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光硬化について
リソグラフィ法のネガ型を用いた光硬化実験としてスライドガラスにポリエチレングリコールジメタクリレートと2-ヒドロキシ-2-メチル-1-フェニルプロパノンの混合液を塗り、レリーフ像を描いたマスクを被せたものとマスク自体を被せなかったものの2種類に蛍光灯の蛍光塗料を除いたランプで30分間紫外線を照射しました。 マスクを被せた方ではレリーフ像の部分で光重合を起こして硬化したのですがマスクを被せなかった方では光が当たったのにもかかわらずまったく重合していませんでした。文献などでも調べたのですがなぜ重合しないのかが分かりません。どなたか分かる方よろしくお願いします。
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おそらく空気中の酸素が光開始剤によって発生したラジカルをトラップしたため、硬化反応が進まなかったのだと思われます。 窒素置換した容器内で反応させたり、フィルムなどを表面に被せたりすると酸素が遮断されるため重合が進むはずです。
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noname#210617
回答No.1
マスクをかぶせた方では、光があたった部分は光重合を起こして硬化し、光があたらなかった部分は硬化しなかったのですから、実験の目的は果たせていますね。 では、光があたったのに硬化しなかったというほうは 混合液が塗布されていなかったか、紫外光があたらなかったとしか考えられませんね。 紫外光があたらないのは、裏返しにおいたか、スライドガラスを被せたかでガラスにさえぎられてしまったのではないでしょうか。 不審があればもう一度実験してみましょう。
お礼
ありがとうございます。酸素による影響であっていました。