必要は全くありません。 責任を取って自ら切腹する場合や、殿様の後追い自殺は、現代でも行われている自殺の心理状態と大差がないと思います。 しかし、武士たるもの服毒や入水や首吊りでは家の恥を晒してしまう(格好悪い無様な死に方)上に他殺の可能性がある(万が一他殺と判断されたら、あだ討ちをしないと家督相続は認められない)ので、誰がどう見ても自らの誇りをかけた自殺とわかるように切腹をします。 つまり選択肢はこれしかないと教育されてきているのです。 とはいえ相当な覚悟であったことは想像に難くないですね。
お礼
教育の力というのは恐ろしいですね。有難うございました。
- dereku
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他の方も言われているように介錯人が首を撥ねていました。切腹だけですと腹に刃を当てただけで躊躇したり刺した時点で痛みでのたうち回るためです。介錯人も腕に憶えの無い者はやりませんでした。急所を外すと一回で切り落とせないためです。首を落とさないでも急所を外せば痛みだけがあるだけです。庶民に斬首刑が行なわれて何度も切ったという記録も残されています。
お礼
介錯が非常に難しいというのは聞いたことがあります。ありがとうございました。
- gutugutu
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ほとんどが介錯人が切腹と同時に首を跳ねたらしいです。 つまり武士としての体面を尊重してはやってわやるけど、結局は斬首刑なんです。人間は武士といえどもそんな立派な人はいないのではないでしょうか?
お礼
ドラマでは結構時間かけてますね。有難うございました。
- ZRT
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切腹でき無い者の為に、介錯人が付いて首を切っていました!
お礼
有難うございます。面白いURLがあるのですね。
切腹って、死ぬまで自分でお腹を切り続けてるわけじゃなく、介錯って、切腹した人の首を切る役の人がいます。
お礼
ご回答有難うございます。それでも、切腹って、すごいと思います。
- ekusuoy
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昔と比べて今の儀式が緩いからでは?
お礼
さっそくのご回答有難うございました。
お礼
回答ありがとうございます。やはり、封建時代の武士の心理は、想像できません。